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- カラースケールを使う(条件付き書式)
  
更新:2025/4/27;作成:2017/6/8
  - カラースケールは数値データの分布を色のグラデーションを使って表現します。
 ここでは下記のようなオーソドックスな成績表を使って説明します。
 
  
        |  | B | C | D | E | F |  
        | 2 | 名前 | 国語 | 数学 | 英語 | 合計 |  
        | 3 | 飯尾 雅文 | 80 | 90 | 92 | 262 |  
        | 4 | 井上 達也 | 35 | 57 | 54 | 146 |  
        | 5 | 勝谷 隆一 | 86 | 91 | 87 | 264 |  
        | 6 | 鶴岡 和男 | 75 | 96 | 85 | 256 |  
        | 7 | 的早 弘通 | 68 | 55 | 64 | 187 |  
        | 8 | 西崎 敬次 | 74 | 71 | 50 | 195 |  
        | 9 | 菊地 和温 | 66 | 55 | 75 | 196 |  
        | 10 | 堀川 勝之 | 66 | 75 | 88 | 229 |  
        | 11 | 盛田 江利子 | 57 | 54 | 59 | 170 |  
        | 12 | 田路 覚 | 64 | 79 | 64 | 207 |  
        | 13 | 宮田 吉隆 | 81 | 79 | 87 | 247 |  
        | 14 | 西村 正深 | 58 | 86 | 62 | 206 |  
        | 15 | 福嶋 東 | 92 | 89 | 88 | 269 |  
 
    - カラースケール(条件付き書式)を設定するセルを選択します。
  
- [ホーム]タブの[条件付き書式]→[カラースケール]を選択し、スタイルを選択します。
  
- 白、赤のカラースケールが設定できました。
 値が小さいほど赤色が濃くなっています。
  
  - カラースケールを「新しいルール」から設定します。
 この方法を使えば、いろいろな設定が行えます。
    - データバーを設定するセルを選択します。
  
-  [ホーム]タブの[条件付き書式]→[新しいルール]を選択します。
   
- 「セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定」を選択します。
 書式のスタイルで「2色スケール」と「3色スケール」を選択することができます。
 ここでは「2色スケール」を選択します。
  
- 種類では「最小値」「数値」「パーセント」「数式」「百分位」から選択することができます。
 ここでは「パーセント」を選択しました。
  
- 値に「0」と「100」、色にあk図のような色を選択しました。
  
- カラースケールが設定されました。
  
  - セルに色のグラデーションをもっと濃く付けたいと思います。
 種類を「パーセント」にしていますので、最小値が最大値の何パーセントかを計算し、それをカラースケールの[値」に利用します。
 データの最小値は146で最大値が269になっています。146/269*100=54% と計算されました。
  
  - データバーを設定したセルを選択します。
 [ホーム]タブの[条件付き書式]→[ルールの管理]を選択します。
   
- 修正したいカラースケールのルールを選択し、[ルールの編集]ボタンをクリックします。
  
- 最小値の値を「50」に変更しました。
 [OK]ボタンをクリックします。
  
- カラースケールが修正できました。
 以前より薄い方の色が多くなり、濃淡がはっきりしたように思います。
  
- カラースケールの大小は2色の場合は色の濃淡で判定できてわかりやすいのですが、3色スケールの場合はちょっとわかりにくく感じます。
 カラースケールの凡例を作成してみたいと思います。
- ここで使用したカーラースケールは「緑、黄、赤のカラースケール」です。
  
- 条件付き書式のルールは下図のような設定になっています。
   
- H3セルから100,90,80・・・10,0 と入力しています。
 H3:H13を選択して、「緑、黄、赤のカラースケール」を設定します。すると、0〜100%に対応する色を確認することができます。
 得点と色との関連性を見たいなら、I3セルには =MIN($F$3:$F$15)+((MAX(F3:$F$15)-MIN($F$3:$F$15))/100)*H3 と入力します。
 最大値と最小値の差を100等分して、最大値が100、最小値が0となるように分配しています。
 I3:I13を選択して、「緑、黄、赤のカラースケール」を設定します。すると、146〜269に対応する色を確認することができます。
 このH3:H13またはI3:I13を併記すると凡例として使用することができます。
  
- 桜島の月別爆発回数を2色のカラースケールにした例です。
 赤色の濃いセルが爆発回数が多かったことを表現しています。
 色の濃淡で数値の大小がわかりやすくなっている例です。
   
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