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COUNTIF関数で上から数える/下から数える:Excel関数の技

• 条件と一致するデータをセル範囲の上から順番にカウントしたり、下からカウントしたいときがあります。
  その時の計算式の作成方法を書いています。

作成:2022/3/20

ここで使用したデータ　　topへ

• 下図のようなデータがあります。
  F3セルの商品名と同じものをC列では上からカウントします。D列では下からカウントします。
  

  	B	C	D	E	F
  2	商品名	上から数える	下から数える		商品名
  3	りんご				みかん
  4	バナナ
  5	みかん	1	4
  6	パイン
  7	りんご
  8	パイン
  9	みかん	2	3
  10	りんご
  11	みかん	3	2
  12	バナナ
  13	りんご
  14	みかん	4	1

COUNTIF関数で条件にあうデータを上から数える　　topへ

• C2セルに　=IF(B3=$F$3,COUNTIF($B$3:B3,$F$3),"")　と入力して、フィルハンドルをダブルクリックして、下方向へ数式をコピーします。
  すると、「みかん」が入力してあるセルを上から、1,2,3,4とカウントすることができました。
  

• IF関数を組み合わせる理由

  この数式でカウントする部分　=COUNTIF($B$3:B3,$F$3)　を入力するとF3セルのデータをカウントすることができます。
  ポイントは　=COUNTIF($B$3:B3,$F$3)　と1セルずつセル範囲を広げているところです。
  すると、E3セルと同じデータが出現するとカウントアップします。
  ただし、C6セルのように F3セルと異なる場合にもカウント数が表示されますので、この表示をなくすために IF関数で　=IF(B3=$F$3,COUNTIF($B$3:B3,$F$3),"")　としています。
  

COUNTIF関数で条件にあうデータを下から数える　　topへ

• 下から数えるにはセル範囲を　=IF(B3=$F$3,COUNTIF($B3:B$14,$F$3),"")　と下方向へ行くにつれ狭めることでカウントが下からできます。
  

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