よねさんのWordとExcelの小部屋|Word(ワード)基本講座 目次|タブ揃えとリーダーを設定する
2021/9/17
- Tabキーを使って文字位置を揃える方法です。
左揃えタブ、中央揃えタブ、右揃えタブ、小数点揃えタブ、縦線タブの5種類があります。
- タブ揃えの設定方法にはルーラーを利用する方法とタブとリーダー ダイアログボックスを利用する方法があります。
操作が簡単(手軽)なのはルーラーを利用する方法ですが、何文字目といった位置決めが適当な値になる欠点があります。
ダイアログの場合は数値を入力するので切りのいい位置に設定することができます。
- 【設定例】
左揃えタブ
- 右揃えタブ
- 小数点揃えタブ
タブ設定の削除
- タブが設定してある段落を選択して、ルーラーのタブマーカーを文書中へドラッグすると消すことができます。
- タブとリーダーからタブ位置の該当するものを選択して[クリア]します。または[すべてクリア]します。
編集記号の表示/非表示
- 編集記号の表示/非表示は[ホーム]タブの[編集記号の表示/非表示]ボタンのON/OFFで行います。
- 編集記号が表示された状態
- 編集記号が非表示の状態
- 文字列の左端をタブ揃えする方法です。
ルーラーを利用する方法
- 文字列を入力します。編集記号「→」の所は[Tab]キーを押します。
既定のタブ位置でタブ揃えされます。4文字の位置で揃えられますが、文字数により揃う位置が異なってしまっています。
1行目と3行目は4文字なので8文字目に揃えられ、2行目は2文字のため4文字目にタブ位置が揃えられています。
- タブ揃えを設定する段落を選択します。
- タブセレクタが左揃えタブになっているのを確認します。(左の L のところ、ここはクリックするとタブの種類が変わります))
ルーラで文字列の左端に相当するところでクリックすると「左揃えタブ」が表示され、文字列が揃います。
- 左揃えができました。
- 実は、ルーラーをクリックする方法では微妙に位置がずれてしまいます。
下図のようにダイアログボックスで確認すると6.08字 となっていました。
なお、このダイアログボックスはルーラーに表示されているタブ マーカーをダブルクリックすると表示することができます。
このダイアログボックスで 6.08字 を[クリア]ボタンでクリアして、6 と設定を変更することができます。
マウスでタブ位置を変更する方法は ルーラーのタブマーカーを細かく動かす方法 をご覧ください。
タブとリーダー ダイアログボックスを利用する方法
- 文字列を入力します。編集記号「→」の所は[Tab]キーを押します。
タブ揃えを設定する段落を選択します。
- [ホーム]タブの段落グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックします。
ショートカットキーは [Alt][O][T]となります。
- 段落ダイアログボックスが開きます。
下の[タブ設定]ボタンをクリックします。
- タブ位置に「6」(文字数)とし、種類で「左揃え」にチェックを入れてOKボタンをクリックします。
- ルーラの6文字目の位置に左揃えタブの記号が表示され、左端が揃いました。
- 文字列の右端をタブ揃えする方法です。

ルーラーを利用する方法
- 文字列を入力します。編集記号「→」の所は[Tab]キーを押します。
タブを設定する段落を選択します。
- タブセレクタを右揃えタブに切り替えます。
ルーラで文字列の右端に相当するところでクリックすると「右揃えタブ」が表示され、文字列が揃います。
- 右揃えができました。

ダイアログボックスを利用する方法
- 上記と同様に入力し、入力した段落を選択します。

- [ホーム]タブの段落グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックします。
段落ダイアログボックスで[タブ設定]ボタンをクリックします。
ショートカットキーは [Alt][O][T]となります。
タブ位置に「10」(文字数)とし、種類で「右揃え」にチェックを入れてOKボタンをクリックします。
- ルーラの10文字目の位置に右揃えタブの記号が表示され、右端が揃いました。

- 文字列の小数点位置をタブ揃えする方法です。

ルーラーを利用する方法
- 文字列を入力します。編集記号「→」の所は[Tab]キーを押します。
タブ設定を行う段落を選択します。
- 小数点揃えタブになっているのを確認します。
ルーラで文字列の小数点の位置に相当するところでクリックすると「小数点揃えタブ」が表示され、文字列が揃います。
- 小数点揃えができました。

ダイアログボックスを利用する方法
- 文字列を入力します。編集記号「→」の所は[Tab]キーを押します。
タブ設定を行う段落を選択します。
- [ホーム]タブの段落グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックします。
段落ダイアログボックスで[タブ設定]ボタンをクリックします。
ショートカットキーは [Alt][O][T]となります。
タブ位置に「8」(文字数)とし、種類で「小数点揃え」にチェックを入れてOKボタンをクリックします。
- ルーラの8文字目の位置に小数点揃えタブの記号が表示され、小数点位置が揃いました。
- 文字列の中央位置をタブ揃えする方法です。
- 文字列を入力します。編集記号「→」の所は[Tab]キーを押します。
タブ設定を行う段落を選択します。
- 中央揃えタブになっているのを確認します。
ルーラで文字列の中央の位置に相当するところでクリックすると「中央揃えタブ」が表示され、文字列が揃います。
- 中央揃えができました。
- タブとリーダー ダイアログの設定例は下図のようになります。
- 文字列の縦棒を縦棒タブの位置に挿入します。
- 文字列を入力します。編集記号「→」の所は[Tab]キーを押します。
6文字の位置に左揃えタブを設定しました。
- 縦棒タブになっているのを確認します。
ルーラで縦棒を挿入する位置に相当するところでクリックすると、縦棒が挿入されます。
- 縦棒が挿入できました。
- タブとリーダー ダイアログの設定例は下図のようになります。
- 左揃えの設定をします。
リーダーを設定する行を選択します。
- [ホーム]タブの段落グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックします。
ショートカットキーは [Alt][O][T]となります。
- 段落ダイアログボックスが開きます。
下の[タブ設定]ボタンをクリックします。
- 設定するリーダー文字を選択します。
- リーダー文字に中点「・」を設定しました。
下図は編集記号を非表示持しています。タブの編集記号が非表示にしています。
- 編集記号の表示/非表示は[ホーム]タブの[編集記号の表示/非表示]ボタンのON/OFFで行います。
リーダーの解除方法
- リーダーを解除したい行を選択します。
- [ホーム]タブの段落グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックします。
段落ダイアログボックスで[タブ設定]ボタンをクリックします。
ショートカットキーは [Alt][O][T]となります。
リーダーの「なし」を選択します。
- リーダーが解除されました。
- タブマーカーを普通にドラッグするとある一定の間隔でしか移動できません。
細かく移動したいときは[Alt]キーを押したままでタブマーカーをドラッグして移動します。
すると、位置が表示されます。下図はタブ位置が左余白から 8.33字であることを示しています。字が表示されずに□になっています。
- ドラッグして位置を調整するのは結構大変ですので、タブとリーダー ダイアログボックスで位置をしてする方法をお勧めします。
ショートカットキーは [Alt][O][T] です。
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