前回から続いています、ケーブルについてです。
結構、お問い合わせいただきました。ありがとうございました。
まずは、その中で、同じ様な質問が多かったので、それについて書きます。
Q・・・ケーブルは、太い方がいい音がすると聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?
A・・・ただ単に太いだけのケーブルよりは、最近の無酸素銅等の良いと言われている新素材の
細いケーブルの方がいいと思いますし、同じ素材で出来たケーブル同士は、太い方がいいかも
しれません。当然、ケーブルも老朽化しますし、古いだけの太いケーブルより、新しい細い
ケーブルの方がいいと思います。
一般には上記の様に思えますが、ハッキリ言って、機材との相性の問題があり、なかなか言い切るまで
にはいきません。やはり、カット&トライが必要なのも現状です。
(好みもありますし・・・高ければ良いと思うのだけはやめましょう)
Q・・・電源ケーブルも音と関係あるのでしょうか?
A・・・イエスです。電源ケーブルも、最近また見直されてきています。前々から言われていた事なん
ですが、いかんせん高いのです。それと、効果の違いをなかなか実感できない場合が多いです。
(ちゃんとした測定器などあれば、分かるのですが)
これまた、非常に難しい問題です。プライベートスタジオ規模で、実感できるかどうか・・・。でも、
電源に関して言えば、ちゃんとしたした物の方が絶対いいので、普通のコンセントよりも、パワーディス
トリビューター。それよりも、安定化電源や、トランスを使った方が、より良いはずです。
だから、電源ケーブルもより太く、良い素材の方がいいはずです。それを使うことで、機材の電源面も
安定し、効率も良くなり、それにより音も良くなったり、ジッターと呼ばれる不要なノイズ成分も軽減
されると思われます。
Q・・・デジタルケーブルというのは何ですか?
A・・・デジタル機器に接続するケーブルの事だと思います。デジタルにも沢山種類があり、コネクター
は、オプチカルを除いてそれぞれ普通に使われている物です。当然、極一般的なケーブルを
使っても音は出たりします。しかし、デジタル接続専用のケーブルを使用する事をオススメ
します。その理由としては、ケーブル内の抵抗値の設定が違うため、デジタルデータをちゃんと
した形で、遠距離送受信する事が出来にくいのです。もちろん、50cmや、1m位は大丈夫かも
しれませんが、そのデジタルの企画でもうけられた送受信の性能よりは落ちると思います。
デジタルデータが損傷すると言うことは、補正がかかり、音質が悪くなると言う事なので、当然
良いことではありません。
上記のような質問を多数いただき、ありがとうございます。今回は結局質疑応答で終わってしまいました
が、今後もどんどんお答えして行きたいと思いますので、どしどしメール下さい。お待ちしています。
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