ゴジラ-1.0

GODZILLA MINUS ONE
脚本・監督 山崎貴
出演 神木隆之介  浜辺美波  吉岡秀隆  山田裕貴  佐々木蔵之介  安藤サクラ  
撮影 柴崎幸三
編集 宮島竜治
音楽 佐藤直紀
2023年作品 125分
好き度☆☆☆★


終戦後近辺が舞台、船で戦う…その程度の予備知識で臨む、対ゴジラ観賞戦。

なんとなくネタばれしながらだが。
すぐにG様登場で、やんややんやの喝采(劇場は静まり返りつつ、心のうちだけで萌える燃える)。
こわいゴジラで、いいよね、基本だよね。

戦後復興が始まったばかりの東京にゴジラが来ちゃうアイデアは、せっかく希望をもって前進しはじめたところを無残にぶち壊す、いっそうの悲惨さを、もうちょっと出せたらよかったのでは、とも思う。

ゴジラにくわえられた電車の中で、宙づりになったり落っこちたりする浜辺美波。トム・クルーズの映画で最近観たぞ!? なシーンを軽めに踏襲(偶然か?)。海に落ちたとしても、相当のけがをしそうだが。

船を追いかけるが、追いつかない。ゴジラの泳ぎ以上のスピードが出る船でよかったよねというか、ゴジラ遅い

あの珍しい形の戦闘機、実戦には間に合わなかった震電を出してきましたね。高速で30ミリ機関砲をもち、なにより、隆之介くんの秘めた計画に好都合な、狭いところに突っ込みやすい?先細った形!

伊福部昭の、あのテーマが、終盤ようやく流れるのは胸熱。やはり、あのメロディで、ワクワクするのだよ。DNAのように刷り込まれているわけなのさ。
で、ラスト、いろいろ、いいほうに落ち着かせてくれて、個人的には嬉しい。
ゴジラは、これは、もう、つづく、ってことだねえ。アメリカでも、日本でも、か。




〔2023年11月18日(土) イオンシネマ 大井〕


映画感想/書くのは私だ へ        トップページへ