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- 数式と関数の入力方法
更新:2024/8/7;作成:2006/4/4
四則演算に使用する演算子
- 数式や関数を入力するときには、最初に =(半角のイコール、等号) を入力します。
入力する数式は半角で入力します。これがExcelの決まり(お約束)です。
演算の種類 |
演算子 |
四則演算 |
関数では? |
足し算 |
+ (プラス) |
=5+3 |
=SUM(5,3) |
引き算 |
- (マイナス、ハイフン) |
=5-3 |
? |
かけ算 |
* (アスタリスク) |
=5*3 |
=PRODUCT(5,3) |
割り算 |
/ (スラッシュ) |
=5/3 |
? |
べき乗 |
^ (キャレット) |
=5^3 |
=POWER(5,3) |
- =(イコール)を入力するのが [Shift]+[-]なので面倒・・・という方はテンキーの +(プラス)を代用することもできます。
+sum(5,3) と入力すると、=+SUM(5,3) と変換されます。=+ といった表示になりますが計算上の問題はありません。
- なお、関数を使った数式なら @SUM(B2:B4) と頭に @ から入力する方法もあります。
これは、Lotus1-2-3 の関数の入力方法ですが、Excelでも使用可になっています。
↓
[Enter]キーを押して確定すると =SUM(B2:B4) とExcelが勝手に修正してくれます。
加減乗除の入力方法(D1:D4に計算式を入力する例を示します。)
- セル番地はキーボードから入力しても良いですが、マウスを使って入力するなら、セルをクリックするとセル番地が表示、入力されます。
キーボードのみで数式を入力する
- キーボードから =B2+C2 と入力します。
ここでは、セル番地をキーボードで指定する方法です。
- D2セルを選択します。(D2セルをアクティブにします。)
- テンキーの + を入力し、[←]キーを2回押して、B2セルを参照します。
セルには +B2 と入力されます。
- テンキーの + を入力し、[←]キーを1回押して、C2セルを参照します。
セルには +B2+C2 と入力されます。
- [Enter]キーで数式を確定します。
数式バーには =+B2+C2 と表示され、D2セルには計算結果が表示されます。
マウスを使った数式の入力方法
- D2セルをクリックして選択します。(D2セルをアクティブにします。)
- =(イコール)をキーボードから入力します。
- B2セルをクリックします(D2セルには「=B2」とセル番地が表示されます。
- 演算子 +(プラス)をキーボードから入力します。
- C2セルをクリックします(C2セルには「=B2+C2」と表示されます)。
数式で参照されているセルは色付きの枠で点滅表示されます。カラーリファレンスと言います。
- [Enter]キーを押すと計算結果がセルに表示されます。
入力された数式はセルを選択して、数式バーで確認することができます。
- 加減乗除とSUM関数を入力した例です。
- =su と入力しても、関数のリストが表示されない場合(関数のオートコンプリートが機能しない場合)は、[Alt]+[↓] キーを押してください。関数のリストが表示されるはずです。
関数のオートコンプリートが機能は [Alt]+[↓] キーで ON/OFF することができます。
- ここでは合計を求める例で説明します。
計算式を入力する E7セルを選択して、半角で =su と入力すると、SUから始まる関数がリストに表示されます。
ここでは SUM関数を使いたいので、[↓]キーを2回押して SUMを選択して、[Tab]キーを押します。[Enter]キーではありません。
- =SUM( と入力されました。
- 合計するセル範囲を指定します。
キーボードから E3:E6 と入力します。
または、キーボードでセル範囲を指定するには、[↑]、[Shift]+[Ctrl]+[↑]、[Shift]+[↓] でE3:E6が選択できます。
マウスを使う場合は シートの E3:E6 をマウスで選択します。
数式は =SUM(E3:E6 となりました。これで[Enter]キーで入力を確定すると、 )(後ろ括弧)は補完してくれます。
気持ちが悪ければ =SUM(E3:E6) と完全な数式を入力して[Enter]キーで確定します。
- 合計の計算式が入力でき、計算結果がE7セルに表示されました。
(操作例1) 合計の関数SUMの入力
- 関数を入力するE7セルをクリックしてアクティブにします。
- [ホーム]タブの編集グループにある[オートSUM]ボタンをクリックします。
ショートカットキーは [Alt]+[Shift]+[=] です。
- E7セルと数式バーにに =SUM(E3:E6) と表示され、E3:E6セルが破線で囲まれます。
合計の範囲はこれで良いので[Enter]キーを押すと決定され、計算結果が表示されます。
- B6セルには計算結果 8,500 が表示され、数式バーには入力した数式 =SUM(E3:E6) が表示されます。
- 注)表示された範囲が違う場合は、自分で正しい範囲をドラッグして入力します。
- [オートSUM]ボタンからよく使われる関数、[平均 AVERAGE]、[数値の個数 COUNT]、[最大値 MAX]、[最小値 MIN]が入力できるようになっています。
- これらの関数を使うときは、アクセスキーを使うと手早く入力できます。
AVERAGE関数の場合は [Alt]→[H]→[U]→[A] とキーを順番に押します。
これらのキーを順番に押すと、画面には以下のようにアクセスキーが表示されます。
つまり、[ホーム]タブ→[ΣオートSUM]→[平均] と選択したのと同じ操作になります。
- [Alt]を押すと、下図になるので[H]を押します。
- [U]を押します。
- [A]を押すと、AVERAGE関数が入力できます。
- =AVERAGE(E3:E6)と入力できたら、[Enter]キーで数式を確定します。
- [その他の関数]は[関数の挿入]ボタン(数式バーの横の[fx]ボタン)と同じ機能で、関数の挿入ダイアログが開きます。
- 入力するセル(E8セル)を選択します。
[fx 関数の挿入]ボタンをクリックします。
- 関数の挿入 ダイアログボックスが開きます。
[関数の分類]で[すべて表示]にすると、関数がアルファベット順に表示されます。
使用する関数[AVERAGE]をクリックします。
[Enter]キーを押すか、[OK]ボタンをクリックします。
- 平均の関数[AVERAGE]を選択すると、数値1に「B2:B6]と範囲が表示されます。
ところが、今回の場合の範囲は「B2:B5」でないといけません。
正しいセル範囲 B2:B5 をドラッグして選択すると、引数の入力欄に選択範囲が表示されます。
- 【関数の引数】ダイアログが邪魔になる時は、入力欄の右端のボタンをクリックして、最小化します。
または、タイトルバーをドラッグして邪魔にならないところに移動します。
- 関数の引数を折りたたんだ状態で、セル範囲を選択することができます。
ウィンドウを元のサイズに戻すには、【Enter】キーを押す か 右端のボタンをクリックします。
- 【関数の引数】ダイアログの[OK]ボタンをクリックします。または、[Enter]キーを押しても同じです。
セルに計算結果が、数式バーに計算式(数式)が表示されました。
- 同じ数式を同時に入力するには[Ctrl]+[Enter]で入力することができます。
- 数式を入力するセルE3:E6を選択します。
アクティブセル(E3セル)に数式 =C3*D3 を入力し、[Ctrl]+[Enter]で確定します。
- 選択していたセルすべてに数式が入力できました。
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