複数年のデータを月単位の折れ線グラフにしたい：Excel基本講座

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更新:2025/4/27;作成:2013/9/12

2年分のデータを月ごとの折れ線にしたい

ひとつのデータ系列から第2軸を利用する

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下図のように各年ごとのデータリストを作成すれば、期待したグラフを作成できます。

では、データリストが下図のようなケースで、上記のようなグラフを作成したいときはどうすればよいのでしょう?

	B	C
2		鹿児島支店
3	2024/1/1	793,066
4	2024/2/1	618,959
5	2024/3/1	590,909
6	2024/4/1	836,625
7	2024/5/1	540,820
8	2024/6/1	767,466
9	2024/7/1	553,750
10	2024/8/1	855,693
11	2024/9/1	804,047
12	2024/10/1	835,350
13	2024/11/1	816,581
14	2024/12/1	894,525
15	2025/1/1	643,593
16	2025/2/1	623,459
17	2025/3/1	766,302
18	2025/4/1	885,782
19	2025/5/1	888,495
20	2025/6/1	624,550
21	2025/7/1	787,510
22	2025/8/1	898,542
23	2025/9/1	630,987
24	2025/10/1	767,316
25	2025/11/1	786,337
26	2025/12/1	628,553

ひとつのデータ系列から第2軸を利用する　　　　　 Topへ

折れ線を2本表示したいので、系列が2つ必要ですがデータリストには1系列しかありません。
1. まず、データリストを使って1つの折れ線グラフを作成します。
2. X軸の目盛範囲を2011/1～2011/12に変更します。
  X軸をダブルクリックして、軸の書式設定を表示します。
  軸のオプションで最小値を「2024/1/1」、最大値を「2024/12/1」とします。
3. グラフに系列をもう一つ増やします。
  データリストのB3:C26を選択して、[コピー]します。[Ctrl]+[C]で実行できます。
  グラフエリアを右クリックして、[貼り付け]を実行します。
4. 「系列2」がグラフに表示されました。同じデータを使っているので2つの系列が重なって表示されています。
5. 「系列2」をダブルクリックして、データ系列の書式設定を表示します。
  「第2軸(上/右側)」にチェックを入れます。
6. [グラフのデザイン]タブを選択します。
  [グラフ要素を追加]→[軸]→[第2横軸]を選択して、第２横軸を表示します。
7. 表示された第2横軸をダブルクリックして、軸の書式設定を表示します。
  軸のオプションで最小値を「2025/1/1」、最大値を「2025/12/1」とします。
8. 第２横軸を選択します。
  文字オプションを選択します。
  文字の塗りつぶしで「塗りつぶしなし」を選択します。
9. 第１横軸を選択して、軸のオプションで表示形式を　m"月"　とします。
10. 下図のようになりました。
11. グラフを選択します。書式設定のダイアログが表示されている場合は閉じます。
  グラフツールの[デザイン]タブを選択して、[データの選択]を実行します。
12. 系列を選択して[編集]ボタンをクリックします。
13. 系列名に「2011年」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
14. 「系列2」も同様に編集して「2012年」とします。
15. 凡例項目が「2024年」と「2025年」になりました。
16. ここまでの操作で、下図のような折れ線グラフになっています。
17. [グラフのデザイン]タブを選択します。
  [グラフ要素を追加]→[軸]→[第2縦軸]を選択して、第２縦軸を非表示にします。
18. 下図の折れ線グラフが作成できました。
端のマーカーの線が表示されているのが気になる場合は以下のようにしてみます。
1. 横軸をダブルクリックして書式設定を表示します。
  軸位置の「目盛」にチェックを入れます。
2. 第2横軸はグラフに表示されていないので、ダブルクリックして書式設定を表示することがちょっと面倒です。
  グラフツールの[書式]タブを選択します。
  グラフ要素のドロップダウンリストで「第2軸横(項目)軸」を選択して、[選択対象に書式設定]をクリックします。
3. 第2横軸が選択されています。
  書式設定ダイアログで軸位置の「目盛」にチェックを入れます。
4. 下図の折れ線グラフが作成できました。