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4. ユーザー定義関数を利用する

ユーザー定義関数を利用する:Excel VBA入門

Functionプロシージャ(Procedure)　　　topへ

• 下記のような構文になります。
  • Function マクロ名(引数1 As データ型,引数2 As データ型) As データ型
    　　マクロ名 = 計算式
    End Function

消費税(5%)を計算してみます　　　topへ

• セル範囲の値を合計して、0.05を掛け小数点以下を切り捨てます。
  • 【例2】標準モジュールに以下のコードを書き込みます。
    • なお、合計にはワークシート関数のSUM関数を利用しています。

    • Function zei(myRng As Range) As Double 　Dim c As Range 　Dim goukei As Double 　Application.Volatile 　　goukei = Application.WorksheetFunction.Sum(myRng) 　　zei = Int(goukei * 5 / 100) End Function

    • B1セルに=zei(A1:A4)と入力します。
      実行結果
      

【関数の挿入】ボタンからユーザー定義関数を使う　　　topへ

1. 【関数の挿入】[fx]ボタンをクリックします。
2. 関数の分類で「ユーザー定義」を選択し、関数名で定義した関数を選択します。
   
3. MyRngにセル範囲を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
   

赤色で塗りつぶしたセルの値を合計する　　　topへ

• 赤色で塗りつぶしたセルの値を合計します。
  • 【例1-1】標準モジュールに以下のコードを書き込みます。

    • Function aka_goukei(myRng As Range) As Double 　Dim c As Range 　Dim goukei As Double 　Application.Volatile 　　For Each c In myRng 　　　　If c.Interior.ColorIndex = 3 Then '赤色 　　　　　　goukei = goukei + c.Value 　　End If 　　Next c 　aka_goukei = goukei End Function

    • B1セルに=aka_goukei(A1:A6)と入力します。
      実行結果
      
  • 【例1-2】しかし、数式を入力後セルの塗りつぶしをしても再計算されません。
    そこで、ワークシートのSelectionChangeイベントを併用します。
    • Sheet1に以下のコードを書き込みます。
      

      Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range) 　　Worksheets("Sheet1").Calculate End Sub

    • セルの選択位置が変わる毎に再計算されます。
      ただし、他の関数なども再計算されるのでシートの処理が遅くなってしまうかもしれません。

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