よねさんのWordとExcelの小部屋|Excel(エクセル)入門編:(成績処理)目次|第2回 文字・数値の入力・ファイルの上書き保存
第2回 文字/数値の入力/ファイルの上書き保存
- Excelのファイル「成績処理表.xlsx」を開いた状態から始めます。
- Excelでは、入力するセルを選択して、キーボードを押すと入力されます。
ワープロでの上書き状態での入力になります。 (今どきは通じないかしら・・・) - 文字など入力済みのセルを選択して、文字等を入力すると(キーボードの文字キーを押すと)データが書き換えられますので注意が必要です。
【練習】下図のように文字を入力してみましょう。
- 入力した例です
【操作手順】
- B2セルをクリックします。(セルが太い枠で囲まれます。アクティブセルと呼びます)
以下、『セルB2をアクティブにする』と表現することがあります。

- キーボードの【半角/全角】キーを押して、日本語入力をONにします。(パソコンによっては操作が異なります。)
(Excelでは【直接入力】が標準の状態です。日本語が入力できる状態にIMEの入力方法を切り替えます。)
- 『せいせきしょりひょう』と入力して『成績処理表』に【Space】キーで変換して、【Enter】キーで文字を確定します。
もう一度【Enter】キーを押して、セルへの入力を確定します。
アクティブセルはB3に移動します。

- もう一度【Enter】キーを押して、セルB4をアクティブにします。
- 『出席番号』と【Space】キーで変換して、【Enter】キーで確定します。今度は【Tab】キーを押します。
アクティブセルはC4へ移動します。

- 以下同様に『氏名』、『国語』、『算数』、『理科』、『社会』と【Tab】キーで移動しながら、入力していきます。
最後の『合計』を確定したら、今度は【Enter】キーを押します。
アクティブセルはB5セルへ移動します。

(メモ) アクティブセルの移動方法 - 基本は[Enter]と[Tab]キー
- アクティブセルの移動は[Enter]キーで下のセルへ、[Tab]キーで右のセルへ移動します。
逆方向へは[Shift]キーを押しながら[Enter]か[Tab」キーを押します。 - カーソルキー[↑][↓][→][←]キーを使って、アクティブセルを移動することもできます。
- Excel基本講座 アクティブセルの移動で詳しく説明してあります。

- セルのデータをコピーする機能として、『オートフィル』があります。
- 同じデータや、連続するデータを、連続したセルにコピーするのに便利な機能です。
【操作手順】
- B5セルをクリックして、アクティブにします。
- 【半角/全角】キーを押して、日本語入力をOFF(直接入力)にします。
- B5セルに『1001』と入力して、【Enter】キーを押します。
B6セルがアクティブになります、『1002』と入力し【Enter】キーを押します。
- B5セルを選択して、[Shift]キーを押した状態で[↓]を押して、B5:B6セルを選択します。
- マウス操作では、B5セルにマウスポインタを重ねて、「白抜き十時」の形にします。
そのままB6セルまでドラッグして、B5とB6セルを選択します。
黒い枠がB5とB6セルを囲んでいます。
- B6セルの右下の小さい黒四角(フィルハンドル)にマウスポインタを重ねると、黒十字になります。

この状態で下方向にドラッグすると、連続した数値が入力されます。
- 連続した番号を作成することができました。
(メモ) Excelではマウスポインタが、場所によっていろんな形状に変化します。マウスポインタの形状に注意しましょう
- セルを範囲で選択するときは、白抜きの十字
- オートフィルで連続データを入力するには、アクティブセル(範囲)の右下のフィルハンドルにマウスポインタを重ねて、黒十字にしてからドラッグする。
Excel基本講座 オートフィルの使い方で詳しく説明してあります。
- 氏名欄は練習ですので、適当な文字列を入力します。今回は、名前1〜名前10とします。
- 連続した数字が文字列の場合は、入力するのは1箇所で、後はオートフィルでコピーできます。
- C5セルをクリックしてアクティブにします。
「名前1」と入力します。この時の入力は[Ctrl]+[Enter]で確定します。
- すると、アクティブセルはC5セルのまま動きません。
(Enterで確定すると、アクティブセルがC6セルになってしまいます。ちょっとしたことで一手間省けます。)
フィルハンドルにマウスポインタを合わせます。
- C5セルのフィルハンドルにマウスポインタを乗せ、黒十時の状態でダブルクリックします。
名前1〜名前10が入力できました。
(メモ) フィルハンドルのダブルクリック
- フィルハンドルをダブルクリックすると、表示されている左側の列のデータが入力されている同じ行まで、コピーができます。
(上の例では、B列の14行目まで、連続してデータが入力されていますので、C5から14行目のC14までコピーされます)
- 数字を含む文字列なら連続した数字の文字列になります。
- 文字列だけなら同じ文字列がコピーされます。
- 国語〜社会の得点を入力しましょう。
- 100点満点とします。得点は練習ですので、適当な値を入力することにします。
【操作手順】
- 入力を効率よくするため、入力するセル範囲を選択します。
D5セルからG14セルを選択します。
- 数値を入力、[Enter]キーで確定を繰り返して入力します。
D5セルからD14セルまで入力したら、[Enter]キーを押すとE5セルから入力できたのが確認できたでしょうか?
- シート内のどこかのセル(例えばD3セル)をクリックして、選択を解除します。
(メモ) 入力範囲を選択してから入力する
- 入力範囲をあらかじめ選択しておくと、選択範囲内の移動が容易になります。
- Excel基本講座 効率よく入力する方法 で詳しく説明してあります。
- ここで、一旦終了としたいと思いますので、データ(ファイル)を保存します。
- クイックアクセスツールバーの[上書き保存]ボタンをクリックします。
- Excelのタイトルバーの【×】(閉じる)ボタンをクリックして、Excelを終了します。

(メモ) ファイルの保存
- ファイルを開いた時の状態からデータを更新した時、
- 前のファイルにデータを書き換える時は、【上書き保存】を使用します。
- 前のファイルのデータはそのまま残しておきたい時は、【名前を付けて保存】を使用し、ファイル名を別の名前にします。
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