[2004/08/08]
【2004/06/19追記;2004/07/07定義範囲拡 張】
KISS配列の規則2族について、表記上の名称を「変形KISS配列」から「楓配列(か えではいれつ)」へと変更しました。
なぜ楓(かえで)(maple tree)なのか?…ただ単に「秋になると、カエデの葉が赤味や黄味に姿を変えて、ゆっくりと降り積もる…」この様が、なぜか「中指同時シフトでゆっくり と打っているときに思い浮かんでしまった」だけのことです。それに、KISS配列の規則2族はすでに当初からの目標であったKISSの原 則(Keep It Simple and Stupid!)から逸脱し始めていたという問題もありましたので…結局、それらしい名前 を付けて区別するしかないと感じた、というのが一番の原因でしょうか。
【2004/11/24追記】
数種混在となっていたファイルを3分割しました。
【2004/12/20追記】
親指同時シフト専用として、親指ひゅんQ用の定義ファイルを作成し同梱しました。
配列名→ 比較点↓ |
中指シフト方式「花」@花 のくに | 「中指ニコラ」@Nakayubi Nicola | 「月」2-263式@「月」 --- 中指シフト新JIS配列 | 中指(or親指)逐 次シフト式か えで配列 |
拗音「ゃゅょっ」の扱い | 「ょっ」は文字キーの1打鍵、他は中指シフト→文字キーの2打鍵 | 中指シフト→文字キーの2打鍵 | 「ょっ」は文字キーの1打鍵、他は中指シフト→文字キーの2打鍵 | 文字キーの1打鍵 |
濁点の扱い | 文字キーの後打ち1打鍵 | 文字キーの後打ち1打鍵 | 文字キーの後打ち1打鍵 | 逆手中指(or親指)シフトの先打ち1打鍵 |
半濁点の扱い | 文字キーの後打ち2打鍵 (但し「菱」の「花配列+半濁音」規則では、同手中指シフトの先打ち1打鍵) |
文字キーの後打ち2打鍵 | 文字キーの後打ち1打鍵 | 同手中指(or親指)シフトの先打ち1打鍵 |
下3段のみ&1キー押下のみで入力できる文字群 | 31文字 ょてとこはっくうるらーすかきたんれ゛ろりさしなのにいつ。、めえ |
30文字 。かたこさらちくつ,、うしけせはといん゛.ひすふへめそねほ・ |
31文字 そこしてょつんいのりちはかとたくう゛きれすけになさっる、。゜・ |
32文字 ふはゅつたをさゃけかわ「へうてちせしいきーほひっとぅそすょこく」 |
入力に3打鍵を要する文字群 |
9文字 びげぼべぞぶぢぜぱ (但し「菱」の「花配列+半濁音」規則では、8文字になる。) |
5文字 ぱぴぷぺぽ |
9文字 びぼぶべぜぴぽぷぺ |
なし。 |
入力に4打鍵を要する文字群 | 4文字 ぴぽぺぷ (但し「菱」の「花配列+半濁音」規則では、0文字。) |
なし。 | なし。 | なし。 |
特徴 |
漢字直接入力の「風」用に最適化されている…? |
濁れない清音カナの操作がNICOLAとは逆(クロ
スシフト)になる。 |
中二段のみを多用するらしい(ローマ字入力 と同じ)。 | 基本的には打鍵性を完全無視。 |
比較点↑ 配列名→ |
中指シフト方式「花」@花 のくに | 「中指ニコラ」@Nakayubi Nicola | 「月」2-263式@「月」 --- 中指シフト新JIS配列 | 中指(or親指)逐 次シフト式か えで配列 |
配列名→ 比較点↓ |
中指(or親指)同時シフト式かえで配列 | 新親指シフト配列「飛 鳥」21世紀-259版@新親指 シ フト配列飛鳥 | NICOLA (現行親指シフト 配列)@日本語入力コンソーシアム | Qwerty英字配列によるローマ字入力(子音シフト) | 旧JIS配列(小指シフト) |
拗音「ゃゅょっ」の扱い | 文字キーの1打鍵 | 文字キーの1打鍵 | 同手親指シフトの同 時打鍵 | 文字キーの1打鍵(ただし連接するキーに依存) | 小指シフト+文字キーの1打鍵 |
濁点の扱い | 逆手中指(or親指)シフトの同 時打鍵 | 濁点の有無を無視して配置(「じぎび」は1キー押
