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 えもじならべあそび - 「ロマかな配列」 Qwertyローマ字省入力式配列 (2005/04/23-) 
 ※mikadoさん謹 製の指運解析CGIスクリプトを通した結果は次の通り となります。(101)
 
「絵文字並べ遊び(えもじならべあそび)」バナー

お詫び。

 このページは、ローマ字入力を「ちょっとだけ弄って快適にしよう」というページではありません。
 若干面倒な規則を使っています。

 下の記述を見て「こんなめんどくさい事なんてできないよ!」と思われた場合は、ここに立ち戻って下記の設定のみをしてみて下さい。
 全てローマ字変換テーブルを弄るのみでできます。

  1. キー「;」(右手小指ホーム)に文字「っ」(小書きの"つ")を割り当てる。
  2. キー「:」(右手小指ホーム伸ばす)に文字「ー」(長音)を割り当てる。
  3. キー「/」(右手小指下段)に文字「ん」を割り当てる。
  4. キー「c」(左手中指下段)に文字「く」(ストローク"ku"と同じ文字)を割り当てる。
  5. キー「x」(左手薬指下段)に文字「つ」(ストローク"tu"と同じ文字)を割り当てる。
 これだけでも、「M式の世界;第4章 漢字の打鍵数節減方式 (省打鍵方式)」 ページに記述のあるような例が省打鍵記述できますので、若干は打鍵しやすくなるはずです。
 AZIKの二 重母音式に慣れることができなかった人向けの規則ですので、まずはAZIKを試してみると良いかもしれません。

 下記のロマかな配列は、これら省打鍵規則を入れ替えて「ヤ行母音」の概念を追加したものとなっています。


プレビュー。

 この配列は、様々な配列の要素を少しずつ拾ってきたものです。
 おもに、Qwertyローマ字入力をしていて「カナ系配列を試してみたいけど、わざわざ全て覚え直すのも面倒だしな~」とかいう状況を想定して作成しま した。
 カナ系の「面白さ」をつかむには、まずはこのくらいがちょうど良いかも…などとおもっています。
 
 盤面自体はこんな感じでして。まずはじっくりと「姫踊子草」画面を眺めて、「ローマ字入力との違い」に注視してみてください。
 なお、薄く書かれた子音側カナ(kstnhmrwgzdbp)については、今まで どおり 子音として機能しますので、これらのかなについてはひとまず無視して考えてみてください。

(改0訂1…「ん」「・」を交換+改0訂2:「つ」「く」を交換&「ゆ」 「よ」を交換)


 上段の文字は子音です(2キー続けて子音キーを押すと、○a○aとなる文字を出力します)
 中段の文字は母音で、単独打鍵ではそのままの文字を表示します。子音に続けて打鍵した場合は、「あいうえお」は通常どおり機能し、「やゆよ」については 「イ段かな+小書きのゃゅょ」となり、他の文字については全て「ア段かな+後押し文字」となります。

 最下段にはQwerty英字配列を表示しています が、これは「姫踊子草」側で自由に差し替えできるモノですので、気になさらないでく ださい。

 「ロマかな配列」は、様々な配列から色々なエッセンスを持ってきて作っています
 まずは「っーん」の3文字、これはAZIKか ら借用しています。「っー」の位置はそのままで、「ん」の位置のみ異なっています。
 母音としての「やゆよ」は、和(や まと)ならべから借用しています。また、改0-2より「やゆよ」の位置をチーズホップ様に並べ替えました。
 清音かなとしての「きちくつ」は、M 式から借用しています。本来は「く・っ」と「つ・っ」を自動判別するのがM式のキモなのですが、IMEのローマ字 テーブルにこれを載せるのは不可能ですし、AZIKから借用している「っ」が単独で存在しますので、結局は「ちきくつ」のカナのみを借りて、他は人力で何 とかするというKm式と同じ仕様にしていま す。
 また、この配列では子音キーを2回(どの子音キーを組み合わせても等しく)叩くと、常に「○a○a」となります…これは拙作「イ音配列」からの転用で、 大元のアイディア(母音シフトと呼ばれている)はさ くら配列にあります。
 実はこっそりと飛 鳥配列的な要素も突っ込んだつもりなのですが、全然そんな感じがしないので…気にしないでください。
 

