拡張子を表示させてみる

とりあえず
 パソコンに保存されているファイルの名前の後にピリオドとアルファベット(「.〜」。たとえば、「画像1.jpg」とか「プログラム.exe」とか)が表示されていない方へ。このピリオド+アルファベットを「拡張子」といいます。この拡張子で、そのファイルの種類を判断できるわけですね。要するに、この拡張子を表示させとけば、それがどんなファイルなのかが簡単に判別できて便利であるということです。
 本ページでも、拡張子が表示されていることを前提にいろいろ解説してゆく予定なので、早速拡張子を表示させてみましょう。

@ まずは画面の左下にある「スタート」ボタンをクリック。

A メニューが出たところで、設定にカーソルを合わせ、さらに出たメニューの中から「フォルダオプション」を選んでクリック。なにやらウィンドウが出てきましたね。

B で、「全般」「表示」「ファイルタイプ」と三つある中の「表示」を選びましょう。

C 「詳細設定」のウィンドウの中の「登録されているファイルの拡張子は表示しない」というところを見ると、左側の小さなボックスにチェックマークがついていますね。そこをクリックしてチェックを外します。

D チェックが外れたら、一番下にある「適用」ボタンをクリックしてから、その二つ左にある「OK」ボタンをクリックして終了。

これでそれぞれのファイルの拡張子が表示されます。

拡張子の種類
 ついでなので、それぞれの拡張子がどんなファイルの種類を指しているのかを、ごくごく簡単に。身近なものしか取り上げておりませんが、他にもいろいろあります。それはもうたくさん。
.exe 実行ファイル。これをダブルクリックするとプログラムが動きます。
.jpg .jpeg
.gif
.bmp
.png
画像ファイルです。拡張子の違いは、画像の描き出しかたの違い、つまり画質やファイルの容量の大きさの違いとでも思っておけばいいですかね。
.zip
.lzh .lha
.rar
.cab
圧縮ファイル。とあるファイルの容量を小さくするために圧縮したもの。拡張子によって圧縮方法が違い、それぞれファイルの圧縮率に差があります。
ネットに落ちているファイルの多くが圧縮ファイルの形になっており、解凍するにはソフトが必要になります。
.mid
.wav
.mp3
.wma
音声ファイル。拡張子によって録音方法が違います。
.rm .ram
.mpg .mpeg
.avi
動画ファイル。拡張子によって(以下略)
.txt
.doc
文書ファイル。「.doc」は、マイクロソフトのワープロソフト「Word」シリーズの文書ファイルにつく拡張子。
「.txt」はWinに付属しているメモ帳で作るやつですね。テキストファイルといったらこれを指します。余計なものは一切なし、容量が一番軽い文書ファイルです。