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- 入力した日付の年を変更したい
2022/1/7
- 年が変わってから、前年の日付を入力する時はちょっと面倒と感じます。
例えば、医療費控除の表を作成しよう・・・といったとき、前年の日付を入力する必要があるのですが、Excelのお作法として、今日は 2022/1/7 ですので、 2021/1/13 (前年の日付)を入力したいときは 年/月/日 と入力する必要があります。
- しかし、Excelでは日付を 月/日 と年を省いた形式で入力することができます。
ただし、この入力法ではPCのカレンダーと同じ年が付け加えられます。
- 2022年に下図のようなデータを素早く作成したいときの入力法を書いてみます。
結論を言えば、2022年で入力して、後から2021年に修正すればよい・・・といった方法です。
- 入力しているのは2022年1月7日です。
C列の日付を 1/13 1/13 1/18 1/18 1/27・・・・ といった具合に、月/日 の形式で入力します。
年の入力をしないので、入力が早くできます。
しかし、年は 2022年となっています。
- 2022年を 2021年に置換します。
分かりやすくするために(説明用に)、表示形式を yyyy/m/d とします。
年を修正したいセルを選択します。ここでは C2:C13 を選択しました。
- [ホーム]タブの編集グループの[検索と選択]→[置換]を選択します。
ショートカットキーは [Ctrl]+[H] です。
ポイントは置換と言えば文字列を置き換える・・・といった先入観がありますが、日付データも置換ができるというところです。
- 検索と置換ダイアログボックスの置換タブが表示されます。
検索する文字列に 2022/ と(すべて半角文字で)入力します。
置換後の文字列に 2021/ と(すべて半角文字で)入力します。
[すべて置換]ボタンをクリックします。
- 選択していたセルの「12件を置換しました。」と結果が表示されます。
- C2:C13セルの年が 2022年から2021年に修正できました。
- 関数を使って処理したい・・・といったときは他の列に =DATEVALUE("2021/"&TEXT(C2,"m/d")) と入力します。
もっともらしく DATEVALUE関数を使っていますが、 DATEVALUEを使わず、=("2021/"&TEXT(C2,"m/d"))*1 とすることもできます。
- 変換した日付のセル F2:F13セルを選択して、[Ctrl]+[C] でコピーします。
貼り付けるセル C2セルを選択して、[Ctrl]+[V] で貼り付けます。
すると、参照エラーとなってしまいます。
慌てずに、右下に表示される[貼り付けオプション]ボタンをクリックします。
- [貼り付けオプション]ボタンをクリックして、[値]の貼り付けを選択します。
日付が 2021年に変更できました。
F2:F13セルは不要になりましたので、削除してOKです。
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