思い出は永遠に
26.08.21-25 秋田へ(大曲花火大会)













 
 
 毎年8月最終週の日曜日に開催される大きなイベントとごしぎんざまつり。家内の実家秋田の大曲花火大会は、例年このイベントと重なっていため8年前から見に行っていない。ところが今年はとごしぎんざまつりが8月31日、花火大会が一周早い23日に開催されるということで、家内から誘いがかかった。
そんなわけで、久しぶりに大曲花火大会に行くこととなる。
今回のスケジュールは、21日会社から帰宅後郡山のビジネスホテル泊・・・22日秋田の実家へ・・・23日花火大会・・・24日阿字ヶ浦泊・・・25日帰宅。
 24日の阿字ヶ浦泊は、前記のイベントで販売する駄菓子を水戸で購入するためと、ちょこっとその近辺で釣りをしたい、ということからのものである。
 
◆21日
 20時に家を出る。高速は順調で23時チョット前にホテルに到着する。ところが、到着したはずのホテルは、同系列のホテルだという。ただ、幸いここから5分ほどと聞いて一安心。すぐさまそのホテルに移動する。
この日は宿泊のみ。
 
◆22日
 翌朝9時頃に秋田に向け出発しようとしたとき、ふと、水沢の友達のところへ寄ってみようかということになる。取りあえず電話するとオーケーとのこと。昼食を一緒にしようということになる。
ここでもアクシデント?。何と東北道の水沢のインターを通り越してしまう。が、次のインターまでそれほど遠くなく、20分ほどのロスで13時に友人と再会となる。
 食後は友人宅へ。この友人は学生時代のバンド仲間。自慢のギターやアンプを手に、音楽談義。15時に友人宅を後に実家に迎う。
 秋田道では途中前が見えないほどの雨が降ったが、横手は所々で晴れ間が。夕方実家に到着、自慢の畑や近所の田んぼを散策? 父に、9月上旬神輿の鳳凰の稲穂を送るようお願いする。
 
◆23日
 この日は大曲の花火大会。昼から大曲の家内の叔父の家にお邪魔する。 途中大きなスーパーで食料と飲物を調達する。
 17時花火大会会場に。当日の天気が危ぶまれたが、この日は夕方から晴天に。ラッキーである。私たちの観覧場所は、ほぼ正面の桟敷席。なかなかとるのが難しい席だが義兄が取ってくれた。
 18時50分、花火打ち上げ開始。目の前で繰り広げられた18000発の花火。大曲の花火大会は他の花火大会とは異なり、花火製造会社による競技となっている。今年は27社の花火師がその腕をふるった。というより、現在はすべてコンピューター制御されており、音楽に合わせての打ち上げは面白いものである。また、花火製造会社が、それぞれ特色のある花火を打ち上げてくるので、これも楽しみなものである。
一瞬で消えてしまう花火であるが、考えられないような一瞬を提供してくれる、その技術は、正に競技大会そのものである。
 圧巻は何と言っても大会提供花火、仕掛け花火と打ち上げ花火が会場いっぱいに繰り広げられる様に、写真を撮るのも忘れ、ただただ見入ってしまった。それだけ素晴らしいものであった。
 花火大会終了後は、桟敷席がゆえ、会場から抜け出すのに時間がかかる。
 この日は大曲の叔父の家にザゴ寝となる。
 
◆24日
 早朝軽く食事を済ませ、実家に戻る。9時、実家を後に茨城方面に向かう。
 この日の宿、阿字ヶ浦の浜田館には15時過ぎに到着する。歴史のある旅館のようだが、震災を機に今年新装オープンしたばかりの、こじんまりとした宿である。
 部屋はツインベッドに8畳ほどの畳の部屋や、海辺に面したお風呂等今風の作りとなっている。
 夕食は地魚を中心に、和牛のローストビーフも出され、豪華というほどではないが、手作り感のあり、美味しく丁度いい量の食事であった。
ここでもチョットしたアクシデントがあった。到着後風呂へ出かけて体を洗おうと蛇口をひねるが一向にお湯が出てこない。やむなく一旦風呂を出てフロントでそのことを伝えると、平身低頭・・・ボイラーの火の入れ忘れ。この辺が新しくオープンしたばかりなのかもしれない。
 食後外が騒がしいので、宿の方に尋ねると、地元の祭りだという。早速家内と会場に向かう。そこには5年ほど前に泊まった宿のすぐそばに、その時お参りした酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)がある。後で調べてみると、この日の祭りはその神社の正式な祭礼ではないようである。
 さて、この祭りは昔行われていた祭事を近年復活させたもののようである。山車が数台繰り出しており、山車には、前方に10代後半の綺麗どころの女性が乗り、威勢よく掛け声をかける。山車には女の子たちが乗りお囃子を演奏していた。
 山車を引いているのだが、数分間隔で止まると、山車の引手である男性陣が一斉に山車の前方を遮るように集結し、まるで惜しくらまんじゅうのようにもみはじめる。この祭、初めて目にしたが、とても面白いのである。出来れば男性陣に混ざって一緒に汗かきたい、そう思ったりした。
屋台が4台と少ないため、盛り上がりは今一かもしれないが、もっとこの地域で盛り上げて、メジャーな祭りにしてもいいのでは、などと思ったりした。
 
◆25日
 翌朝は曇り空。早朝家内と海辺を散歩。近場の漁港に釣りの状況を確認に行く。この日はあまり良くないようであったが、中にはショウゴや 25p近いアジも上がっていた。
 9時過ぎに宿を後にして、大洗に向かう。小雨がぱらついているため、取りあえず大洗のアゥトレトに向かう。
 雨が上がるのを待ち、いよいよ大洗の岸壁での釣りに・・・。ところが予定していた釣り場が工事中で立ち入り禁止。いろいろ考えた末、この日は釣りをあきらめて、次の目的地、水戸の駄菓子問屋に向かう。来週予定されているとごしぎんざまつりの屋台で販売する駄菓子を例年通り購入し、岐路に着いた。

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