 こんな感じで、とにかく色々な配列から少しずつアイディアを借用して、この「ロマかな配列」を作成しました。

 文字の並び方については特に規則性はなく(いつも通りテキトー)、交互打鍵適性や詳細頻度順などについては一切考慮していません。

 この配列の主な(そしておそらく唯一の)試用用途は…何でしょうか。
 ただ特殊な配列、というだけならば、他に多数の実用配列が存在しますし、本配列はそもそも打ちやすさを考慮していませんので…とりあえずは
  「ローマ字入力による省打鍵の有用性を評価するための実験例」
としてしか存在意義はなさそうです。

 「俺はそのまま常用できる配列を必要としているのだ!」という方は、素直に飛 鳥配列中指新JIS配列「月」中指NICOLANICOLA花 配列姫 踊 子草かな配列などをお使いください。

 ローマ字省打鍵入力式についての「お試し版」を 必要とされる方のための配列、それがロマかな配列です。

 なお、ロマかな配列から他の配列への移行は大変に困難ですが、これは「仕様」です。他 の配列を習得しようとする方への練習用配列としては、引き続き「かえで配列」を試用する方が宜しいかと。
 また、「ややこしい規則は嫌い、逐次打鍵式の方が良い!」という場合については、配列をご覧 ください。

 …割り当て文字の選定に関しては、かえで配列と同じく「飛鳥配列」を参考にさせて頂きました。その他の配置ポリシーにつ いては、いつも通りいくつかの配列から少しずつ要素を引っ張ってきました。


おことわり。

 この配列は空想の代物ではなく、なぜか実際に試用することができてしまいます。

 ロー マ字省打鍵入力式配列「ロマかな配列」用の配列設 定ファイル(姫踊子草/.hmo_kana形式 /lzh圧縮)【??KB】

 このアーカイブは、次のファイルを含んでいます。
  1. ロマかな配列(改0訂 0版) 用の定義ファィル for 姫踊子草
  2. その他、公開には必要ないがとりあえず同梱している物が少数…
 この配列データは姫踊子草(シェアウエア)で試用できます。
 そのため、姫踊子草(シェアウエア)を事前にダウンロードする必要があります。


ローマ字省打鍵入力式配列「ロマかな配列」 (2005/04/23-)

 「ロマかな配列」は、Qwertyローマ字入力のアドオンと して使用する事ができる省打鍵用配列です。
 主にカナ系のエッセンスを重ねることにより、従来のローマ字省打鍵系と比べて以下の特徴があります。


 しかしながら、この配列は、実際の所おそらくは実用価値がありません。あくまでも ローマ字省打鍵入力という入力方式の評価にしか使えませんのでご注意ください。

 本配列のキー配置指針は次の通り。

 姫踊子草(シェアウエア)用の定義ファイルのみを用意しています。
 他のキーマッピングツールについては…菱などでの実装は容易と思われます。IMEのローマ字テーブルでは、一部定義できない可能性があります。

 まずは姫踊子草(シェアウエア)を用意し、この「ローマ字省打鍵入力」という おかし なシフト方式を体感してみてください。
 #この配列は、あくまでもローマ字省打鍵入力の可能性を示すためだけの為に作成しました。




入力方法@改0訂0

 基本的には…姫踊子草のキー画面を見てください。
(改0訂1…「ん」「・」を交換+改0訂2:「つ」「く」を交換&「ゆ」 「よ」を交換)

 中段に黒文字で示している文字である【あ/い/う/え/お/や/ゆ/よ/っ/ー/ ん/き/ち/く/つ/、/。/・/「/」】は、そのまま単独で打鍵する事により出ます。

 上段に薄く表示されている文字については、おもに子音を表しています。
 ローマ字表に表すと↓の様な感じかと…おそらくは想像通りの文字が 出るはずで す
XB
XF
XV
X
P
B
D
Z
G
W
R
M
H
N
T
S
K

