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#姫踊子草(かな)配列はここにはありませんこ ちら(@wikipedia)をどうぞ

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 えもじならべあそび - 「楓配列(かえではいれつ)」中指50音配列(または親指50音配列):(2004/06/06) 
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プレビュー。

 「かえで配列(=KISS配列規則2)」はこんな代物です…ひとまず、小さく纏まった「姫踊子草」画面をご覧ください。
変形かえで配列2100-姫踊子草
 最上段はそ のまま打つ事により出る文字です。
 2段目は{親指or中指}シフト用です。左側は異手{親指or中指}シフトと共に 打つと出る文字(濁点付きカナになるモノは省略)で、右側は同手{親指or中指}シフトと共に打つと出 る文字です。
 3段目にはDvorak英字配列を表示していますが、これは「姫踊子草」側で自由に差し替えできるモノですので、気になさらないでく ださい。


 かえで
配列の主な(そしておそらく唯一の)試用用途は、
  「親指シフト式配列や中指シフト式配列の操作感を試し打ちにより確かめる事」
になるはずです。
 携帯電話の「かなめくり配列」と同じ理屈(連想記憶)を利用して、簡単にそれなりに打てるようになる事を唯一の目標として配列を考えました。
 (元となったKISS配列に至っては、構想3分+調整3時間から始まっています…これでは「かんがなし配列」とか言われそうですな…ほぼ当たっているから反論しようもないですけど (ぉぃ)。)

 それ以上の目的……主に使う、高速入力する、など……に必要な事柄は一切考慮していません。
 従って、この配列をそのままベンチマークに掛けても悲惨な結果しか出ませんし、この配列について「○○が考慮されていないから配列として××…」といっ た批評をする事はそもそも無意味です。

 かえで配列は、言うなれば「お試し版」ってヤツです。
 実用性も皆無です。

 「俺はそのまま常用できる配列を必要としているのだ!」という方は、素直に飛 鳥配列中指新JIS配列「月」中指NICOLANICOLA花 配列姫 踊 子草かな配列などをお使いください。

 上記実用配列(特にNICOLAと飛鳥配列)を試そうとする人向けの「ウォーミングアップ」用として、もしくは親指シフトと中 指シフトについての「お試し版」を必要とされる方のための配列、それがかえで配列です。

[2004/07/06]
 …文字の並びに関して散々に書かれてしまいましたので、(誤解を排除するために)この配列摘要(プレビュー)を追記しました。
 この配列は、私がかつて「ローマ字入力→NICOLA→飛鳥配列」という遠回りな移行方法を取って苦労した事を発端にして作りました。簡単な配列を用い て打ち心地さえ解れば、自分にはどの配列が向いているのかを把握しやすくなるでしょうから、よりスムーズにセンタシフト系かな配列に移行できるものと思わ れます。このかえで配列を「踏み台として」お使い頂ければ幸いです(NICOLAは実用配列なので、踏み台として使用するには不適当でしょうから…)。



おことわり。

 この配列は空想の代物ではなく、なぜか実際に試用することができてしまいます。

 親 指+中指50音配列「楓 配列(かえではいれつ)」用の五十音シート+配列設定 ファイル(OpenOffice +姫踊子草+
+親指ひゅんQ/.sxc 形式+.hmo_kana形式
+.hh形式+.oly形式/lzh圧縮)【??KB】

 このアーカイブは、次のファイルを含んでいます。
  1. 楓配列 (かえではいれつ)(- 規則2改1訂0正0および規則2改0訂2正1) 用の定義ファィル for 姫踊子草
  2. 楓配列 (かえではいれつ)(- 規則2改1訂0正0および規則2改0訂2正1) 用の定義ファィル for  (中 指逐次シフトのみ)
  3. 楓配列 (かえではいれつ)(- 規則2改1訂0正0) 用の定義ファィル for 親指ひゅんQ (親指同時シフトのみ)
  4. 定義用の五十音順(母音順)シート[かな版]
  5. その他、公開には必要ないがとりあえず同梱している物が少数…
 この配列データは姫踊子草(シェアウエア)および菱(フ リーウエア)で 試用できます。
 そのため、姫踊子草(シェアウエア)もしくは菱(フ リーウエア)を事前にダウンロードする必要があります。

