よねさんのWordとExcelの小部屋|Word(ワード)基本講座 目次|日本語の入力(MS-IME2002)
- ワードで文字を入力する時に使用するMS-IMEの使い方を説明しています。
- 説明にはMS-IME2002 スタンダードを使用しています。
半角文字
- 日本語入力がオフの状態でキーボードを押すと入力される文字
- 1バイト(8ビット)文字とも言われます。
- 一般的にはアルファベットと数字と記号(ホームページアドレスやメールアドレスに使われます)
カタカナも使えますが、メールなどに使うと文字化けなどのトラブルを起こします。
(半角のカタカナはあまり使用しないほうが良いです。)
全角文字
- 日本語入力がオンの状態で入力される文字
- 2バイト文字とも言われます。
- 一般的には漢字やひらがな、カタカナで日本語文字を指します。
しかし、アルファベットや数字にも全角文字があります。
全角文字と半角文字の違い
- 半角の文字幅は全角の半分が基本。ただし、書体(フォント)によって異なります。
- フォント名にPが付くフォント(プロポーショナルフォント)は文字によって文字幅が異なります。
フォントによる文字幅の違い
- 「M、S、う」の文字幅の違いが顕著です。
- 文字の位置を揃えたい場合はPの付いていないフォント(等幅フォント)を使ったほうが良いです。
- Windows Xpから2種類のIMEが使えるようになりました。
Wordなどの特定のアプリケーションではナチュラルインプットが使えます。
違いは言語バーの[入力方式]のマークの色で見分けられます。
- ナチュラルインプット (青)
- IME スタンダード (赤)
- 今のところ、ナチュラルインプットはWord ぐらいしか使えませんので、スタンダードの方をお勧めします。
2種類も覚えるのは大変ですし、操作ミスも増えるような気がします。
- 最小化されている場合 タスクバーの右側に
や
のボタンで表示されています。
- クリックして[言語バーの表示]を選択すると言語バーが表示されます。
上記の2つとも見当たらない、どこにもないのですが?
という場合は、以下の操作をします。
- [スタート]→[コントロールパネル]をクリックします。
- [日付、時刻、地域と言語のオプション]→[地域と言語のオプション]を開きます。
- [言語]タブをクリックし、[詳細]ボタンをクリックします。

- [テキストとサービスと入力言語]ダイアログが開きますので、
[言語バー]ボタンをクリックします。
- 言語バーの設定]ダイアログで、[言語バーをデスクトップ上に表示する]にチェックを入れます。
- [OK]ボタンをクリックするとデスクトップ上に表示されます。
言語バーの各部の名称

日本語入力がオンの時(ローマ字入力)

「AIUEO 」とキーを押すと

と表示されます。
日本語入力がオンの時(かな入力)
- [KANA]ボタンをクリックします。
[KANA]ボタンが濃い青に変わっています。

「AIUEO 」とキーを押すと

と表示されます。
- (注)かな入力にするには順番が大事です。
(1) 表示をひらがなにします。(「あ」の状態にする。)
(2) [KANA]ボタンをONの状態にする。
順番が違うとうまくいきません。
日本語入力がオフの時 (直接入力 または 半角英数)

上の図はおかしいです、[KANA]ボタンは元に戻してください。(~_~;)
- 「AIUEO 」とキーを押すと

と表示されます。
- Wordを起動すると自動的に日本語入力がオンの状態になっています。
切り替え方(その1:キーボードを使う)
- 日本語入力のオンとオフは[半角/全角]キーを押して切り替えます。
- ローマ字入力とかな入力は[Alt]キーと[カタカナ]キーを押して切り替えます。
- (注)接続しているキーボードによっては異なる場合があります。
切り替え方(その2:言語バーを使う)
- [入力方式]ボタン(あ、A が表示されるところ) をクリックします。
- 日本語入力オン :[ひらがな]を選択します。
- 日本語入力オフ :[直接入力]または[半角英数]を選択します。
- かな入力は右端下側の「KANA] をクリックして濃い青色にします。
(注)ここで選択するのは、画面に表示する文字種になります。
- [ひらがな]は押したキーが画面にひらがなで表示されます。
入力方法はローマ字/かなのどちらか選択してあるほうになります。
[KANA]ボタンがオンかオフかを確認します。
最初から「かな入力」にしたい場合
(使うたびに[KANA]ボタンをクリックするのは面倒だ!という場合)
- 言語バーの[ツール]ボタンをクリックして、[プロパティ]を選択します。
- IMEのプロパティ」ダイアログの[全般]タブで、入力設定を「かな入力」にします。
[適用]をクリックすれば、以降かな入力が標準になります。
- [般](変換モード)をクリックします。
- 一般
- 人名/地名
- 人名、地名が多く登録されています。人名や地名を多く入力する時、効果を発揮します。
- 話し言葉
- 会話調の文書の時使います。顔文字はここに多く登録されています。([かお]と入力して変換します)
- IMEパッドをクリックします
- 手書き :マウスで文字を書くと候補が表示されます。
- 文字一覧 :コード表から探します。
- ソフトキーボード:キーボードの絵が表示されマウスで文字を入力できます。
- 総画数 :文字の画数で探します。
- 部首 :文字の部首から探します
- 「学」という漢字を出したい時、左側のボックスにマウスを使って文字を書くと、右側に候補が出てきます。
- 候補の中をクリックすると文書中(カーソル位置に)に入力されます。
- 文字種を選択すると文字の一覧が表示されます。
一覧から探して、文字をクリックすると入力されます。
- 【Unicode】を選択すると様々な文字や記号が入力できます。
ただし、他のソフトでは使用できないことがあるので注意が必要です。
また、フォントの種類によっても使える種類が変わります。
- 部首の画数を選択します。
- 部首を選択します。
候補が一覧表に表示されますので、探してクリックすると入力されます。
- マウス操作で、クリックして文字入力ができます。
- キーボードが使えない時やローマ字の分からない子供などに便利です。
- 表示を使いやすいものに変えます。
- 文字をクリックすると、入力されます。
- 漢字などへの変換は[変換]ボタン/[Space]ボタンをクリックします。
- 確定は[Enter]ボタン
- 修正は[BS](BackSpace)ボタンや[Del](Delete)ボタンを使います。
- カーソルキーもちゃんと右下に見えます。
- 辞書に登録されていない単語やよく使う語句を登録します。
- [ツール]ボタンをクリックします。
- 単語/用例登録をクリックします。
- (例)電子メールのアドレスを「めーる」で変換できるようにします。
- [読み] に 「めーる」
- [語句] に 「abcde@fgh.ijk.ne.jp」
- の ように入力して[登録]をクリックすると、
次回から「めーる」を変換するとアドレスが出るようになります。
- IMEの変換モードを「人名/地名」に変更します。
- 手順は郵便番号を入力し、【変換】で住所が表示されます。
(Excel の郵便番号変換ウィザードとは異なります。Excelは一括変換です)

- なお、地名の変更などがありますので、郵便番号辞書は最新版をお使いになったほうがよろしいと思います。
- 最新版は「Windows Update」からダウンロードできます。
- 記号を入力するには、記号の読みで変換して出すことができます。
- 読みが分からない記号は『きごう』と入力して変換します。
たくさんの記号が候補として表示されます。
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