ViX

製作者(敬称略)
K_OKADA

概要
エクスプローラのような使い勝手の画像ビューアです。画像のある場所を指定すると画像のサムネイル(元画像を一覧表示に適したサイズに縮小したもの)が表示され、整理や閲覧等の作業がしやすい作りになっています。
初期の対応画像形式は、BMP、JPEG、PSD、PICT、PCX、MAG、PNG、PhotoCD、AVI、DPX、フルカラーベタ、CAM、PIC、Pi、PIC2、TGA、Sun Rasterfile、XLD4。ちなみにAVIは動画ファイルですが、ViXで選択すると、MediaPlayerなどの標準動画再生ソフトが起動し、再生する設定。
この他の画像形式も、プラグインを導入すれば閲覧可能になります。
ViXは操作性の良さだけでなく、ファイラー(ファイル管理のためのユーティリティ)や圧縮ファイル解凍ツール(解凍に関しては別途ファイルが必要)としても使えますし、またデジカメで撮った画像やホームページ作成の際の画像を加工する機能も豊富。初心者から上級者まで、幅広いユーザ層の使用に耐えるビューアです。
なお、最新バージョンは2.21。
種別 ファイル容量 ダウンロード所要時間 ダウンロード先へのリンク
画像ビューア 解凍前:約1.1MB
解凍後:約2MB
アナログ33.6kモデム:約5分半
アナログ56kモデム:約3分半
ISDN64k:約3分
製作者HP

vector
容量はおおよその数値、ダウンロード所要時間は単純計算で算出したものです。
ダウンロード所要時間に関しては、ダウンロード先のサーバの具合によって大きく差が出る場合があります。
以上、御了承ください。

ダウンロード
製作者HPからは、「ダウンロード」「ダウンロード(ミラー)」のどちらかから。
Vectorからは、飛んだ先の右下の「ダウンロードはこちらから」をクリックして新しいページを出し、そこの「ftpダウンロード」「httpダウンロード」のどちらかを適当に選択。
「vix221.lzh」というファイルをダウンロードしてください。
普通にクリックしてダウンロードするなり、Iriaか何かのダウンロード支援ツールを使うなり、お好きなほうでどうぞ。
Iriaの解説はコチラ

インストール
ダウンロードしてきた「vix221.lzh」をeoやLhasaなどの解凍ツールで解凍し、できたフォルダを適当なところに置いておけばOK。デスクトップにショートカットを作っておけば便利です。

使い方
◎基本編
ViXを起動すると、まず↓のようなメイン画面が出てきます。右側の枠が並んでいる部分が、ViX独特のカタログです。

左側のウィンドウで画像の保存してある場所を指定すると、右側のカタログに画像のサムネイルが一覧表示されます。
↓こんな感じ

画像以外のファイルは、サムネイルの代わりにアイコンで表示されます。
見たい画像をダブルクリックすると、↓のように新しいウィンドウで表示されます。

「l<」、「>l」:前/次の画像を表示。
「l<<」、「>>l」:??枚前/次の画像を表示。スキップする枚数は別途設定できます。
「<」、「>」:画像を自動で順番に表示する、要するにスライドショウ。
「■」:スライドショウの停止。
その右のルーペのボタンは、「+」のボタンは拡大、「−」のボタンは縮小、何もついていないボタンは表示画像のマウスでクリックした部分を拡大。
さらにその右のモニタのボタン、もしくは「Ctrl」+「F」を押すと、画像がフルスクリーンで表示できます。
フルスクリーン画面では、カーソルキーの左右で前/次の画像へ。フルスクリーンから復帰するには、もう一度「Ctrl」+「F」を押せば良し。

◎設定編
各種設定をするは、メイン画面のツールバーにある「その他」→設定、もしくはトンカチのようなボタンを押します。ここでは最低限の設定方法を解説します。
まずは表示について。出てきた設定画面の左側のウィンドウから「カタログ」を選びます。↓コレ

左側ウィンドウ上の「表示項目」で、メイン画面のカタログに表示するファイルの種類を選択します。表示したくないものは、チェックボックスのチェックを外しておきましょう。

次にカタログファイルの設定。左側のウィンドウの「カタログファイル」をクリックします。↓コレ

先にも、カタログがViXの特徴だと書きましたが、このカタログ、ViXがそれぞれのフォルダに対して情報・設定ファイルを作ることによって機能します。そのフォルダの中にどんなファイルがあるのか、といった情報を保存し、その情報によってカタログを表示させているわけですね。
ViXで画像を見たあとに、その画像があるフォルダを参照してみると、「Catalog.vix」というファイルが新しくできているのがわかるはずです。
このカタログファイル、初期設定ではそれぞれのフォルダに作成されるようになっています。が、そうするとカタログファイルが散らばって面倒だとか落ち着かないとかいう場合は、「ホームフォルダ」で保存場所を指定し、「作成場所」で「すべてホームフォルダ」をチェックしておくと(上の画像のように)、カタログファイルを指定したフォルダに一括して保存することができます。

カタログの設定を変えたいときは、↓のように「表示」をクリック。

「縮小画像サイズ」では、カタログのサムネイルの大きさを設定。
「表示情報」は、カタログのサムネイルの下の部分に表示する情報を設定します。表示させたい項目にチェックを入れておけばOK。

最後にスライドショウの設定。

「表示間隔」は、スライドショウ時に一枚の画像を表示させておく時間。
「スキップ個数」は、「l<<」「>>l」のスキップボタンを押したときに何枚の画像を飛ばすかの設定。
「順番」「進行」は、スライドショウの細かい設定ですが、初期のままで問題はないと思います。
基本的な設定は、以上で問題ないと思われます。

ぐはあ、しかし情報が多い・・・。
「サバ缶」初、2ページにわたる解説です(笑)。
次のページは画像加工・編集について。「進みます」をクリックしてしばし待たれよ。