1984年11月21日、映画「生徒諸君!」のヒット祈願を明治神宮で。
ダルマに片目を入れる(もう片方は渋谷東急での公開初日舞台あいさつで)。
「大切な思い出のアルバムみたいな映画になりました。初めて主演した大切な映画ですので、ぜひ観てください」

夏からのコンサートは、秋に入って本数は少なくなっているが、11月25日まで継続。


12月5日、ベストアルバム「Celebration」が発売。



オリコン・チャートでは週間4位、85年度17位。
1曲目に新しく「Celebration」 (作詞:田代マサシ/作曲:鈴木雅之/編曲:鈴木雅之)を収録し、そのあとは、シングル盤のA面をデビュー曲「私の16才」から「ヤマトナデシコ七変化」まで順番に11曲、計12曲の構成。
1曲目の「Celebration」は、ひとつの曲というよりは、オープニング、導入部的な役割になっている。


12月21日、13枚目のシングル「The Stardust Memory」が発売。



「The Stardust Memory」
作詞:高見沢 俊彦、高橋 研/作曲:高見沢 俊彦/編曲:井上 鑑

12月22日公開の映画「生徒諸君!」の主題歌でもある。
前奏から、もう、胸キュン(死語か)。
キョン(キョン)でキュン。
シングル盤で、こういうふうにキュン(しつこい)とさせる曲は初めてかもしれない。
時がたって、振り返る思い出も深くなって、その思いは、なおさらなのかもしれない。
さわやかさとともに、心に染み入ってくる切なさみたいなものがどこかに含まれているのだよね。シンプルで素晴らしい。へたをすると、泣けてきさえする。
間奏などの編曲のよさで、なおさらグッとくるんだろうなあ。
アルフィーの高見沢さんがつくってくれた!? というのも、うれしいことだった。
オリコン・チャートでは週間1位、月間1位、85年度14位。「ザ・ベストテン」「ザ・トップテン」でも1位をとっている。(ウィキペディアによる)


B面は、「涙のMyロンリーBoy」
作詞:高見沢 俊彦、高橋 研/作曲:高見沢 俊彦/編曲:井上 鑑

曲の制作陣は同じだが、A面と変わって、こちらは、スローな曲調で味がある。
いままで何度も書いてきている「裏返りボイス」は健在(?)。これほど、いろんな曲で聞けるとなると、やはり、自然に、なるのだろうね。


参考:「小泉今日子 歌の全曲集(第11版)」、「スポニチ秘蔵アイドル全集 小泉今日子」、ウィキペディア 小泉今日子

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