+++ 大阪公演・初日 梅田コマ劇場(2005年1月8日・夜の部) +++

事情があって(友達の結婚式ですから^^;)どうしても帝劇の千秋楽に行けなかったわたし。車窓からの雪景色を見ながら切な〜い気持ちになっていたのが、昨日のことのように思い出されます。というわけで、来ちゃったのです、梅田コマ劇場。やったー!(勝手に盛り上がっています)。

帝劇の千秋楽は見ていないので比べられないのですが、これまで見た3回の公演より、さらにパワーアップしていました!いままで観た中で一番でした(←でも見るたび、こう思っているような)。出演者の皆さんの熱気あふれる演技には、ただただ、もう、圧倒されました。回数を重ねるごとに、熱演度は増すばかりのようです。上川さんは高橋さんの顔の上に滝のような涙をこぼされていました。ポロポロと音が聞こえてきそうな位。中川くんも泣いていましたね。とても演じているようには見えず、舞台の上には四郎とシローの2人が、いままさに”存在している”、そんな風に感じました。観ていて本当に切なくなりました。こちらも涙は止まりませんでした。ラストの中川君の最後のバラードは神懸かって聞こえて鳥肌が立ちました。

アドリブは全て大阪バージョンになっていて、例の牢獄の中のシーンでは、甚兵衛さんは「ロビーの探索」に行っていました。梅田コマ、初日ですからね(笑)。マツの「みんな、たいへんよ!甚兵衛さんが×××!」というシーンでは、「なんば花月」に行っていたようです(笑)。みなさんのセリフ、微妙に大阪弁でした。
伊豆守と十兵衛のシーンでは、伊豆守がややセリフに詰まってしまって、しばしシーンと間が空いた瞬間があったのですが、十兵衛が「殿の番です。みんな私の番だと思っておりますっ!!」と会場の爆笑を誘っておりました(これはたぶん初日だったと記憶しているのですが、もしかすると2日目だったかも?)。
他にももっとアドリブ満載だったのですが、覚えきれなかった!大楽の時みたいにちゃんとメモしておくんでした。

カーテンコールでは上川さんのご挨拶がありました。最初のカーテンコールが通常のカーテンコール、2度目がお決まりの「光を我らに」でしたので(この時、上川さんはお正月飾りを持って登場しました。初詣に行くとよく売っている木の枝に丸いお餅や縁起物の飾りがたくさんついているやつです)、3度目のカーテンコールだったと思います。「無事、大阪の初日の幕が開きました。皆様、明けましておめでとうございます!」と言ったあと、上川さんの音頭で1/7が誕生日だという高橋由美子さんと、同じく1月が誕生日の山本カナコさんのためにお誕生祝いを行うことに。さらに上川さん「他に1月生まれの人はいませんか?今のうちですよ!」とキャストに募ると、江守さんのバースディが1月下旬であることが判明。上川さん「そういう人が1人いないと面白くないんですよ!」と、遠慮がちな江守さんもステージの前に押し出され、3人のためのお誕生祝いが行われました。大きなバースデイケーキが用意され、観客も含めた全員で♪Happy Birthday♪を歌いました。上川さんは「僕の合図で”おめでとう”、とご唱和下さい」と言ったのですが、上川さんが合図をしたところ、バンドの方たちが曲を初めてしまったため、全員での合唱となりました(ここで上川さんズッコけました)。もちろん当人たちには知らされていなかったので、高橋さんは「こんなの聞いてへん(確か大阪弁でした)」と言いながら泣き出してしまいました。笑顔の上川さんはそれに大阪弁で返してました、確か。この後1〜2回2人のSHIROHのカーテンコールがあり、アッキーの恒例投げkissもありました。

とってもアットホームな雰囲気で初日の幕は開いたのでした☆

余談ですが、公式GOODSはトートバッグもTシャツも売っていませんでした。帝劇で売り切れたものは最初からナシ(大阪のファンの方が可哀想!)。パンフ、クリアファイル、携帯ストラップはありました。原作のサイン本も帝劇で売り切れたらしく、こちらは注文販売を受け付けていました。
で、なんと、帝劇で予約を受け付けていたLIVE CDがもう発売されていたのです!!1月下旬発売と聞いていたので、凄い早業です。予約したくせに、待ちきれずに買ってしまいました。いいです1枚は永久保存盤にするから!

せっかく大阪まで来たんだし、もう新幹(感じゃなくて)線はないので、2日目の昼の部も観ることにしたわたしです。ふふっ。