よねさんのWordとExcelの小部屋|Word(ワード)講座 応用編:目次|オートシェイプでの地図作成
- ワードでオートシェイプを利用した地図を作成してみましょう。
完成例
- オートシェイプで鹿児島中央駅付近の地図を作成してみました。
- 図形の位置を決めやすくするためにグリッド線を表示する方法です。
- 図形描画ツールバーの[図形の調整]→[グリッド]を選択します。
- 「グリッド線」ダイアログの「グリッド線を表示する」などにチェックを入れて設定します。
文字グリッド線と行グリッド線を設定すると格子状に表示されます。
- グリッド線を非表示にするには、メニューバーの[表示]→[グリッド線]からも可能です。
- 直線と四角形で描いた図を重ね合わせて線路を描画します。
- 図形描画ツールバーの[直線]を選択し、[Shift]キーを押しながらドラッグすると、平行な直線が描けます。
- 「直線」を選択し、[書式]→[オートシェイプ]を選択します。
もしくは、描いた直線をダブルクリックします。
- [色と線]タブの実線/点線で「点線(角)」、太さを「6pt」にしました。
- 「四角形」で細長い長方形を描きます。
- [サイズ]タブで高さを「6pt」にします。(直線の太さに合わせた値にします。)
- [色と線]タブで「塗りつぶしなし」にします。
- 2つの図形を重ねます。
- [Alt]キーを押しながらドラッグして重ねます。
この時ズームを200%などに拡大表示して行うと重ねやすいでしょう。
- 図形描画ツールバーの[オブジェクトの選択]ボタンをONにして、重ねた図形を囲んで選択します。
- [図形の調整]→[グループ化]で図形をグループ化します。
これで2つの重ねた図形を1つの図形として扱うことができます。
- [オブジェクトの選択]ボタンをOFFに戻しておきます。
- 適切な場所へ移動します。
- 白と黒の四角形を描きそれをコピーしていく方法もあります。
- 白と黒の四角形を作成します。
- 白の四角形を選択し、黒の四角形を[Ctrl]キーを押しながら選択します。
- [Ctrl]キーを押しながら右側にコピーしていきます。
- 図形描画ツールバーの[オブジェクトの選択]ボタンをONにして、重ねた図形を囲んで選択します。
- [図形の調整]→[グループ化]で図形をグループ化します。
これで全ての四角形を1つの図形として扱うことができます。
- 図形描画ツールバーの[オブジェクトの選択]ボタンをOFFにします。
- 直線の太さを変える方法も使えます。
1本は太めの直線、もう1本は細めの点線(角)を使います。
- 直線を描画し、太さを8ptにします。
- 直線を描画し、色は「白」、実線/点線は「点線(角)」、太さは上の直線より細い「6pt」とします。
なお下図では色はグレーにしています。(白だと見えなくなるので)
- 2つの図形を重ね合わせます。
なお、下図で点線(角)の色は白に変更しています。
- 上の線路の書き方(その3)で直線を曲線に変えればよいでしょう。
- 曲線を描画します。太さを8ptにします。
- 曲線を[Ctrl]キーを押しながらドラッグしてコピーします。
- コピーした曲線を点線(角)にして太さを6ptにします。
- 2つの曲線を重ねます。
- 線路と駅舎の重なりが逆になった場合は、順序を変更します。
- 駅舎を選択します。
- 図形描画ツールバーの[図形の調整]→[順序]→[最前面へ移動]を選択します。
- 駅舎が前にきました。
- 文字を追加する
- オートシェイプを右クリックし、[テキストの追加]を選択します。
- 「鹿児島中央駅」と入力します。
- 文字方向を変更する
- 標準ツールバーの[文字方向の変更]ボタンをクリックします。
- 縦書きになりました。
- 文字の位置を変更する
- メニューバーの[書式]→[オートシェイプ]を選択します。
または、オートシェイプの枠部分をダブルクリックします。
- 表示された書式設定のダイアログで[テキストボックス]タブを選択します。
文字列の間隔を適当な値に変更します。
- 文字列が中央に配置されました。
なお、上下は書式設定ツールバーの[中央揃え]ボタンで揃えます。
- アミュプラザ鹿児島など多角形の描画は、[オートシェイプ]→[線]→[フリーフォーム]を使います。
- 多角形のコーナー部分でクリックして描画します。
- 複雑な多角形の場合は、大まかに図形を描画してから、各頂点を移動したりして形を整えることができます。
- [図形の調整]→[頂点の編集]を選択すると、各頂点にハンドルが表示されます。
- ハンドルをドラッグすることで図形を変形できます。
- 頂点を追加したり、削除したい場合は、頂点を選択して右クリックします。
- フリーフォームで作成した多角形への文字の追加はできないので、テキストボックスを使います。
- 図形描画ツールバーの[テキストボックス]で描画し、文字列を入力します。
- 行間が開きすぎの場合は、テキストボックス内を選択します。
[書式]→[段落]の[インデントと行間隔]で行間と間隔を設定します。
下の例は「固定値」「12pt」にしています。
- テキストボックスの色と枠線の表示を消します。
- テキストボックスを選択します。
- [書式]→[テキストボックス]を選択します。
または、テキストボックスの枠線部分をダブルクリックします。
- 書式設定ダイアログの[色と線]タブで、「塗りつぶしなし」「線なし」を選択します。
- 電車の線路は曲線で描画します。
- [オートシェイプ]→[線]→[曲線]を選択します。
- 各点をクリックしていき、最終点でダブルクリックします。
(下図は説明しやすいように、頂点の編集で頂点を表示した状態です)
- もう一本の線路はコピーして描画します。
[Ctrl]+[Alt]キーを押しながらドラッグします。
([Ctrl]キーのみでは思った位置に配置できない時(グリッドに配置される時)は[Alt]キーを合わせて使います。)
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