一筋の光が・・・(31/Jan/2001)
from SEIJI ISHIKAWA


31/Jan/2001・・・晴れ from Seiji Ishikawa

今日は朝から秋葉原ツアー。HATAKEのレコーディング環境と少しでも互換
性をとる事が急務になっているからだ。どこで作業しても変わらない事が簡
単そうで難しい。

そんな秋葉原ツアーを終え、今日は打ち合わせ件レコーディング。
JULIANA(仮)の方向性の再確認と、今後の予定等、打ち合わせ内容はてんこ
盛り。そして、HOUSE(仮)のファイナルMIXも残っている。

PM2:00スタジオ到着。颯爽とHATAKE登場。
レコードの発売日を含め、インストアーライブなどの話を聞く。
何を隠そう、HATAKE WEB SITEの発表を見てそれらの事を知った私である
なかなかおもしろそうだけど、問題点も山積み。一つ一つ解決しないと、大
変な事になりそう。まずはアルバムを仕上げないと。

さて、前回惜しいところでNGにしたHOUSE(仮)を改めて聞いて、問題点
を調整していく。
KICKのバランスや、BASSの存在感の有無、それに伴うGUITARの役目、声
の加工などなど。どれかが旨く行くと、誰かが反比例するかのようにはみ出
す。前回はその絶妙な所にいたことは確かだ。
その反比例をいかに抑え、全部プラスに持っていくかが最大なポイント
KICKなどは、他のドラムのチャンネルと一緒になってるので、KICKを変え
ると変わって欲しく無い物まで変わってしまう。緻密な作業になってくる。

そうこうしている間に、今までにないバランスが生まれてきた。
HATAKEもいつもどおり「ええ感じ、ええ感じ」と言ってきた。
それが段々、これぞという物に変わってきた。
Qの音楽の世界の根元が出来上がった瞬間である。
まさに、暗中模索のなかに一筋の光が射した様な・・・

その後、作為の中の無作為というか、偶然を装った必然というか、そんな作
業があり、作業は一気に終了した。

このHOUSE(仮)はQにとって忘れられない1曲になるだろう。

その後、自分のスタジオに帰り、バージョンアップのつもりが、メインの
コンピューターを壊してしまった事さえ無ければ最高の1日だった。