【2004/06/19追記;2004/07/07定義範囲拡 張】
 KISS配列の規則2族について、表記上の名称を「変形KISS配列」から「楓配列(か えではいれつ)」へと変更しました。
 なぜ楓(かえで)(maple tree)なのか?…ただ単に「秋になると、カエデの葉が赤味や黄味に姿を変えて、ゆっくりと降り積もる…」この様が、なぜか「中指同時シフトでゆっくり と打っているときに思い浮かんでしまった」だけのことです。それに、KISS配列の規則2族はすでに当初からの目標であったKISSの原 則(Keep It Simple and Stupid!)から逸脱し始めていたという問題もありましたので…結局、それらしい名前 を付けて区別するしかないと感じた、というのが一番の原因でしょうか。
【2004/11/24追記】
 数種混在となっていたファイルを3分割しました。

【2004/12/20追記】
 親指同時シフト専用として、親指ひゅんQ用の定義ファイルを作成し同梱しました。

[2004/08/08]
 一つ注意点を見つけたので書いておきます。
 かえで配列は、他のキー配列のうち代表的なものとの対比において、以下の特徴致命的な相違点を含んでいますの で、試用時にはこの点にご注意ください。
 (この表は、かえで配列が目指したものをそのまま項目にとっています。)
 まずは逐次シフト系配列について。
 配列名→

 比較点↓
中指シフト方式「花」@花 のくに 「中指ニコラ」@Nakayubi Nicola 「月」2-263式@「月」 --- 中指シフト新JIS配列 中指(or親指)逐 次シフト式か えで配列
拗音「ゃゅょっ」の扱い 「ょっ」は文字キーの1打鍵、他は中指シフト→文字キーの2打鍵 中指シフト→文字キーの2打鍵 「ょっ」は文字キーの1打鍵、他は中指シフト→文字キーの2打鍵 文字キーの1打鍵
濁点の扱い 文字キーの後打ち1打鍵 文字キーの後打ち1打鍵 文字キーの後打ち1打鍵 逆手中指(or親指)シフトの先打ち1打鍵
半濁点の扱い 文字キーの後打ち2打鍵
(但し「菱」の「花配列+半濁音」規則では、同手中指シフトの先打ち1打鍵)
文字キーの後打ち2打鍵 文字キーの後打ち1打鍵 同手中指(or親指)シフトの先打ち1打鍵
下3段のみ&1キー押下のみで入力できる文字群 31文字
ょてとこはっくうるらーすかきたんれ゛ろりさしなのにいつ。、めえ
30文字
。かたこさらちくつ,、うしけせはといん゛.ひすふへめそねほ・
31文字
そこしてょつんいのりちはかとたくう゛きれすけになさっる、。゜・
32文字
ふはゅつたをさゃけかわ「へうてちせしいきーほひっとぅそすょこく」
入力に3打鍵を要する文字群
9文字
びげぼべぞぶぢぜぱ
(但し「菱」の「花配列+半濁音」規則では、8文字になる。)
5文字
ぱぴぷぺぽ
9文字
びぼぶべぜぴぽぷぺ
なし。
入力に4打鍵を要する文字群 4文字
ぴぽぺぷ
(但し「菱」の「花配列+半濁音」規則では、0文字。)
なし。 なし。 なし。
特徴
漢字直接入力の「風」用に最適化されている…?
濁れない清音カナの操作がNICOLAとは逆(クロ スシフト)になる。
中二段のみを多用するらしい(ローマ字入力 と同じ)。 基本的には打鍵性を完全無視。
 比較点↑

 配列名→
中指シフト方式「花」@花 のくに 「中指ニコラ」@Nakayubi Nicola 「月」2-263式@「月」 --- 中指シフト新JIS配列 中指(or親指)逐 次シフト式か えで配列

