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             写真をプリンタで印刷したことありますか?  
              印刷して、「あれっ!」 
              って思ったことはありませんか? 
            だいたい同じじゃんと思う方は、すでにディスプレイのキャリブレーションとプリンタドライバの設定がうまくいっている人ですね(^^)。 
            そもそも、ディスプレイ上の色と、プリンタの出す色を、完全一致させるのは難しいことです。特に鮮やかな青、緑などは理論的に同じにならないのです。 
            なぜか? 
              プリンタにはディスプレイで表示されている全てを表示することは不可能なんです。 
            逆にプリンタで印刷できるのに、ディスプレイに表示できないなんて色もあります。 
            そうは言っても、色合わせは写真をプリンタで出す人にとって、やっぱり重要なことですよね。そんな方のために、画面の色と、プリンタの印刷の色をできるだけ近づける技術があります。 
            それがカラーマネージメントと呼ばれる技術です。 
            AppleのMacintoshにはColorSyncと呼ばれるカラーマネージメントシステム(CMS)が搭載されていることは有名です。一方のWindows 
              98や2000にもICMと呼ばれるCMSが搭載されています。 
             
            カラーマネージメントシステムは、おおよそ次のようなことをやります。 
              
              
              
            そこで、ICMでは、ICCプロファイルなるものを使って、 
              ディスプレイやプリンタがどんな色を表示できるのかを 
              調べます。 
             
            このプロファイルは通常、メーカが用意します。  
              
              
            CMSは、それぞれのデバイスの色を、ICCプロファイルを参照しながら、 
              CIE LABという、全国共通のカラースペースに変換します。 
              
              
            もちろん、ディスプレイと、プリンタではが違うので 
              同じ色が表示できるとは限りませんが、 同じ色にならない場合でも 
              いろんな工夫をして、人間の目にはそれほど違いがわからないように色合わせを 
              してくれます。  
               
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