Home
»
Excel講座の総目次
»
Excel基本講座の目次
»
条件付き書式で別シートやテーブルを参照する
条件付き書式で別シートやテーブルを参照する:Excel基本講座
Excel2003までは条件付き書式の数式ではSheet2!A1:A10のような別シートの参照ができません。
名前の定義やINDIRECT関数を利用することで可能ですのでその方法を説明します。
Excel2010、Excel2013、Excel2016以降では他のシートを参照することができますので、このような技は必要ありません。
ただし、Excel2007,Excel2010,Excel2013,Excel2016以降でもテーブルを参照する場合にはINDIRECT関数を使う必要があります。
テーブルの列を参照する場合には名前を定義して参照することもできます、2度手間ですが数式は見やすくなります。
スポンサードリンク
更新:2024/12/20;作成:2008/8/20
名前の定義を利用する
他シートのセル範囲の参照にINDIRECT関数を使う
テーブルの列に名前を定義して参照する
INDIRECT関数を使ってテーブルを参照する
別のシートのセル範囲を参照する
Topへ
Excel2010,Excel2013,Excel2016以降では他のシートのセル範囲を参照することができますので、このような技は必要ありません。
下図のように、
Sheet1のセル
に設定した条件付き書式のルールに
Sheet3のセル範囲
を参照してもエラーは出ずに設定が可能になっています。
Excel2003以前とExcel2007では、数式に他のシートを参照しようとすると、使用できない旨のメッセージが表示されます。
他のシートを参照するには
名前の定義やINDIRECT関数を使う
方法で対処できます。
名前の定義を利用する
Topへ
セル範囲に名前を定義すると、別シートのセル範囲が定義した名前で参照することができます。
別シートのリスト範囲を選択します。
名前ボックスに名前を入力します。下図の例では「コード」と名前を入力しました。
コード と名前が定義されました。
条件付き書式の条件に定義した名前「コード」を使った数式を入力します。
数式は =COUNTIF(
コード
,A2) となります。
定義した名前は[F3]キーで名前の貼り付けができます。名前を完全に覚えていなくても大丈夫です。
名前を入力したいところで [F3]キーを押して、選択して名前を貼り付けます。
他シートのセル範囲の参照にINDIRECT関数を使う
Topへ
別シートのリスト範囲をINDIRECT関数で置き換えれば別シートのセル範囲を参照することができます。
数式は =COUNTIF(
INDIRECT("
Sheet2!A1:A10
")
,A2) となります。
INDIRECT関数を使ってテーブルを参照する
Topへ
テーブルを参照する場合にもINDIRECT関数を使う必要があります。
テーブル名が 祝日 の 日付の列を参照する場合の例を示します。
テーブル名が 祝日 の 日付の列を参照するにはINDIRECT関数を使って
=COUNTIF(
INDIRECT("
祝日[日付]
"
),G3)>0
と書きます。
テーブルの列に名前を定義して参照する
Topへ
テーブルの列に名前を定義することで参照することが可能になります。
テーブル 祝日 の日付の列のデータ部分に お休み と名前を定義します。
名前の管理を見ると、 「お休み」と名前を定義したら参照範囲は =祝日[日付] となっています。
テーブルにデータを追加しても「お休み」のデータ範囲も一緒に伸長します。
名前をそのまま数式の書くことができます。
テーブルの一部の列に名前を定義するという2度手間はかかりますが、非常に見やすいというメリットがあります。
=COUNTIF(
お休み
,J3)>0
スポンサードリンク
Home
|
Excel(エクセル)講座の総目次
|
Excel(エクセル)基本講座の目次
|条件付き書式で別シートやテーブルを参照する
PageViewCounter
Since2006/2/27