 次に、その他のシフト系配列などについて(2004/10/07:表の分割を行った)。

 配列名→

 比較点↓
中指(or親指)同時シフト式かえで配列 新親指シフト配列「飛 鳥」21世紀-259版@新親指 シ フト配列飛鳥 NICOLA (現行親指シフト 配列)@日本語入力コンソーシアム Qwerty英字配列によるローマ字入力(子音シフト) 旧JIS配列(小指シフト)
拗音「ゃゅょっ」の扱い 文字キーの1打鍵 文字キーの1打鍵 同手親指シフトの同 時打鍵 文字キーの1打鍵(ただし連接するキーに依存) 小指シフト+文字キーの1打鍵
濁点の扱い 逆手中指(or親指)シフトの同 時打鍵 濁点の有無を無視して配置(「じぎび」は1キー押 下のみで入 力)。
逆手親指シフトの同 時打鍵 異なる子音を使うのみ 文字キーの後打ち1打鍵
半濁点の扱い 同手中指(or親指)シフトの同 時打鍵 濁点の有無を無視して配置(「ぴ」は1キー押下の みで入力)。 逆手親指シフトの同 時打鍵 異なる子音を使うのみ 文字キーの後打ち1打鍵
下3段のみ&1キー押下のみで入力できる文字群 32文字
ふはゅつたをさゃけかわ「へうてちせしいきーほひっとぅそすょこく」
33文字
「-じぴ%-!とはへ」¥きしうてぎゆんいかたけめせみほびゃっょゅぶ
31文字
。かたこさらちくつ,、うしてけせはときいん.ひすふへめそねほ・
14文字
@「;:」、。・¥あいうえお
35文字
たていすかんなにらせ゛゜ちとしはきくまのりれけむつさそひこみもねるめろ
入力に3打鍵を要する文字群
なし。 なし。
なし。
な し。
但し単独で入力しようとするならば「ゃゅょっ」の4文字。ヵヶ…は対象外。
なし。
入力に4打鍵を要する文字群 なし。 なし。
なし。
な し。 なし。
特徴
基本的には打鍵性を完全無視。 ホームポジションとその上下を多用。NICOLA とは逆に、親指 シフトキーによる連続シフトが効く環境を要する。 数社が商業展開中(配列自体はオープン)。親指 シフトキーによる連続シフトが無効となる環境を要する。 発音入力方法の標準。中二段のみを多用する。 かな入力方法の標準。4段をフルに使う。
 比較点↑

 配列名→
(参 考)
中指(or親指)同時シフト式かえで配列
(参 考)
新親指シフト配列「飛鳥」21世紀-259版@新親指シ フト配列飛鳥
(参考)NICOLA (現行親指シフト 配列)@日本語入力コンソーシアム (参考)
Qwerty英字配列によるローマ字入力
(参考)
旧JIS配列

 上記表にあるとおり、ローマ字入力特有の打鍵テンポに慣れている人が中指逐次シフトに移行したとしても、それほど満足感を得る事は出来ないかもしれませ ん(それでも頻度の高い清音かな文字は1打鍵で入力できるので、特に清音かなを多用する文章を書く場合については、かな系配列の方が「楽に」打鍵できるは ずです)。
 かえで配列は、多くの配列が目指している「交互打鍵適性」を完全に無視して組み立てていますので、交互打鍵を非常に行いづらく、打鍵速度を上げる事が困 難になっています。その代わり、ローマ字入力からの移行において特に重要な「拗音・長音打鍵性」を確保する事により、ローマ字入力の打鍵感を損なうことな く中指シフト系配列を試す事が出来るようにしています。


打鍵例。

 雑記/えもじならべあそびに「か えで配列の表記例」 を書いています。
 ネタがかなりアレなのは…気になさらないでください。



更改(後悔)履歴。

 絶対に弄るまいと心に決めて改名したつもりでしたが、結局変更すべき点を見つけてしまったので、ここに記録する事に しました。

 規則2改0訂2正1 元の楓配列 (2004/06/06)
 規則2改0訂3正0 「う゛」と「ぽ」を入れ替え。 (2004/07/06)
 規則2改1訂0正0 「ら行」と「ぱ行」を入れ替え。(2004/07/07)

