九十九里(25/Feb/2001)
from SEIJI ISHIKAWA


25/Feb/2001・・・微妙な天候 from Seiji Ishikawa

昨日の疲れが出ているが、そんな事言ってられない。
CDのマスター締め切り間近。間に合わないと、とんでもない事になる。
と言っても、妥協だけはできない。それは、Qのポリシーに引っかかる。

とにかく、最高のタイトルバックを作らなければっと気合いばっちり。

昨晩の反省も含め、作業は良い展開。効率も良い。
素っ気のない幼なじみの関係に、友情が芽生えた様な絆が、音と音の間に出
来てきた。”このままイケル”とようやく確信できたとき、一気に作業は終
了した。辛かったが、最高の産みの苦しみを経験できた。

この日は、こればかりでなく、田中丸のベースを録った。
これは、以前からHATAKEに、ある曲のベースを生に差し替えたくてリクエ
ストしていた物で、今日ようやく念願かなって、田中丸に引いてもらった。
予想通りの展開で、これは後日TDをする事に。
さらに、調子に乗って”MADE IN JAPAN”(仮タイトル)のTDまでやって
しまった。これにより、サンプルCD収録曲は無事完成。

試しに、マスタリングをして一枚作ってみた。
思った通りに、曲間が結構難しい。一枚のCDとして聞かすには、曲間は大
切な要素である。インパクトの違う曲が並ぶと、その役割などにより長さが
変わったり、フェードアウトやフェードインを使うと、必要以上に曲間が長
く感じてしまったり、さまざまである。

試行錯誤の上、完成。これでようやくプレゼントできる。

千葉県に九十九里海岸というのがあり、その言い伝えで、”百里の道も、九十九里まできて一理と思え”というのがあるそうな。
まさに今、Qはそんな感じなんだろうと思う。