ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

MISSION: IMPOSSIBLE - DEAD RECKONING - PART ONE
監督 クリストファー・マッカリ―
出演 トム・クルーズ  ヘイリー・アトウェル  レベッカ・ファーガソン  ヴァネッサ・カービー  ポム・クレメンティエフ  ヴィング・レイムス  サイモン・ペッグ  イーサイ・モラレス  ヘンリー・ツェニー
脚本 クリストファー・マッカリ―  エリック・ジェンドレセン
撮影 フレーザー・タガート
編集 エディ・ハミルトン
音楽 ローン・バルフ
2023年 アメリカ作品 163分
好き度☆☆☆☆★


面白すぎた! 3時間で、しかも前編? 杞憂だった。後編がこれ以上面白いなんて、できるのか、と心配になるほど。これつまんないという人は、映画見過ぎ(慣れ過ぎ)か、娯楽映画を分からない人では。

…と強気なポスト(いまはツイートといわないらしい)をしておいた。
「映画見過ぎ(慣れ過ぎ)」というのは実感で、今回私の場合は映画館でほとんど観ていない時期が長かったので、久しぶりに、わあ、こんなに楽しいものだったんだね!と感じたのが倍増していた感があったからだ。

これが、こうして、ああなって…とパズルの予想通りに進むシーンはあるかもしれない。列車が崖から落ちていくのを、どんどん前へ移動して助かろうとするところは好例ではある。
しかし、各車両ごとに、いろんなピンチを乗り越えていく工夫、つまり、とことん考えて、どうしても最高に面白くしたいと望む脚本がすごいのだ。その心意気が。そして、それを実際につくっていく。過去作よりも常に上を目指すのは、しんどいと思うけど、それをやっているのだから、なんの文句を言う必要があろうか、である。
(ただし、人の感性というのはそれぞれだから、「おもしろくはない」と感じる方がいてもしょうがないのは、厳然とした事実で、それを言ったら、ここまで語ってきたことが元も子もなくなる話だ。)




〔2023年8月6日(日) イオンシネマ 大井〕


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