←一打目
↓二打目
ぶぁ
ふぁ
ヴァ















a
ぶぃ
ふぃ
ヴィ















i


















u
ぶぇ
ふぇ
ヴェ















e
ぶぉ
ふぉ
ヴォ















o
ぶっ
ふっ
ヴッ

ぱっ
ばっ
だっ
ざっ
がっ
わっ
らっ
まっ
はっ
なっ
たっ
さっ
かっ

;
ぶー
ふー
ヴー

ぱー
ばー
だー
ざー
がー
わー
らー
まー
はー
なー
たー
さー
かー

:
ぶん
ふん
ヴン

ぱん
ばん
だん
ざん
がん
わん
らん
まん
はん
なん
たん
さん
かん

/




ぴゃ
びゃ
ぢゃ
じゃ
ぎゃ

りゃ
みゃ
ひゃ
にゃ
ちゃ
しゃ
きゃ

y




ぴゅ
びゅ
ぢゅ
じゅ
ぎゅ

りゅ
みゅ
ひゅ
にゅ
ちゅ
しゅ
きゅ

j




ぴょ
びょ
ぢょ
じょ
ぎょ

りょ
みょ
ひょ
にょ
ちょ
しょ
きょ

l




ぱき
ばき
だき
ざき
がき
わき
らき
まき
はき
なき
たき
さき
かき

q




ぱち
ばち
だち
ざち
がち
わち
らち
まち
はち
なち
たち
さち
かち

f




ぱく
ばく
だく
ざく
がく
わく
らく
まく
はく
なく
たく
さく
かく

v




ぱつ
ばつ
だつ
ざつ
がつ
わつ
らつ
まつ
はつ
なつ
たつ
さつ
かつ

c




ぱか
ばか
だか
ざか
がか

らか
まか
はか
なか
たか
さか
かか

k




ぱさ
ばさ
ださ
ざさ
がさ

らさ
まさ
はさ
なさ
たさ
ささ
かさ

s




ぱた
ばた
だた
ざた
がた

らた
また
はた
なた
たた
さた
かた

t




ぱな
ばな
だな
ざな
がな

らな
まな
はな
なな
たな
さな
かな

n




ぱは
ばは
だは
ざは
がは

らは
まは
はは
なは
たは
さは
かは

h




ぱま
ばま
だま
ざま
がま

らま
まま
はま
なま
たま
さま
かま

m




ぱら
ばら
だら
ざら
がら

らら
まら
はら
なら
たら
さら
から

r




ぱわ
ばわ
だわ
ざわ
がわ

らわ
まわ
はわ
なわ
たわ
さわ
かわ

w




ぱが
ばが
だが
ざが
がが

らが
まが
はが
なが
たが
さが
かが

g




ぱざ
ばざ
だざ
ざざ
がざ

らざ
まざ
はざ
なざ
たざ
さざ
かざ

z




ぱだ
ばだ
だだ
ざだ
がだ

らだ
まだ
はだ
なだ
ただ
さだ
かだ

d




ぱば
ばば
だば
ざば
がば

らば
まば
はば
なば
たば
さば
かば

b




ぱぱ
ばぱ
だぱ
ざぱ
がぱ

らぱ
まぱ
はぱ
なぱ
たぱ
さぱ
かぱ

p

*2005/04/26:改0訂1に更新したため、「ん」の定義 を変更。
*2005/04/27:改0訂2に更新したた め、「ゆ」「よ」「つ」「く」の定義 を変更。


最後に。

 この配列は、姫踊子草(シェアウェア)の存在があったからこそ実 際に試用可能となり、「実際に打ってみて、手の感触を元に修正を行う」事が可能となりました。

 新親指シフト配列「飛鳥」からは「いうんゃゅょっ」の位置が如何に 重要であるかを教えられました…が、全然生かせていません、ごめんなさい。

 その他その他、本文に上げていない配列からも実はいくつかお借りしていまして…まずは、他の配列無しにはこの「ロマかな配列」は完成しませんでした。そ の点は間違いありません。



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