2004/07/07


中指シフト方式50音順配列「楓配列(かえで はいれつ)」(または親指シフト方式50音順配列):(2004/06/06)
#現在名前を考えているところです…思い浮かぶかどうかは不明ですが。【2004/06/19 追記】KISS配列2021の名称を、「変形KISS配列」から「楓配列(か えではいれつ)」へと変更しました。【2004/07/02追記】間違っ てもかえでIMとは関係あり ません。…ってゆーか、たったの3日前ではバッティングに気づけるはずもなく…ダメじゃん。

 以前、「Keep It Simple and Stupid layout!」な要求からKISS配列を作成しましたが、このうち「共用同時シフト式」のKISS配列を使用していて、どうしても中指 シフト時に「DE」「DC」「KI」「K,」(いずれもQwerty配列時)のように縦に連なるキーを同時に押すのは困難だと感じたた め、この組み合わせを排除し、「楓配列(かえではいれつ) 」を作成してみました。

 元のKISS配列は、配列そのものの単純さとは対照的に、シフト方式が親指シフトに一部傾斜した内容となっていました。
 今回の楓配列(かえではいれつ)では、このよう なシフト方式の違いに起因する致命的な操作優劣差を解消し、シフト方式の違いそのものの評価を行いやすくしました。

 この配列は「親指シフト式や中指シフト式の入力方式を試してみたいけど、文字キーを探すのが面倒だからやる気が起きないんだよねー」っ て人向けです。
 付属の50音シートを見ながらキーを叩くことにより、親指シフトキーや中指シフトキーを使った場合の入力感覚を簡単に確かめるコトがで きるはずです。
 #決して「常用に耐える配列」ではありません。せいぜい60字/分程度・数十分/日程度の入力強度が限界でしょうし、運 指については全く考慮していません。

 NICOLAとの相違点は次の通り。

 NICOLAとの共通点は以下の通り。

 【!!最も重要な事!!】
 基本的な操作スタイルはNICOLAを継承している(つもりな)ので、一度楓配列(か えではいれつ)で打てるようになってから(派生配列を含むいずれかの)センターシフト系配列 へ移行する際には、センターシフトキーの操作感を生かしたままで(楓配列(か えではいれつ) を忘れて)比較的容易に移行できるかもしれません。

 この配列の特徴は五十音風味配列らしく「配列早見表が作りやすい」ってことで…NICOLAの様な「配列表を作ること自体が大変」でもなく、ローマ字入 力の様な「似非ヘボン式を含めた巨大なローマ字表が必要」という事もありません。

>無シフト時の盤面
後退
[↑Shift]

>異指側シフト押下時の盤面
後退
[↑Shift]

>同指側シフト押下時の盤面
× ×
後退
× × [↑Shift]

 同指シフト面にある中指領域は全て使えなくなってしまったので、KISS配列本来のわかりやすさが薄まってしまい、それなりに使いづらくなってしまって いる感は否めません…が、取りあえずは「文字領域の外側には一切ふれることなく、確実に中指同時シフトが使えることを 確認できた」「姫踊子草かな配列が持つ[隣接キーシフト]の叩き心地に似た面白さが得られて、試し打ちして いて意外と楽しい事が解った」の2点の成果(?)がありました。

 ちなみに、現時点では「中指同時シフト」というおかしなシフト方式を正式にサポー トしていて、なおかつ簡単に定義ファイルを書けるような配列変更ソフトを知らないので、取りあえず中 指同時シフトが使える姫踊子草(シェアウエア)用の定義ファイルのみを用意しています。(…姫踊子 草かな配列で中指同時シフトが使われていることを今更(2004/07/02)になって知りました…ダメじゃん>俺)

