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- 直線や矢印を曲げたい
更新:2025/4/20;作成:2014/10/18
- 直線やまっすぐな矢印を描く手順です。
Excel2010,2013,2016,2016,2021,2024,Excel for Microsoft365すべて同じ操作で作成できます。
- [挿入]タブの図グループの[図形]をクリックし、「線」にある「線矢印」または「線」を選択します。
- 描画したい箇所でクリックすると、基本の図形が描画されました。
ドラッグして任意の長さ/角度で描画することもできます。
下図は直線と矢印を描画した例です。[図形の書式]タブを選択しています。
- これらの直線や矢印を曲げよう・・・と思い、図形の挿入グループの「図形の編集」ボタンを見ると・・・グレーで使用できません。
この手順で描画したものは編集ができないということが分かります。
- 直線や矢印をフリーフォームで描く
ここでは、「頂点の編集」という機能を使う方法をメインに説明します。手早く折れた直線や折れた矢印を作成するには こちら をご覧ください。
フリーフォームで作成した直線から曲がった矢印を作成する
- [挿入]タブの[図形]をクリックし、「線」にある「フリーフォーム」を選択します。

- 開始点でクリックし、終了点でダブルクリックして直線を描画しました。
- または、終了点でクリックして[Esc]キーを押すことでも描画できます。ダブルクリックで終了点をうまく固定できないケースでは便利です。

- [図形の書式]タブを選択し、[図形の編集]→[頂点の編集]を選択します。

- 曲げたい箇所にマウスポインタを合わせます。

- 曲げたい箇所をドラッグして、まがった直線を作成します。

- 曲線になっている部分を直線にしたいので、曲線部分を右クリックして[線分を伸ばす]を実行しました。
- 折れ線ができました。
- 矢印にしてみます。
描画ツール リボンを選択し、[図形の枠線]→[矢印]→[矢印スタイル3]を選択しました。

- 折れた矢印ができました。枠線の色や太さを適切に修正すれば完成です。

- 上記ではやけに長い説明で作成しましたが、フリーフォームで折れ線を作れば手順は少なくなります。
- フリーフォームで折れ線を作成します。
開始するところでクリックします。
マウスを動かします(マウスのボタンは触りません)。
折り曲げたいところでクリックします。
マウスを動かします(マウスのボタンは触りません)。
終点でダブルクリックします。
なお、ダブルクリックがうまくできない場合は、クリックして[Esc]キーを押して描画を終了する方法もあります。

- [図形の書式]タブの図形のスタイルグループの[図形の枠線]→[矢印]→[矢印スタイル3]を選択しました。

- 図形のフリーフォームで90度に折れ曲がる直線を描きます。
始点でクリックして、[Shift]キーを押した状態でマウスを右方向へ動かして、曲げたいところでクリックします。
水平な直線を描くことができます。

- [Shift]キーを押した状態で下方向へマウスを動かすと、90度に折れ曲がった直線を描くことができます。
終点でダブルクリックします。
なお、ダブルクリックがうまくできない場合は、クリックして[Esc]キーを押して描画を終了する方法もあります。
- [図形の書式]タブの図形のスタイルグループの[図形の枠線]→[矢印]→[矢印スタイル9]を選択しました。
直角になっているのを示すために、下図ではセルの枠線に重ねて矢印を作成しています。

- ちなみに[Shift]キーを押した状態では、45度に折れ曲げた直線を描くことができます。
下図のような感じになります。
水平や垂直や角度にこだわらるときは[Shift]キーを押して操作します。
- 下図の状態の折れ線矢印を作成します。
- 描画ツール リボンを選択し、[図形の編集]→[頂点の編集]を選択します。

- 頂点を右クリックし、「頂点を中心にスムージングする」を実行します。

- 滑らかな曲線の矢印になりました。

- 頂点や補助線をドラッグすると変形ができます。

- 枠線の色や効果を付けて完成です。

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