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行単位で塗りつぶす(条件付き書式):Excel基本講座


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更新:2018/9/17;作成:2017/6/11

条件付き書式で行単位で塗りつぶす(例1) 条件付き書式で列単位で塗りつぶす
条件付き書式で行の色を変えたい(例2)
合計がトップ3(上位3人)を塗りつぶしたい?(例3)

条件付き書式で行単位で塗りつぶす(例1)     Topへ

  1. 条件付き書式を設定するセル範囲 B2:F9を選択します。
  2. [ホーム]タブの[条件付き書式]→[新しいルール]をクリックします。
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
    次の数式を満たす場合に値を書式設定で 数式を =$B2=$I$2 と入力します。
    ポイントは $B2 と列を固定(複合参照)することです。
    • 数式の考え方、作成の仕方
      各セルごとに条件付き書式を設定するとします。
      すると、各セルに設定する数式は下図のようになります。

      これらの数式を見ると、すべてのセルがB列を参照しているのがわかります。
      つまり、数式は =$B2=$I$2 と列を固定すればよいことになります。
  4. [書式]ボタンをクリックして、書式を設定します。
    • [塗りつぶし]タブを選択し、薄い緑色を設定しました。
  5. ターゲットのI2セルの値と同じ行を塗りつぶすことができました。
  6. 念のためにI2セルを「鹿児島県」に変更してみました。
    鹿児島県の行が塗りつぶされ、設定がうまくできたのが確認できました。

条件付き書式で行の色を変えたい(例2)     Topへ

  1. 条件付き書式を設定するセル範囲 B3:F15 を選択します。
  2. [ホーム]タブの[条件付き書式]→[新しいルール]をクリックします。
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
    次の数式を満たす場合に値を書式設定で 数式を =$F3<=150 と入力します。
    ポイントは $F3 と列を固定(複合参照)することです。
    • 数式の考え方、作成の仕方
      各セルごとに条件付き書式を設定するとします。
      すると、各セルに設定する数式は下図のようになります。

      これらの数式を見ると、すべてのセルがF列を参照しているのがわかります。
      つまり、数式は =$F3<=150 とF列を固定すればよいことになります。
  4. [書式]ボタンをクリックして、書式を設定します。
    • [塗りつぶし]タブを選択し、薄いオレンジ色を設定しました。
  5. 合計が150以下の行を塗りつぶすことができました。

合計がトップ3(上位3人)を塗りつぶしたい?(例3)

  1. 条件付き書式を設定するセル範囲 B3:F15 を選択します。
  2. [ホーム]タブの[条件付き書式]→[新しいルール]をクリックします。
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
    次の数式を満たす場合に値を書式設定で 数式を =$F3>=LARGE($F$3:$F$15,3) と入力します。
    [書式]ボタンをクリックして、塗りつぶす色を設定します。
    [OK]ボタンをクリックします。
    • 数式はRANK関数を使って =RANK($F3,$F$3:$F$15,0)<=3 とすることもできます。
  4. 合計がトップ3の行を塗りつぶすことができました。
    • 正確には合計が上位3番目の数値以上の行を塗りつぶします。
      同点があると4つや5つの行が塗りつぶされます。

条件付き書式で列単位で塗りつぶす     Topへ

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