一筋の光が・・・(31/Jan/2001)
from HATAKE


今まで数々のレコーディングを通して
オレと石川さんは、同じゴールを目指して
それぞれの役割を果たしてきた。
“Q”に関して、これまでと違う点は
“誰からのオーダーもない、条件なしの環境”
これはアーティストとしていわゆる「やりたい放題」ではあるが
はっきりしたコンセプトに基づいて進まないと、
ゴチャゴチャしたマニアックな作品になってしまう。
食事に例えると、寿司とステーキとフカヒレスープみたいなコースだ。
これは最悪!!
メインがしっかり決まったら、サイドディッシュで
メインを盛り上げていかないと、いい結果を得られない。
その“メインづくり”でここのところ「生みの苦しみ」を味わっている。
しかし本日、見事にその段階をクリアにした実感がある。

“HOUSE”(仮)のTD。
イジリまくって4回目を迎える!?
毎回、仕上りは悪くないが“Q”のテーマの核とまでは行き着いていない、
そんな印象であった。
キックを強調してビートをアピール!!
Vo、エフェクトを増やしてゴージャスに、と言ってしまえば簡単ではあるが、
実際にはキックが強くなっても、他のパートが弱く聴こえない工夫が必要だ。
よくある失敗で、キックをあげてギターを仕上げて・・・・気付けば
全体のレベルが上がっただけ、というのがあるが(オレがよくやる)、

微妙なコンプとEQの調整で、
レベルは変わっていないのに印象は強くなる。

これぞ“石川マジック”とオレが呼んでいる技である。
Voも同様、印象はハデになったがビート感はそこなわない。
そんなこんなで、“HOUSE”(仮)は今度こそ完成となった。

ここからペース上げてイキまっせ〜!!