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10/Mar/2001・・・奇妙な天候 from Seiji Ishikawa
今日から作業は加速していく。体調が非常に悪いがそんな事言ってられない。不思議と最初の頃やっていた曲が残ってしまった。HATE(ヘイト)である。
この曲は、苦手意識こそ無いが、結構やっかいな曲である。
何がやっかいかと言えば、声のバランスが一番やっかい。これが非常に難しい
大きいと邪魔になり、小さいと何言っているか分からない。
当たり前のようだが、その傾向が顕著に出ている曲なのだ。
さらに、ギター、ドラムの倍音がその声の居場所を無くしている。
パンクしていると気付いている車に乗っているような、どことなく不安な曲に
なってしまっているのだが、曲自体は非常に気に入っている。
このアンバランスな感情が良い方向に転がってくれることを期待しつつ、作業
開始。やはり、懸念していた所につまづく。
しかし、予想していたので、すこしづつ回避していく。
なんとかまとまったところで、HATAKEからギターの音色のリクエスト。
やばい、回避してきた所が埋まってしまう。
とりあえず埋めてしまえ!やばい、ギターの音色は良いが、ギターによって全
体の音にふたがかかってしまった様に聞こえる。
悪戦苦闘の連続は8時間続き、どうにか終了。
帰り道で曲のチェックをして、やはり12日にギターのふたを開けようと決意して家路につく。
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