橋の向こうのあの町へ〜ゼロから始まる物語〜 (2008/12/05)
写真でイメージする「3月のライオン」
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「潔い」のと「投げやり」なのは似ているけど違うんだ(2008.12.4)
「3月ライオン 2巻」発売記念で月島駅にオリジナルポスターが張り出されると知って写真を撮りに行って来ました。

せっかく月島まできたので2巻の表紙に使われているロケーションの写真も撮影してきました。

12話 神様の子供(そのA) 13話 神様の子供(そのB)

15話 将棋おしえて

16話 面影 18話 遠雷(そのA)

19話 遠雷(そのB) 行き止まり。

ちなみに駅前のマック。
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僕はあかりさんに拾われた、だから・・・。
羽海野チカの「3月のライオン」
主人公が記憶喪失だったり、兄萌えの妹が出てきたりはしないけれどとても優しい物語。
17歳のプロ棋士=桐山零(キリヤマ レイ)と佃島に暮す3姉妹を中心に、日常の忙しさの中で見逃してしまいそうな人とのつながりを通し、傷つきながらも成長していこうとする少年の物語。
個人的にはあかり姉さん、魔性の女過ぎてもうメロメロ(死語)
そんな彼らの暮らす下町の風景と、零の生活空間を「写真でイメージ」してみたい。
千駄ヶ谷まで地下鉄なら一本だけど 対局の日は河を見ながら向かいたくて JRの駅まで歩いていく

零の自宅から将棋会館のある千駄ヶ谷駅までは、月島駅から都営地下鉄大江戸線一本でいける。
けれど、彼はあえて徒歩で河沿いを歩きながらJRの駅を目指す。

八丁堀駅から八重洲通りへ抜け、直線をひたすらJR東京駅まで歩く。
JR東京駅から中央特別快速で御茶ノ水駅へ。
ここで総武線へ乗り換えて千駄ヶ谷駅駅で下車。
普通に考えれば中央特快で四谷までいって、そこから総武線へとも思うのですが・・・。

千駄ヶ谷駅前
東京体育館を左に見ながら鳩森神社方面へ。

途中自動販売機で飲み物を買って、八幡坂の信号へ。

鳩森神社の裏手にある将棋会館へ。
対局後は大江戸線で月島駅へ。

佃大橋下の小さな公園で休憩。
ちなみに7話でひなたがお弁当を捨てようとしたのもこの公園のはず。

『れいくん大変!! カレーなのに福神漬けが無いの!! お願い。コンビニで買って来てくれる? あと卵も!!』
近くのローソンで頼まれ物を購入してあかりさんの家へ。

買い物袋をぶら下げながら佃小橋をわたる。

『桐山零 これが僕の名前。
大きな川沿いの小さな町でこれから僕は暮らしてゆく』
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散歩の道順としてはどうなんだろう?
各話の表紙を飾った場所を巡ってみましょう。
地理的に巡る順番としては、ちょっとおかしな部分もあるような気もしますが散歩ってそういうものだと思う。

chapter.2 河沿いの町
中央大橋北側にある遊歩道。
一応は何かの計測機器のような気もするが、オブジェ的でもあり、ようするに何がなにやら・・・。

chapter.3 あかり
モモがアイスを落とした場所。

chapter.5 晴信
中央大橋の北側。4話の本編でも登場する場所。
橋を渡るとあかりたちの住む三月町。手前側が零の住む六月町

chapter.8 ブイエス
あかりたちの家のそばにある水門。亀島水門ではない。

chapter.9 契約
水門を上からのぞきこむとこんな感じ。
アヒル隊長は浮いていませんでした(笑)

chapter.10 カッコーの巣の上で
右側に見えるのが水門。
左手奥の方に彼女たちの家があるはず。
表紙シリーズはここまで。
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生活圏、広くはないなぁ。
その他補足事項。

chapter.3の駅までの風景の一部。
南高橋を望む景色です。その先に亀島水門があります。

chapter.4で三月町へ行くために零が歩いていた橋。

零がこげくさい匂いに気づき、立ち止まった場所。

chapter.6でひなたが、ひとりコンビニへ行くといって走っていった場所。
鳥居の先には隅田川が広がっています。

駆けのぼった階段のさきから見えたのは、ひとり涙を流すひなの姿

泣いてる ひなと 泣かない僕と・・・
二人並んで 見上げる 美しい ただ ただ 美しい
七月の夜空・・・・・・

るんた るんた ブロー ブロー

いっそ 本当に 鳥だったらと
そうしたら こんな
激しい痛み
知らずに済んだのにと
以上「3月のライオン」を巡る旅、今回は終了。
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