事故は多くの場合、予期せぬ意外な状況が幾つか加わる事により偶発的起きるが、 中には必然的とも思われるような初歩的原因によることもある。以下の例を参考に事 故の無いよう安全第一で作業をしたい。

●極度の疲労・・・判断力が鈍る
●暑さ、寒さ・・・・頭がボーとしている、手先が思うように動かない
●床を滑る
●床の材につまずく
●締め付けた筈のナット、クランプ、ネジが緩んだ。
●振動により、上から材が落ちてきた  
●自分の技術に対する過信・・・安全かどうか考えもせずしてしまう
●貧血、急性心不全、軽い脳梗塞等の病気
●勘違い・・・・刃が止まっていると思いこむ、切削方向の勘違い
●回転数の間違い・・・・・小さな刃に交換したのに、回転数を上げずに作業しようとした、又はその逆 (刃物は、常に周速を一定に保つ)
●他人の身体に接触
●刃物交換中に電話・・・・電話が終わって、うっかりスイッチオンで刃物が飛び出す
●風・・・・・が吹いて髪がボール盤に巻き付く
●突然の地震・・・・?
●くしゃみをしたとき目をつぶり、手が動いた。
●ヒラヒラのシャツの裾が、ボタンの無い手首の襟が、機械に巻き付く