その五   最後までちょっとすったもんだ 編 平成11年12月15日
ついこないだ一件落着なんて書いたのが、そうでもなかったんです。ちょっとした変更箇所が出てきて、
問題はその作業中に起こったんです。

ProTools内の、前のセッションを呼び出し、プレイしてみて、どこかおかしいところが無いかチェック
しようとしていた時、いきなりホワイトノイズが・・・。前回の教訓から立ち上げるときにはマスターを
しぼっとく事にしておいたのが幸いして、今回は難を逃れた物の、ホワイトノイズは出っぱなし。

原因を調べてみると、あるプラグインが、ホワイトノイズを一斉に出していることが判明。
早速、はずし、入れ直してみるが、ダメ。
電源を入れ直しても、効果無し。ノートンをかけてみるが、異常なし。同じプラグインを使用している
他の曲を立ち上げてみると、問題なくそのプラグインは使える。

結局そのプラグインをあきらめ、同種のプラグインにパラメーターをコピーして使うことに・・・・。

問題なく前回再生していたはずなのに、どうして今回は?と思ってしまう。

多分、プラグインの読み込み場所なり、順序だったりするのだろうが、非常に危ない。
私だけだろうか?その他は絶好調なのに・・・・これも、発展途上の産物なのだろうか。

エンジニアにとっても、アーティストにとっても、耳は非常に大事である。故意にホワイトノイズを出し
たかどうかの判別や、大音量をだしたとかの判別を、自動的に制御し、カットするような機能がのぞまれ
る。まして、プラグインが原因でなった物なんかは解りそうなもんだが・・・

これが、ダビング途中で、アーティストに迷惑をかけなかったことを、幸運とするが、この、非常に危険
な現状を伝えたく、書きました。これだけのことで、このすばらしい機械を否定はしませんが、素晴らし
い故に、もっと、使う人間にやさしくなってもらいたいものです。それができず、すたれていった機械も
いっぱい知っているもので・・・。