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電話でのご予約・お問い合わせはTEL.03-3760-9555

〒153-0061 東京都目黒区中目黒5-28-17

    ブライト動物病院
        Bright Veterinary Hospital

麻酔 anesthesia

ブライト動物病院の麻酔処置

当動物病院では最新の麻酔機を使用し、常に安全に、的確に麻酔処置を行っております。
麻酔薬の選択はその動物の状況や病態に適したものを選択し投与いたします。
手術中の麻酔管理は心電計、血中酸素濃度、CO2濃度、血圧、体温、吸入麻酔薬濃度等をモニタリングし、安全に進めてまいります。

当病院では過去15年間で麻酔による事故は1件も発生しておりません。安心してお受けください。

先制鎮痛法を採用
先制鎮痛とは痛みが始まる前に鎮痛剤を投与し、手術中および術後の手術による痛みを和らげていく方法です。手術にはどうしても痛みが伴うものではありますが、痛みは動物の精神状態、手術後の経過、治療効果等を左右するものであるため、また動物が手術後に快適に生活できるようしっかりとした疼痛管理が必要になります。

当病院では個々の手術に適応した鎮痛法を選択し、動物が手術後に快適に生活できるよう取り組んでまいります。

 避妊・去勢手術  

避妊手術とは雌犬猫の卵巣および子宮を摘出する手術で、去勢手術とは雄犬猫の精巣を摘出する手術のことをいいます。これらの手術は生後6か月を過ぎてから行うことができますが、必ず必要というわけではありません。手術をすることによりメリット、デメリットが生じますので、よく検討して行うようにしましょう。
避妊手術のメリット
1 望まない妊娠を避けることができる。
2 子宮の病気(子宮蓄膿症 子宮内膜炎など)、卵巣の病気(卵巣嚢腫など)を防ぐことができる。
3 乳腺腫瘍の発生を抑えることができる。
   乳腺腫瘍の発生率
   ・初めての発情期の前の避妊手術        0.05%
   ・初めての発情と2度目の発情の間の避妊手術   8%
   ・2度目の発情の後の避妊手術          26%
4 発情に伴う体調の変化やストレスを避けることができる。
  ネコちゃんでは発情時の鳴き声がおさまり、逃走や放浪癖が少なくなる。
5 偽妊娠(想像妊娠:乳腺の腫脹や乳汁分泌など)を避けることができる。

去勢手術のメリット
1 望まない妊娠をさせてしまうことを防ぐことができる。
2 精巣腫瘍、前立腺肥大、性ホルモン関連性腫瘍(肛門周囲腺腫など)、会陰ヘルニアなどの病気を予防  できる。
3 マーキングやマウンティング、遠吠え、他の犬とのけんかなどの問題行動を改善する可能性がある。
  ネコちゃんではスプレー行為(においづけ)、逃走や放浪癖が少なくなる。
4 性格が穏やかになり、雌を追い求める発情のストレスから解放される。

避妊去勢手術のデメリット
1 全身麻酔下で開腹手術を行うので、麻酔や手術のリスクがある。
2 太りやすくなります。
3 まれに毛質が変わることがあります。
4 まれに尿漏れなどの症状が現れることがあります。
5 妊娠できなくなります。


避妊去勢手術をご希望の方は、お電話にてご予約ください。手術当日は絶食、絶水にて午前11時までに来院してください。麻酔に対する術前検査、血液検査を行います。
術前検査、血液検査に異常が認められる場合には手術を延期する場合があります。
当病院では術後2泊3日の入院をお願いしております。これは手術後の異常等がないかをしっかり確認するために必要です。
退院後は自宅にて管理してもらう必要があります。エリザベスカラーや腹帯(洋服)等をして手術層を舐めないようにしてください。手術層が完全によくなるには手術してから10日間は必要になります。この間は動物をなるべく監視できるようにしてください。


