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今まで数々のレコーディングを通して
オレと石川さんは、同じゴールを目指して
それぞれの役割を果たしてきた。
“Q”に関して、これまでと違う点は
“誰からのオーダーもない、条件なしの環境”
これはアーティストとしていわゆる「やりたい放題」ではあるが
はっきりしたコンセプトに基づいて進まないと、
ゴチャゴチャしたマニアックな作品になってしまう。
食事に例えると、寿司とステーキとフカヒレスープみたいなコースだ。
これは最悪!!
メインがしっかり決まったら、サイドディッシュで
メインを盛り上げていかないと、いい結果を得られない。
その“メインづくり”でここのところ「生みの苦しみ」を味わっている。
しかし本日、見事にその段階をクリアにした実感がある。
“HOUSE”(仮)のTD。
イジリまくって4回目を迎える!?
毎回、仕上りは悪くないが“Q”のテーマの核とまでは行き着いていない、
そんな印象であった。
キックを強調してビートをアピール!!
Vo、エフェクトを増やしてゴージャスに、と言ってしまえば簡単ではあるが、
実際にはキックが強くなっても、他のパートが弱く聴こえない工夫が必要だ。
よくある失敗で、キックをあげてギターを仕上げて・・・・気付けば
全体のレベルが上がっただけ、というのがあるが(オレがよくやる)、
微妙なコンプとEQの調整で、
レベルは変わっていないのに印象は強くなる。
これぞ“石川マジック”とオレが呼んでいる技である。
Voも同様、印象はハデになったがビート感はそこなわない。
そんなこんなで、“HOUSE”(仮)は今度こそ完成となった。
ここからペース上げてイキまっせ〜!!
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