マリリン・モンロー 私の愛しかた

DREAM GIRL: THE MAKING OF MARILYN MONROE
監督 イアン・エアーズ
2022年 フランス作品 120分
好き度☆☆☆★


Xに書いておいたのは以下。生い立ちからスターになるまでが予想以上に詳しく、出演作を含めての一生は、とにかく押さえているから、彼女を知る概論としてはよい。原題はドリームガールで、私の愛しかた、ではない。

観たのは一週間前で、これを書いている現在、すでに上映回数は減っていると思うが…。
私自身、このマリリンのドキュメンタリー上映のことを知らなくて、おなじみの喫茶店のマスターから教えてもらった翌日に観にいったという、劇場公開映画へのアンテナ「張らず」まくりの最近である。
映画の製作年が2022年になっているので、少し「埋もれていた」んだねえ、などという感慨が…。

もっとも驚いたのは、彼女はマフィアに殺されたとしているところだ。映画ではなんだか、さらっと流された感じがしたが、パンフレットを見ると、監督とプロデューサーは、もう少し詳しく話している。

これまで、彼女について書かれた本や、いろんな同種のドキュメンタリー的作品を見てきた自分としては、(当然ではあろうけれど)目新しい話はそうそうないが、はじめて見る映像なども、ところどころにきっとあったとは思う。
出演作品も、端役時代のものも、映像つきとは限らないが、ほとんどは紹介された気はする。

来年の6月1日に、100歳の誕生日を迎える彼女である。
今回の映画で多少の刺激を起こしてもらって、来年には、どうか、なにかのイベントで盛り上げてほしいものだ。




〔2025年6月8日(日) ヒューマントラストシネマ有楽町〕


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