デジャブ(3/Mar/2001)
from SEIJI ISHIKAWA


3/Mar/2001・・・微妙な天候 from Seiji Ishikawa

今日は、こないだ出来たと報告した「DRIVE IN A TRANCE」の微調整及び
サンプル板のマスタリング作業だ。

2時過ぎ、いつもどおりスタジオに入り、作業を始める。
前回のファイルを開き、修正を加え始め、段々、曲が変に感じだした。
「こんなんだったっけー?」と思いつつも、なお修正していく。
KICK周りの質感、それの変化に伴いオケ自体も微調整していく。
「おかしい。やっぱり変だ。」たまたま、曲の最後を聞いてみる。
「あれっ?」CUTしていた音が出ている。さらに調べると、MUTEデータが
無くなっている。あるフェーダーのレベルの上げ下げも無い。

結局、無事のデータを読み込ませ、もう一度修正する。
音の抜けが全然違い、こっちのデータなら大丈夫と思い、作業を進める。
この機材とつきあって約2年。操作も板に付いてきているはずなのに、単純に
データを消してしまったのかと思ったが、そうではなく、何かのバグのような
物だったようだ。この手は初体験。(気付いてないだけかも・・・)

作業は順調に終了。こんどこそ完成。
このレコーディングノートでも何回も書いているが、この「今度こそ」が一番
あやしい。まるでデジャブのごとく、毎回同じ様な展開。
唯一違うのがゴシック。これは正真正銘の1発OK。
妥協のない、志の高いレコーディングなので、微調整はついてまわるのが、当
然と言えば当然。結果はいい方にころがっている。

さて、マスタリングもほぼ完成。
次回に新たなマスタリング方法を試みようと思っている今日この頃。
これまたデジャブのような3回目のマスタリングを決意しながら、その秘策に
胸躍らせている。楽しみである。
当選者のみなさん、もう少しまっててね。