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スクウェアから出たRPG、と言うと十分有名のような気がするものの
意外なまでに知られていないこの作品、
決して駄作と言うわけではなく個人的には評価の高いゲームです。
特徴としては少し前にドラクエ4で用いられたオムニバス方式を
採用していて、それぞれのオムニバス世界毎に
別々のイラストレーターを採用し、世界毎の色分けを図っています。
ゲームが始まると7つあるオムニバス世界のどこからプレイするかの選択となり、
7つ全ての世界をクリアすると中世編というシナリオをプレイした後
最終編というシナリオに移りそこをクリアすればエンディング、となっています。
オムニバス世界には未来編、近未来編、現代編、幕末編、西部編、
中国編、原始編(名前はちょっとうろ覚えです)となっていて、
それぞれの世界毎に特徴があり、
例えば原始編ではセリフが無く、中国編では主人公を3人の中から選べ、
西部編では立ちまわり方で戦頭時の敵の数が変わりますし、
幕末編では敵との戦闘がボスを除き完全にフリー(このシステムはロマンシング・サガ
に受け継がれているのでそちらを知っているのならそれを思い浮かべると
解りやすいです。)となっていて、
現代編では敵の技を受ける事でその技を習得できます。
(後のFFシリーズでラーニングという形で使われています)
近未来編では最終戦闘で巨大ロボが出てきますし
(ゴエ○ンイン○クトという形で後に使われてますね)
未来編では戦闘が無く、宇宙船の檻から抜け出した実験生物に
捕まるとゲームオーバーとなっています。
それぞれのオムニバス世界は30分から1時間でクリアできるという
お手軽なものとなっていてこれが賛否両論、というよりは否定された原因だった
・・・んでしょうか。個人的にはすっきりまとまっていて良かったと思っていますが。
ただ、最後の2シナリオの中世編、最終編も割合短く、
その辺りは若干不満ではあります。
しかしそう言うマイナス面を差し引いても
ただ忘れ去られるには惜しいだけのものが有るゲームだと思います。
このゲームの売上面における失敗は確実に後のスクウェア作品に影響を及ぼしている事を
鑑みても(アニメ調よりも今風のグラフィックに傾いたり、
超大作偏重となっていったのはこれ以降ですし。それが良いか悪いかは別として)
惜しいゲームだった、と思います。
最後に話が変わるのですが、このゲームは最終編の主人公は
それぞれのオムニバス世界の主人公からプレイヤーが選べるのですが、
主人公によってラスボスとの戦闘前の会話が変わるので、
持っている、または買おうと思っている方はチェックしてみると面白いです。
私は島本さんがイラストを書いているので近未来編の主人公でプレイしたのですが、
ラスボスのもっともらしい口上に対して、
「うるせえ、結局殴り合うんだからさっさとこいよ」(たしかこんな感じでした)
という男らしいセリフを放ってくれて斬新だー、と思ったものです、
ラスボスもあっけに取られてましたし。
こういったセンスもこのゲームの魅力だと思います。
総プレイ時間も10数時間程度ですし短い時間で面白いRPGをしたい、
という方にはオススメのソフトですね。
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