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- 第2軸を使った折れ線グラフを作成する
更新:2025/4/19;作成:2017/10/14
  - ここでは下表のデータを使用しています。
 
  
| 鹿児島県の人口及び世帯の推移 |  
| 年次 | 世帯数 | 人口総数 |  
| 大正9年 | 299,424 | 1,415,582 |  
| 大正14年 | 313,547 | 1,472,193 |  
| 昭和5年 | 322,088 | 1,556,690 |  
| 昭和10年 | 332,632 | 1,591,466 |  
| 昭和15年 | 327,684 | 1,589,467 |  
| 昭和22年 | 362,384 | 1,746,305 |  
| 昭和25年 | 377,620 | 1,804,118 |  
| 昭和30年 | 443,176 | 2,044,112 |  
| 昭和35年 | 470,303 | 1,963,104 |  
| 昭和40年 | 489,492 | 1,853,541 |  
| 昭和45年 | 511,820 | 1,729,150 |  
| 昭和50年 | 550,297 | 1,723,902 |  
| 昭和55年 | 607,452 | 1,784,623 |  
| 昭和60年 | 640,954 | 1,819,270 |  
| 平成2年 | 659,880 | 1,797,824 |  
| 平成7年 | 688,646 | 1,794,224 |  
| 平成12年 | 716,610 | 1,786,194 |  
| 平成17年 | 725,045 | 1,753,179 |  
| 平成22年 | 729,386 | 1,706,242 |  
| 平成27年 | 724,690 | 1,648,177 |  
 
- 数値の種類や桁数が異なるため同じ軸では表現しにくいデータは、第2軸を使って同じグラフで表示することができます。
- 折れ線グラフにするデータを選択します。
 ここでは、セル範囲 B3:D23 を選択しています。
  
- [挿入]タブのグラフ グループにある[折れ線/面グラフの挿入]→[マーカー付き折れ線]を選択します。
   
- マーカー付き折れ線グラフが作成されました。
   
- 2つの折れ線の値に大きな差があるので、世帯数を第2軸にしたいと思います。
 世帯数の折れ線をダブルクリックして、書式設定ウィンドウを表示します。
 または、世帯数の折れ線をクリックして選択し、[Ctrl]+[1]で書式設定ウィンドウを表示します。
   
    - または、世帯数の折れ線をクリックして選択します。
 グラフツールの[書式]タブを選択し、[選択対象の書式設定]をクリックします。
   
 
- データ系列の書式設定で「系列のオプション」を選択し、使用する軸で「第2軸(上/右側)」にチェックを入れます。
 第2軸が作成されました。
   
- [グラフのデザイン]タブを選択して、「スタイル5」を選択しました。
   
- 第2軸を使った折れ線グラフが作成できました。
 グラフタイトルなどを修正すると完成です。
   
グラフタイトルを入力する
- グラフタイトルをクリックしてカーソルを表示し、タイトル「鹿児島県の人口及び世帯の推移」と入力しました。
  
- グラフタイトルにシートのB2セルに入力されれいる文字列を入力することができます。
 グラフタイトルを選択して数式バーに = を入力し、B2セルをクリックして、=Sheet1!$B$2 と入力します。
  
系列名を変更する
- 系列の名前を変更します。
 グラフを選択します。
 [グラフのデザイン]タブを選択し、データ グループの[データの選択]をクリックします。
  
- データソースの選択で「人口総数」と表示されている系列を選択して、[編集]ボタンをクリックします。
  
- 系列の編集で系列名に「人数」と入力して、[OK]ボタンをクリックします。
  
- 凡例項目(系列)が「人数」となっているのを確認したら、[OK]ボタンをクリックします。
  
- 凡例のラベルが変更されました。
  
軸ラベルを挿入する
- 2軸になるとどちらがどの系列の目盛りなのかがわかりません。
 軸ラベルを挿入します。
 [グラフのデザイン]タブで[グラフ要素を追加]→[軸ラベル]→[第1縦軸]を選択します。
  
- 第1縦軸のラベルが表示されますので、「人数」と入力します。
 テキストボックスの中にカーソルを表示して文字列を入力します。
   
- 同様に、[グラフのデザイン]タブで[グラフ要素の追加]→[軸ラベル]→[第2縦軸]を選択します。
   
- 第2軸の軸ラベルを「世帯数」と入力しました。
   
- 軸のラベルの文字方向を変更します。
 第2軸の軸ラベルをダブルクリックして、軸ラベルの書式設定を表示します。
 タイトルのオプションで「配置」の文字列の方向で「右へ90度回転」を選択しました。
   
   
軸の目盛りの表示単位を変更する
- 第2軸の目盛り(数値)をダブルクリックして、軸の書式設定を表示します。
 書式設定のウィンドウが表示されている場合は、第2軸の目盛り(数値)をクリックします。
 軸のオプションの表示単位で「千」を選択します。
 なお、「表示単位のラベルをグラフに表示する」にチェックを入れると、表示単位ラベル「千」が表示されます。
   
- 表示単位ラベルをクリックします。
 作業ウィンドウは表示単位ラベルの書式設定に代わります。
 ラベルオプションの配置で「横書き」を選択します。
 表示単位が「千」になっているので、キーボードから「千戸」と入力して修正します。
 カーソルを表示したら「千」を消してから「千戸」と入力します。
 ラベルの枠線部分をマウスでつかんでドラッグすると移動することができます。
   
- 軸ラベルや表示単位などを変更すると、グラフのバランスがちょっと崩れてしまいました。
 プロットエリアを選択して、ハンドルを表示します。
 
- 書式タブのグラフ要素で「プロットエリア」を選択すると、グラフのプロットエリアを選択することができます。
 表示されたハンドルをドラッグしてプロットエリアをバランスよく配置しました。
   
  - 2軸の折れ線グラフから、片方の系列を第2軸にする方法を説明しましたが、Excel2013からは複合グラフの挿入から始めることができます。
- 折れ線グラフにするデータを選択します。
 ここでは、セル範囲 B3:D23 を選択しています。
  
- [挿入]タブの[おすすめグラフ]を選択します。
  
- [すべてのグラフ]タブを選択します。
 「組み合わせ」を選択し、系列のグラフの種類を「マーカー付き折れ線」にします。
 第2軸を使いたい系列の方は第2軸のチェックボックスをオンにします。ここでは系列「世帯数」を第2軸にしました。
  
- 第2軸を使った折れ線グラフを作成することができました。
 後の操作は上記と同様ですので省略します。
  
- 2軸の折れ線グラフを作成しましたが、これから複合グラフに変更するのは簡単にできます。
  - 折れ線グラフにするデータを選択します。
 ここでは、セル範囲 B3:D23 を選択しています。
   
- [挿入]タブの[おすすめグラフ]を選択します。
   
- [すべてのグラフ]タブを選択します。
 「組み合わせ」を選択し、系列のグラフの種類を「マーカー付き折れ線」と「集合縦棒」にします。
 第2軸を使いたい系列の方は第2軸のチェックボックスをオンにします。ここでは系列「世帯数」を第2軸にしました。
   
- 折れ線と縦棒の複合グラフが作成できました。
   
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