1982年10月から、TBS木曜19時からの30分番組「パリンコ学園No.1」に出演。(1983年3月まで。)
松本伊代、小泉今日子、堀ちえみ、ジャニーズ少年隊、山田邦子、コント赤信号という豪華なメンバーで、コントと歌(自分の持ち歌も、そうでない歌も)を、にぎやかにお茶の間に送り込んでいた。

どこかから拾ってきた写真を載せさせていただきます。



途中から見始めたので、はじめのほうは見ていなくて残念。

DVDで発売してほしいけど、まさか今頃、売るわけはないし、全部を録画していた方がいないかなあと、夢のようなことを思う私であった。どなたか持っていましたら、ご連絡を!

伊代、今日子、ちえみの三人娘が、いっしょに歌っているだけでも、すごい。ういういしい(たどたどしい)キョンキョンの姿が懐かしいのだ。



コントでは、コント赤信号の石井(ラサール石井)さんが、娘役のちえみちゃんの振る舞いに対して「けなげだ〜」といって泣き崩れるのが、いつもの定番ギャグで面白かった。
また見たいなあ〜。



11月30日には、近代映画社から、「近代映画 ハロー 小泉今日子特集号」が発売。
これは読んだと思うけど、いまは持っていないんじゃないかな?



そして、キョンキョンのセカンド・アルバムが、1982年12月16日に発売される。
「詩色の季節」。(うたいろのとき)と読む。

2007年に発売された、復刻プラスアルファ・アルバム「詩色の季節+1」に載った解説文によれば、「すごくおとなしい子と思われていた頃」の「半分コンセプト・アルバム」。
B面(当時はレコードだったから、A面、B面があった)の5曲すべてが同じ作詞者で、5曲通して、ひとつのストーリーになっているのだ。
その作詞者は、キョンキョンのデビュー時にイメージ・イラストを描いた、漫画家の大山和栄さん。歌詞カードには、彼女の描いたイラストが何点か掲載されている。

「すごく乙女チックな、メルヘン的な曲が多い」と小泉さん。

2曲目のシングルになった「素敵なラブリーボーイ」 の作曲者、穂口雄右さんの曲も3曲ある。



1.ひとり街角
作詞:三浦 徳子 、作曲:馬飼野 康二、編曲:竜崎孝路
ファースト・アルバムに続いて、シングル曲を1曲目に持ってきた。
この曲については、シングル「ひとり街角」 キョン2ディスコグラフィ(4)を参照。

2.白い秋桜(しろいこすもす)
作詞:荒木 とよひさ、作曲・編曲:穂口 雄右
ポップで、かわいい曲。白いコスモスが、あなたのために咲いてみたいと。コスモスは、もちろん自分のことですね。「…よ」と音程があがるところが、かわいい。好きな曲。

3.林檎のきもち
作詞:鈴木 隆子 / 作曲・編曲:穂口 雄右
ちょっとスリリング(?)な前奏から。リンゴの気持ちを感じてほしい! リンゴは、もちろん自分のことですね。

4.テレフォン・デート
作詞:荒木 とよひさ、作曲・編曲:穂口 雄右
アップテンポなラブソング。ものすごく、かわいらしく歌うところがある。かわいすぎる!

5.オリーブの髪かざり
作詞:荒木 とよひさ、作曲:鈴木 キサブロー、編曲:萩田 光雄
好きだけど何も言えない。オリーブの髪飾りをあなたの手で私につけて。シャッシャカ、シャッシャカと左から右に流れていく楽器(?)の音が、あまり気に入らない。

6.詩色の季節の中(うたいろのときのなか)
作詞:大山 和栄、作曲:たきの えいじ、編曲:荻田 光雄
いつかめぐり合える、赤い糸で結ばれた人。彼氏をもつ夢にあふれた気分。

7.独り遊戯(ひとりあそび)
作詞:大山 和栄、作曲・編曲:萩田 光雄
スローで暗いけど、それもまた、よし。ひとりあそびしてるけど、追いかけてほしい私なのです。彼氏見っけ?

8.涙のびんづめ
作詞:大山 和栄、作曲:鈴木 キサブロー、編曲:荻田 光雄
好きな人を隠し撮りするの…おいおい! 片思い状態? 手紙を書いても出せない。せつなくて好きな曲。

9.愛色めっせーじ
作詞:大山 和栄、補作詩:森雪之丞、作曲・編曲:萩田 光雄
歌なし、セリフだけ! ユニークで面白い。好きになった人には特別な女の子がいるらしい? ハートブレイクかあ…。悲しいね。

10.Please Love Me
作詞:大山 和栄、作曲:三木 たかし、編曲:萩田 光雄
アップテンポで明るい。彼氏がアイ・ラヴ・ユーって言ってくれた! ライヴのときは、キョンキョンが歌った言葉を、みんなで繰り返すところも!

(6.〜10.は、ミニ・ストーリー「愛色めっせーじ」。構成:大山 和栄)


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参考:「詩色の季節+1」、「小泉今日子 歌の全曲集 第11版」




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