整形外科 

膝蓋骨脱臼整復手術 Patellar Luxation

膝蓋骨脱臼は先天性・発育性脱臼が大半を占める疾患ですが、外傷性の場合も見ら、多くは内方脱臼が多数を占めますが、外方あるいは両側に脱臼する場合も見られます。中〜大型犬より小型犬種で多く見られます。膝蓋骨脱臼は4段階のグレードがありグレード2以上で疼痛や跛行が認められたり、グレードが進行性の場合に適応されます。
グレード1:膝蓋骨手で脱臼させられるが、圧迫を解除すると正常位に戻る。
グレード2:膝関節の屈曲時に自然に脱臼する。膝関節を伸展し脛骨回転させると正常位に戻る。
グレード3:大部分は膝蓋骨は脱臼したままであるが、関節を伸展させると手で整復することができる。
グレード4:膝蓋骨は常時脱臼しており、手で整復することができない。

膝蓋骨脱臼の手術は、脛骨粗面移植、滑車形成術、外側関節包の縫縮、軟部組織の調整等を組み合わせて行います。

膝蓋骨内方脱臼整復手術 術前および術後写真

左の写真は手術前のレントゲンです。矢印の丸い骨が膝蓋骨です。膝蓋骨は正常では膝の中央に位置しているのですが、この写真では膝の内側に変位しています。
中央の写真は手術後のレントゲンになります。膝蓋骨が正常な位置である膝の中央に戻っています。
右の写真は手術後のレントゲンで横からの撮影になります。



大腿骨頭切除手術

大腿骨頭切除手術は小型犬のレッグペルテス病、慢性的な股関節脱臼、股関節形成不全に適応になります。股関節の関節球である大腿骨頭を切除し、筋肉による人工的な関節で歩行させる手術です。

大腿骨頭切除手術後のレントゲン写真

矢印の部分には丸い関節の骨が本来あるのですが、手術により摘出されています。
大腿骨頭と骨盤の間には筋肉の膜がはさまれており、骨どうしが当たらないようになっています。







大腿骨骨折手術(髄内ピンによる整復)


大腿骨骨折は通常、外傷によって引き起こされます。はっきりとした外傷や病歴がなく大腿骨が骨折している場合には、腫瘍などの骨病変が存在している場合もあります。
大腿骨の骨折はギブスによる固定は奨められません。これらの方法では大腿骨を適切に安定化させるのは困難です。一般的な手術方法としては、髄内ピンによる固定、骨プレートとスクリューによる固定、創外固定が選択されます。

髄内ピンによる大腿骨骨折整復手術レントゲン写真

左の写真は手術前のレントゲンで、大腿骨が骨折しているのがわかると思います。
右の写真は手術後のレントゲンです。大腿骨の中に太いピンが挿入され、三本のワイヤーで骨折面を固定しています。




















橈骨尺骨骨折(プレートによる内固定)


前肢の橈骨尺骨骨折は全骨折の8.5〜18%を占めます。小型犬が高いところから飛び降りての骨折が多く見られます。幼若犬で骨折面が変位していなければギブス固定でも治癒することが可能ですが、今回の症例のように、骨折面が変位している場合には外科手術による整復が必要です。手術法は創外固定手術、骨プレートとスクリューによる固定が選択されます。髄内ピンを橈骨に使用するのは困難です。 

橈骨尺骨骨折整復手術(プレート スクリュウー)

左の写真は手術前のレントゲンです。橈骨、尺骨ともに骨折しており、このレントゲンでは判断しづらいですが、左右に変位が認められます。
右のレントゲンは手術後のレントゲンになります。骨プレートと6本のスクリューにより固定しています。
この症例は幼若犬であるため、骨折治癒後にプレート除去を行っております。































大腿骨遠位端骨折(クロスピン法)


大腿骨遠位端骨折は遠位大腿骨の成長版を通しておこる骨折です。一般的には9か月齢以下の犬猫に発生します。交通事故で多く見られますが、落下のような軽度の損傷でも成長版が分離することがあります。

大腿骨遠位端骨折整復手術 クロスピン

左と中央の写真は手術前の写真で大腿骨遠位端の成長版で骨折しているのが確認できます。
右のレントゲンはステインマンピンをクロスに挿入し、骨折部位を整復固定しています。

       

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     動物取扱業登録書

     ブライト動物病院
  東京都目黒区中目黒5-28-17
  保管 13東京都保第003968
  登録   平成25年5月15日
  有効期間 平成30年5月14日
  動物取扱責任者  江藤朋子