行き止まりの向こう側へ (2007/2/3)
写真でイメージする「潮風の消える海に」



 ※ブログ版「舞台探訪裏物語〜潮風の消える海に〜」


 行き止まりの駅へ

 神奈川県横浜市鶴見区に広がる工業地帯。
 行き止まりの駅で海を眺めていた主人公は、偶然出会った東上浩介から沈んでいるヨットを引き上げて再生し、どこか知らない場所へ行こうと誘われる。
 突拍子もない話だったが、だからこそ、主人公はその誘いにのってしまう。
 ひょんなことから知り合った榎木田美潮と椎木莉佳子がメンバーに加わり、ヨットの再生作業は少しずつ進んでいく。
 無事ヨットは再生されるのか?
 そして、そんな作業を通じて反発しあいながらも惹かれあっていく主人公と、美潮。
 美潮の婚約者や、莉佳子の存在が二人の仲を微妙な関係から先へ進ませない。

 果たして、2人は行き止まりの向こう側へ進んでいけるのか?


 2007年1月に「light」から発売となっいた「潮風の消える海に」
 シナリオは「僕と僕らの夏」「群青の空を越えて」の早狩武志
 原画は、ぽよよんろっく
 18禁PCソフト
 ちなみに選択肢ありません(笑)

 そんな物語の舞台となった鶴見線沿線の舞台探訪へ行ってきました。
 (参考書籍:鉄子の旅3巻:第17旅 鶴見線オススメ駅巡り)


 鶴見駅から国道駅へ
 
 鶴見線のスタートはもちろん鶴見駅。
 
 鶴見線は鶴見駅以外は全て無人駅。
 キセルは犯罪行為ですからきちんと料金は払いましょう(suica推奨)
 実際に行くのであれば早朝か夕方がオススメ。
 なぜなら、その時間帯を除くと最終目的地「海芝浦駅」への列車は一時間に一本。
 折り返しの列車に乗らないと次の列車まで一時間、何も出来ない状況が続くことになります。
 なにしろ・・・。

 
 こうゆうことなので・・・。


 駅を出発して2分で国道駅へ到着。
 
 主人公宅の最寄り駅、国道駅、すぐそばに国道15号が。
 駅のつくりは昭和30年代をほうふつさせる。

   
 ドラマのロケなどに使用されることもあり、TBSドラマ「華麗なる一族」のロケも行われたらしい。

 再び電車へ乗りこみ次の目的地、浅野駅へ。


 浅野駅と駅員と

 扇町駅行きの列車だった為、分岐である浅野駅一旦下車。
 
 
 海芝浦駅行きが来るホーム。
 右奥には扇町行きのホームがあります。

 ゲーム本編で登場する駅員(子猫3匹)ですが、現在もご健在でした。
 
 もう一匹は少し離れた茂みの中に・・・。

 
 そして、海芝浦駅方面にある踏切。

   
 駅近くの運河の風景

 そして再び列車に乗り込み最終目的地「海芝浦駅」へ。

 
 ちなみに、浅野駅で撮った時刻表はこんな感じ(苦笑)
 

 行き止まりの駅、海芝浦駅

 日本一運河に近い駅、海芝浦駅。

  
 改札は東芝の工場に直結している為、社員以外は駅の外へでられない。

 駅の隣に小さな公園はありますが、開園時間は9時から。
 そして、海芝浦駅から見る風景。

  
 目前には鶴見つばさ橋。柵の脇にはちゃんと浮き輪が置かれています。
 でも、落ちたらひとりで上がるのは難しいと思います。

 
 船は沈んでいませんでした(笑)

 
 鶴見行きへ乗り込む。
 本編の列車は鶴見線ではなく、京浜東北線で使用されている列車のような気がする・・・。

 いきどまりの先の世界へ。
 2人はこれからも、迷いながら、ケンカをしながら、それでも一緒に歩んでいくだろう。
 そんな、出会いと成長の物語の舞台となった鶴見線の走る街。

 未プレイの方で、興味をもたれた方がいらっしゃったのなら是非「潮風の消える海に」をプレイしてみてください。
 そして、既にプレイをした方で、あの世界を感じてみたいと思われた方、一度鶴見線の旅に出てみてはいかがでしょう?


 おまけ、江ノ島ヨットハーバーの、辺りだと思う。

 
 



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