●旅行三日目
午前5時には起床。
けっこうきつめのスケジュールの中、我ながら早起きだと自画自賛。
そして始まるイベント消化の旅(爆)
三日目は樹、玉ちゃん、冬ちゃん、由美さんとすべてのイベントを網羅したフルコースです。
(やること薄っぺらですが…)
昨日の夜、摩周湖から帰る車の中で朝食は釧路で食べようと決まった。計画性の無さ炸裂です。
橘くんを起こし、そそくさと撤収作業に取りかかる。フライシートに夜露が結構ついておりそのままテントを梱包するのは無理だが今日の宿泊は
札幌のホテルになるので、そこで干せばいいや、とばかりに簡単に折りたたむだけで車に収納する。
手荷物の整理も同様にホテルでする事に決め、おおざっぱに詰め込むだけ詰め込むと車に積み込んだ。
昨日同様に800円をしたためた袋を管理室に投げ込み出発。
そして朝食を求め僕らは一気に南下、目的地は釧路駅近くにある和商市場。
ガイドブックで確認すると和商市場は朝の8時から営業しているとゆう事だが、直接釧路に向かうのも芸がないし、早く着きすぎるのも嫌なので
途中何ヶ所か寄り道をしながら釧路を目指す。
「コッタロ展望台って何かイベントあったって?」
「ない…」
「じゃあ、パス(爆)」
とゆう具合でドライブが進む。
塘 路湖では樹シナリオの雨宿りイベントの場所を捜索。その後細岡展望台へ。
途中、ゲーム中にでてきた廃列車を確認する。線路は現在も現役の路線らしい、イベントの写真よりも草の丈が長いのは今が秋だからかな。
細岡展望台では玉恵がみたものと同じ釧路湿原の風景が広がる。
運命的な再会はありませんでしたけどね
そんな寄り道をしながらも、9時過ぎには無事釧路駅に到着。
森岡先生の泊まっていたビジネスホテルはほんとに駅前でした。
(現在は廃業になったのかな?)
駅近くの駐車場に車を止め、和商市場へ向かう。
しかしこの駐車場、入る時には自動で駐車券が発券されるのに、出て行く時は詰め所のおじさんに料金を払うという方式で少し戸惑いました。
ゲームでは駅から結構歩いた印象のある和琴市場ですが駅前の噴水から見えるぐらい近くにあります。
さて、和商市場ですが、海鮮関係の卸問屋が何店舗も軒をならべる市場です。地元の人よりは旅行客を相手にお土産品を売るのがメインだと思います。
市場内を二人で手持ちぶさたに歩いていると、所々から客引きのおばちゃんに声をかけられる。
そして、この市場で特徴的な事といえば…。
市場を見てまわるお客の中には、白いプラスチック容器を持って回る人の姿がちらほら見られるという事。
各店で小売している刺し身やウニ、イクラなどの海鮮品を勝手に選んでどんぶりに盛って食べるという勝手丼である。
ここで勝手丼を食べる為に僕らは、早起きをして釧路までやって来のだ。
びば、冬ちゃんイベント!
橘くんは朝食前に自宅へのお土産を購入。
私は彼の後ろで待ちつつ、店の蟹を試食したりなんかしていました(笑)
で、いよいよ朝食の勝手丼ですが、確かに「安い」という印象は正直なところあまりありませんでした。
まあ、観光地の食事としてはこんなものかと…
バイキング形式で場内を廻ると言う雰囲気が楽しめればそれで良いのではないかと…。
最初はそう思っていました。
きっかけは橘くん。
勝手丼の具に蟹を500円分も使いました。だいたい占有面積にしてどんぶり表面の四分の一程が蟹で埋まりました。
ここで、川崎の競争心が!(結構負けず嫌いなのです)
橘くんが買った店で同じく蟹をオーダーするとともに、ポケットから取り出したのは…
1000円札2枚(爆)
500円で4分の1なら2000円分でどんぶり表面が蟹で埋まるだろう、とその時は思ったらしい。(思ったらしいって、いい加減な・・・)
しかも、じゃあ何か他にも具をおまけしますよという店のおばちゃんに、
「おまけの分、蟹の量を増やしてくれ」
とのたまった(いろんな意味で漢だね…)
盛り付けの途中で蟹の具がなくなり奥の冷蔵庫から次の蟹を取り出してきてくれたおばちゃん。
『あんたみたいな人初めてだよ』と誉め言葉とはとうてい思えない(誉めてないもの)言葉を頂きつつ丼が蟹で埋まっていく。
店の親父さんや若奥さんまで奥から出てきてこの光景をみつめている…
仕上げに別の店で蟹汁を購入。
で、出来上がった朝食がこれ。
名づけて冬ちゃん丼セット(爆)
しめてトータル2450円。
まあ、二度とやらなりませんけど(苦笑)
勝手丼を無事に食べ終わると、本日の宿泊地札幌方面に向けて車を走らせる事にしました。
走行距離的には初日の札幌−和琴間よりも距離があると思われる釧路―札幌間ですが、当然のように寄り道しながら進んで行きます。
釧路から海沿いの道をしばらく南下し、山側に曲がり向かったのは然別湖
道すがら、必至になって由美さんとの出会いの場所、脇見ポイントと農家を探すが結局は見つけられずに然別湖へ。
湖畔の細い道を抜け、然別湖のキャンプ場まで行ってみる。
湖畔にカヌーを浮かべている人もちらほら。川遊びポイントは発見できぬまま然別湖を後にする。
帰りがけに鹿の湯へ足を伸ばそうかとも思ったものの、日も傾き始め仕方なく札幌へ向けて出発。
旅行日程にもう一日余裕があれば、岬巡りの旅に行きたかったところですがこればかりはどうにもならず、これにて風雨来記イベント消化の旅が終了。
あ、然別湖からの帰り道でも農家を探しましたが見つけられませんでした。
といったところで、「風雨来記」な旅は終了を迎える。なぜなら札幌は風雨来記の舞台になっていないから(笑)