TENET テネット

TENET
脚本・監督 クリストファー・ノーラン
出演 ジョン・デヴィッド・ワシントン  ロバート・パティンソン  エリザベス・デビッキ  ケネス・ブラナー
撮影 ホイテ・ヴァン・ホイテマ
音楽 ルドウィグ・ゴランソン
2019年 アメリカ・イギリス作品 151分
好き度☆☆


「テネット」だか「トッテネ」だか知らないが、ワケわからなくて面白くなくて(面白いならいいが)これ解る?って監督の鼻持ちならなさが私には嫌いな映画。

…とツイートしたね。

なんだか話題になっているなあ、ああ、こういうのだと気に入らないかも、と思いながらも、好奇心(大事なことではある)で観てしまった!
映画館で、たったひとり。平日の昼間の郊外の映画館だとしても、ひとりは初めての気がする。
つまんないので、誰もいないのをいいことに、脚とか、からだを動かし気味にして、眠気が来ないようにしていた。
やっぱり失敗。わかりません。いや、だいぶ、わかることはあるけれど、全体的にわかりません。
何のためにやってるのか、とか基本がわからないところも多い。

そういう、(私にわからない)ものをつくる人は、ひとりよがりな俺様である、と、ひとりよがりに決めますので。クリストファー・ノーランは偉そうにしていて嫌い、ということになりました。過去の映画で良くても、過去の栄光です。

時間的に逆と普通が組み合わさって、そんな都合のいい話があるわけなかろうが。と思っておきます。
先にも書いたが、わからなくても、おもしろいのならいいが、つまらないし、絵的にも、なんのトキメキもない普通の景色で、つまらない。
しょーもない痴話げんかのクソ男にはむかつくし、早くどうにかしろよ、と。あれ、助けてんじゃねーよ!
…昔はメロメロドラマ・ヴァンパイア族だったロバート・パティンソンが、いつのまにか、これは、わりといいじゃん、と思えたくらいですかね、良かった点は。

あ、タイトルが、英語、その読みをカタカナに、の順で表記した、大嫌いなパターンでもあった。
著名作を、こきおろせるのは楽しい。(もちろん、狙ってやっているのではなくて、あくまでも、結果的に、だ。)




〔2020年9月25日(金) イオンシネマ 大井〕


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