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- Personal.xlsとは?
はじめに
- Personal.xlsというファイル(マクロブック)に保存したマクロは、どのExcelファイルからでも利用することができるようになっています。
- 通常は非表示の状態でExcelが起動すると同時に開かれます。
- Personal.xlsは以下の場所に保存されます。
- WindowsXP/Excel2002の場合
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\Excel\xlstart
- WindowsVista/Excel2007の場合
C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\RoamingMicrosoft\Excel\xlstart
Personal.xlsの作成
- マクロの自動記録で保存先を[個人用マクロブック]に指定すると作成されます。
- [ツール]→[マクロ]→[新しいマクロの記録]を実行します。
- マクロの保存先を[個人用マクロブック]に指定し、[OK]ボタンをクリックします。
- マクロを記録し、[記録終了]ボタンを押します。
- Excelを終了するときに以下のメッセージが表示されますので、[はい]をクリックします。
- [Alt]+[F11]でVBEを開きます。プロジェクトウィンドウにPERSONAL.XLSが存在するのが確認できます。
- [ツール]→[マクロ]→[マクロ]を実行すると、Personal.xlsに記録されたマクロが実行できるのが分かります。
Personal.xlsの表示/非表示
- 上記の操作で作成されたPersonal.xlsはExcelを起動したときは、非表示になっています。
- Excelのメニューバーの[ウィンドウ]→[再表示]を実行すると、以下のダイアログが表示されます。
- Personal.xlsを選択して[OK]ボタンをクリックすると、Personal.xlsが表示されます。
- Excelの終了時またはPersonal.xlsを閉じるときに以下のメッセージが表示されます。
ここで[はい]をクリックすると、以降Excelを起動したときにPersonal.xlsが表示された状態で開くようになります。
- Personal.xlsが表示されたExcelのメニューバーの[ウィンドウ]→[表示しない]を実行すると、Personal.xlsが非表示になります。
Excelの終了時に以下のメッセージが表示されますので、[はい]をクリックすると、以降Excelを起動したときにPersonal.xlsが非表示で開くようになります。
Personal.xlsの削除
- VBEを開きイミディエイトウィンドウで ? Application.workbooks("PERSONAL.XLS").Path を実行すると、Personal.xlsの場所が確認できます。
- Windows Vistaの場合: C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART となります。
- Windows XPの場合: C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\Excel\xlstart となります。
- xlstartフォルダからPersonal.xlsを削除するか、他の場所へ移動します。
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