風と木の詩  ジルベールのレクイエム
日本コロムビア(CX-7167)  1984年7月21日発売  \2,500  カセット同時発売(CAY-680) 
予約特典/ポスター
収録曲 SIDE-1 1.アヴェ・マリア 作曲・C.グノー/J.S.バッハ
2.夢からなかば醒めかけて 作曲・東海林修
3.小鳥は雪でできている 作曲・東海林修
4.旅へのいざない 作曲・東海林修
SIDE-2 1.いざまさに夢の波間に 作曲・東海林修
2.夢(シメール) 作曲・東海林修
3.恋の組紐 作曲・東海林修
4.僕の天使よ願わくは… 作曲・東海林修
5.アヴェ・マリア 作曲・C.グノー/J.S.バッハ
■シンセサイザー/東海林修   
「風と木の詩」のイメージアルバムとしては3枚目となるアルバム(カップリングLPを含む)。
「風と木の詩」連載終了3ヶ月後にリリースされたもので、タイトルが示すように、ジルベールの死を悼む鎮魂曲となっている。このようなタイプのアルバムが出ることは前例が無く、それだけジルベールの死に対する反響の大きさを物語っている。
作者(竹宮恵子)の意向により、アルバムの最初と最後の曲にバッハ/グノーの「アヴェ・マリア」を配している。全ての曲のタイトルも竹宮恵子によるもの。派手さはなく、全体に静かなレクイエムにふさわしい仕上がりとなっている。
見開き4Pのライナー・ノーツ付き。カラーイラスト6点に、作品解説「ジルベールのレクイエム」(竹宮恵子)および曲目解説「イメージを音にする」(東海林修)、「あとがき」(東海林修)を掲載。
ジャケットは、寮の部屋の窓辺に佇むセルジュとジルベール、裏ジャケットは、ジルベールの横顔とセルジュの指を握るジルベールの手のアップ、傍らに幼年時代のジルベール。ともに描き下ろし。予約特典のポスターはプチフラワー掲載の扉絵('81.初夏の号)