● オシレーターとフィルター         19/Feb/2000
えー皆さん、大変御無沙汰してしまいました。申し訳ありません。
ナンヤカンヤでカクカクシカジカ、と言う訳です。

さて、さっそく本題に入りましょう。
アナログシンセサイザーミレニアムプログラミングでございます。
何と言ってもパラメーター、用語、ナンヤカンヤでカクカクシカジカです。
オシレーターだのフィルターだのどじょっこだのふなっこだの解説したいと思うべな。
(この歌知ってます?)

まずは、オシレーターです。辞書で引いてみると、、、ちょっと待って下さい。
えーと、載ってません。20 年前の辞書しか持ってないので、、、
あ、オシレートっつうのが載ってました。“振動”とか“動揺”と書いてあります

私の記憶が確かなら、オシレーターとは、ズバリ“発振器”です。
シンセのパネルには、“Oscillator”や“Osc”もしくは“VCO”“DCO”等と書いてあります。
これらは何かと言うと、元となる波形(むき出しの波形)の発振器と言う訳です。矩形波(Square)、
ノコギリ波(Sawtooth)、サイン波(Sine)、三角波(Triangle)等の波形発生装置なんです。源です。
後々この波形をフィルターだのどじょっこ等で加工(減工?)していく訳です。

こけしに例えるなら(???)材木の種類(ヒノキ、スギ、カシ)に相当します。
“こけし業者(???)御用達の材木問屋”と言う訳です。柔らかいの、堅いの、厚いの、薄いの色々
御用意いたしております。ノコギリ波一つとっても、メーカーや機種によって色々なキャラが有ります。
ヒノキやスギにも、産地や気象で色々な物があるのと同じです。
RolandのJVシリーズ(アナログじゃないですが)にも、色々なメーカーや機種のノコギリ波が入って
いますので、聞きくらべてみるのも面白いでしょう。

さて、材木は手にいれました。材木だけでは良いこけしは出来ません。
次は何をするでしょう? そう削るんです。フィルターです。

また20年前の辞書を引いてみましょう。あ、有りました。ろ過器(装置)って書いてありました。
その通りでございます。コーヒーのフィルター、タバコのフィルター、換気扇のフィルター、、、等々。
我々の生活には、おびただしい数のフィルターが存在しています。
不要な成分や有害な成分を取り除いてくれています。
こけしには角が要りません。カンナやノミ、彫刻刀等、色々な道具で材木を削ります。フィルターが
それらに相当します。角(倍音)を色々な道具(フィルター)で削るんです。

フィルターにも色々種類があります。ローパス(LowPass)、ハイパス(HighPass)、バンドパス(BandPass)、ノッチ(Notch)等々、、、それぞれ効果がぜんぜん違います。が、、そろそろおねむです。
次回は、フィルターの続編から行ってみたいと思います。

暮れに届いた椅子ですが、最高です。一ヶ月半位使いましたが、不満ナシです。
色もいいし(座面が黒で背もたれが真っ赤)、デザイン(おフランス)もカッコいいです。
少々高かったですが、いい買い物でした。
興味の有る方は、下記のアドレスに見に行ってみて下さい。
http://www.okamotoya.com/uchida/please.htm
それではまた。