 まずは姫踊子草(シェアウエア)を用意し、この「中指同時シフト」というおかし なシフト方式を体感してみてください。
 #この配列は、あくまでも中指同時シフトの可能性を示すためだけの為に作成しました。他のKISS配列とは中指の使い方 が多少異なりますので、混同は避けるべきです。但し、楓配列(かえではいれつ)そ のものは親指同時シフト・親指逐次シフト・中指同時シフト・中指逐次シフトのいずれにでも適応しますので、この配列で4種のシフト方式の感触を確かめるこ とができます。

 キーボードからみた配置図はこのような感じになります。


五十音表に綴りを付加する形であればこのような感じになります。
(ローマ字変換テーブルを大きくカスタマイズできるIMEをお使いであれば、この表のままにローマ字変換テーブルを再定義 する事により、中指逐次シフト式のかえで配列を再現できます。)


 ローマ字が真っ先に思い浮かぶ人向けの入力シートはこのように作りました。

  [2004/07/01] 注)「6」と「8」の裏アサインを正しく修正しました。
  [2004/08/08] 注)「1」~「5」の裏・逆アサインを正しく修正しました。


 かな文字が真っ先に思い浮かぶ人向けの入力シートはこのように作りました。

  [2004/07/01] 注)「6」と「8」の裏アサインを正しく修正しました。
  [2004/08/08] 注)「1」~「5」の裏・逆アサインを正しく修正しました。


 表し方は異なるものの、どれも同じ楓配列(かえではいれつ)の ものですので、もっとも使いやすそうなものをお使いください。
 (全ての表はOpenOffice.orgを用いて作成しました。)


最後に。

 この配列は、姫踊子草(シェアウェア)の存在があったからこそ実 際に試用可能となり、「実際に打ってみて、手の感触を元に修正を行う」事が可能となりました。
 #…その割には、中指同時シフトが姫踊子草かな配列に採用されていることを知ったのは 2004/07/02(すでに楓配列を固定して、丸1日の評価打鍵も行った後)になってからで…ダメじゃん。

 新親指シフト配列「飛鳥」からは「いうんゃゅょっ」の位置がローマ字入力との対比時に如何に 重要であるかを教えられました。かなり思想がかった配列という気もしますが、口語調の文章を頻用する限りは心地良い打鍵感を得ることが でき、見事にはまってしまいました…。2004年第2~3四半期中は間違いなく常用。他に良い配列がなければこのまま行きそうな気がします(現時点で気に なる他の配列といえば…姫踊子草かな配列か…)。「かえで配列」の元となった「KISS配列」は、NICOLAから飛鳥配列への移行期間 中に「NICOLA→飛鳥以外の」移行方法を試験していて思いついたものです。「かえで配列」を用いてみて「親指シフトの方がしっくり来る」と感じた方に は、飛鳥配列への移行をお勧めします。

 M式はAZIK 時代から眺めていましたが、漢語発音の第2音節は「ウ、イ、ン、ツ、チ、ク、キ」の7文字と言う言葉が印象に残りまし た。残念ながら力及ばず、ホームキーには「ウ、イ、ン、キ」しか配せませんでしたが…。

 NICOLAは結局わずか 3か月で挫折してしまったものの、とにかく「カナ系配列に回帰したい」という私の欲望(笑)を駆り立てるには十二分なほどのパワーと資質を持った配列でし た。これがなければ中指系配列はそもそも存在しなかったかもしれませんから、「未だに熱心なユーザーがいて、ユーザー自身がNICOLAを支えている」と いうだけでも、私にとっては十分価値がありました。

拡張ローマ字入力『AZIK』-『ACT』は、「使い慣れたQwertyローマ字入力でも、カナ配列なみの省 打鍵ができる」ことを見事証明して見せた配列で、「っー」の配置はAZIKのイメージを元にして配置しました…私はこれが元でカナ配列への回帰欲がかなり そがれていたことは事実です(悪い意味ではなく、確かにこれでも十分だと思えるだけの効果があります)。
 …結局は「スペルをど忘れてしまって困る時がある」「使っていると撥音拡張と二重母音拡張をよく使う単語を重用するよう になってしまいやすい」という問題点以外には、特に欠点もなく、仮に私が英字配列を多用する職に就いていたならば、多分死ぬまで(!)使っていたはずで す


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