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 確率でtotoについて考える 

 「totoで数遊び」に路線変更。


ぼくは第12節からtotoを始めた。
#第12節といえば1等が2万円台、2等・3等にいたっては数百円という素晴らしく低配当な節だった。
きっかけはどうでも良く、たまたま会社で暇な時間ができたときに目の前にエントリシートがあったというだけだ。
ま、それでも以前から同僚同士で予想はしていたのだが、実際買うとなると「めんどくせぇ」と思って二の足を踏んでいた。
ところが今度のジャンボ宝くじの金額をみて、ちょっとtotoを見る目が変わったのだ。

1億円ならtotoのほうが確率が高いのではないかと。

さて、ここでtotoについてじっくりと考えてみる。
toto対象試合は13試合で、
これがホーム勝ち(以降[1]と記)・引き分け(同[0])・アウェイ勝ち(同[2])の3パターンによって構成されている。
よって取りうるパターンは3の13乗で1,594,323パターンとなる。
#つまり100円で買っていると160万分の1の確率でしかあたらないってこと。

さらにここでtotoをtotoたらしめているダブル・トリプルについて見てみる。
ダブルとは1試合分の[1][0][2]から2パターンを選択するというものである。
つまりその試合については当たる確率が3分の1(33%)から3分の2(66%)に上がる。
トリプルとは1試合分の[1][0][2]から3パターンを選択するというものである。
つまりその試合については当たる確率が3分の1(33%)から3分の3(100%)に上がる。
このことより導き出される式が

1等当選確率(%) = 100 ÷ 3 (a−b−c) × 2 ・・・ (i)

a:総試合数・・・現在13試合固定
b:ダブル選択試合数
c:トリプル選択試合数
abcの関係は以下に従う
 a ≧ b+c

である。

ちなみに必要経費は

必要経費(円) = 100 × 2 × 3 ・・・ (ii)

b:ダブル選択試合数
c:トリプル選択試合数

で求めることができる。

 

●掟破りのtoto究極必勝パターン。

パターン総数が判明していて、必ず勝ちパターンが存在するゲームなら、
すべてのパターンに対して資金を投入してみたくなりますよね。
それではtotoで実践してみましょう!

1等当選確率を100%とするためには(i)式より
すべての試合に対してトリプルを設定(a=13,b=0,c=13)すれば良いというのが判る。
その際の必要経費は(ii)式のbに0,cに13を代入し、

必要経費(円) = 100 × 2 × 3 13
          = 159,432,300

な〜んだたった1億6千万円で1等を必ず当てることができるじゃん。

さらに、全パターンを購入しているので1等以外にも2等・3等も自動的に手に入るのを忘れてはいけません。
2等・3等のパターン数は以下のように求めることができます。

まず2等について。

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

1

[0,2]

[1]

[1]

[1]

[1]

[1]

[1]

[1]

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[1]

2

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[0,2]

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[1]

[1]

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[1]

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[1]

3

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[1]

[0,2]

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[1]

4

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[1]

[1]

[0,2]

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[1]

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[1]

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5

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[0,2]

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[1]

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[1]

[1]

[1]

6

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[1]

[0,2]

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[1]

[1]

[1]

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[1]

7

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[1]

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[0,2]

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8

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[1]

[1]

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[0,2]

[1]

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[1]

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9

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[1]

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[1]

[1]

[1]

[1]

[0,2]

[1]

[1]

[1]

[1]

10

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[1]

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[0,2]

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11

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[1]

[1]

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[0,2]

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12

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[1]

[1]

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[0,2]

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13

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[1]

[1]

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[1]

[1]

[1]

[1]

[1]

[1]

[1]

[1]

[0,2]

例えば全試合[1]という結果だった場合、
試合1が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合2が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合3が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合4が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合5が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合6が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合7が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合8が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合9が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合10が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合11が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合12が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2
試合13が[1]以外で後すべて[1]と予想した本数:2

よって2等本数は26本

次に3等の本数について、

例えば全試合[1]という結果だった場合、
試合1が[0]or[2]で試合2が[0]or[2] : 4
試合1が[0]or[2]で試合3が[0]or[2] : 4
(中略)
試合1が[0]or[2]で試合13が[0]or[2] : 4
よって、試合1が[0]or[2]の場合でその他1試合が[0][2]のパターンは4×12で48パターン
同様に試合13まで考えると48×13で624パターン。
そのうち半分がパターンとして重複するのでその分を考慮すると、624÷2

よって3等本数は312本

1等が1億円のパターンであれば2等は数百万、3等は数十万にはなるでしょう。
そうすると、どうなるでしょうか。仮に1等1億円・2等500万円・3等50万円とすると
  1億×1 + 500万×26 + 50万×312 = 3億8600万
びっくり。
これぞtotoマジック!
さあ下手な予想なんかは止めて1億6千万円借金して「play toto!」

※)あくまでも理論値(屁理屈値か?)です。実践して東京湾に浮かぶことになっても、当方は御焼香に行くこともできません。アシカラズ。
  って〜か自分でよく考えて行動してください。ね。(^^;

 

以下参考までに第12節までの結果。(平均値を見てヘコまないよ〜に。(笑))

 

1等

2等

3等

第1節

5,994,897

175,573

6,990

第2節

239,757

5,061

930

第3節

100,000,000

812,929

60,320

第4節

2,512,227

19,037

2,320

第5節

100,000,000

703,242

52,460

第6節

45,313

1,306

370

第7節

21,082,140

179,091

20,190

第8節

73,103,330

280,694

18,610

第9節

4,372,788

61,114

7,910

第10節

48,054,237

310,338

21,910

第11節

4,380,780

77,992

10,330

第12節

22,290

793

260

平均値

29,983,980

218,931

16,883