下のみで入
力)。 |
逆手親指シフトの同 時打鍵 | 異なる子音を使うのみ | 文字キーの後打ち1打鍵 |
半濁点の扱い | 同手中指(or親指)シフトの同 時打鍵 | 濁点の有無を無視して配置(「ぴ」は1キー押下の みで入力)。 | 逆手親指シフトの同 時打鍵 | 異なる子音を使うのみ | 文字キーの後打ち1打鍵 |
下3段のみ&1キー押下のみで入力できる文字群 | 32文字 ふはゅつたをさゃけかわ「へうてちせしいきーほひっとぅそすょこく」 |
33文字 「-じぴ%-!とはへ」¥きしうてぎゆんいかたけめせみほびゃっょゅぶ |
31文字 。かたこさらちくつ,、うしてけせはときいん.ひすふへめそねほ・ |
14文字 @「;:」、。・¥あいうえお |
35文字 たていすかんなにらせ゛゜ちとしはきくまのりれけむつさそひこみもねるめろ |
入力に3打鍵を要する文字群 |
なし。 | なし。 |
なし。 |
な
し。 但し単独で入力しようとするならば「ゃゅょっ」の4文字。ヵヶ…は対象外。 |
なし。 |
入力に4打鍵を要する文字群 | なし。 | なし。 |
なし。 |
な し。 | なし。 |
特徴 |
基本的には打鍵性を完全無視。 | ホームポジションとその上下を多用。NICOLA とは逆に、親指 シフトキーによる連続シフトが効く環境を要する。 | 数社が商業展開中(配列自体はオープン)。親指 シフトキーによる連続シフトが無効となる環境を要する。 | 発音入力方法の標準。中二段のみを多用する。 | かな入力方法の標準。4段をフルに使う。 |
比較点↑ 配列名→ |
(参
考) 中指(or親指)同時シフト式かえで配列 |
(参
考) 新親指シフト配列「飛鳥」21世紀-259版@新親指シ フト配列飛鳥 |
(参考)NICOLA (現行親指シフト 配列)@日本語入力コンソーシアム | (参考) Qwerty英字配列によるローマ字入力 |
(参考) 旧JIS配列 |
NICOLAとの相違点は次の通り。
- 「実用性」は一切追求せず、「予備知識がさほど無くても、親指シフトと中指シフトの打ち心地を試す事が出来る」配列を目指した。
- 親指同時シフト・親指逐次シフト・中指逐次シフトだけではなく中指同時シフトでの運用も可能 なように中指ホームポジションと中指同指シフト面を完全に解放。
- 縦書き五十音表のイメージに近づけるため、基本的なキー配置順序は左上からの縦書きと した。
カナの頻出字順に近いといわれる五十音表順をほぼそのまま用いたため、結果として高頻度に出 現するカナがアンシフト側右寄りに配置された。- 3面共にほぼある程度まで同じ規則で文字を並べているので、入力ミ スがあった場合には「シフト押下ミスによる誤入力か、あるいはキー位置ズレによる誤入力なのか」が一目でわかる。
- シフト操作については旧ひゅんQ/飛鳥配列と同じく「連続シフトを有効」とする。
NICOLAとの共通点は以下の通り。
- 親指シフト方式に対応(ただし中指同時/逐次シフトでの運用も可能)。
- 最上段の数字領域はNICOLAのまま(正確には、未定義)。
- 全ての文字を1回の操作で表現できる(濁点文字と半濁点文字は両手(クロスシフト)で、 濁らない文字の大半は片手(ストレートシフト)で打つ)。※ただし、中指シフト式については最大2回の操作を要する。
>無シフト時の盤面
ふ は ゅ つ た を さ ゃ け か わ 「 へ う ★ て ち せ し ★ い き ー 後退 ほ ひ っ と ぅ そ す ょ こ く 」 [↑Shift]
>異指側シフト押下時の盤面
ぶ ば れ づ だ ! ざ ら げ が 。 ) べ ヴ ★ で ぢ ぜ じ ★ り ぎ 、 後退 ぼ び ろ ど ? ぞ ず る ご ぐ ( [↑Shift]
>同指側シフト押下時の盤面
ぷ ぱ × む ま ぇ な × や あ ぁ ~ ぺ ん ★ め み ね に ★ ゆ え ぃ 後退 ぽ ぴ × も ぉ の ぬ × よ お ・ [↑Shift]