速度種別

2軸貨車の速度は基本的にその走り装置で決まります。
戦後しばらくのシュー式の走り装置では、最高速度は65km/hでした。
その後のリンク式から2段リンク式と走り装置が改良されたことにより、昭和43年から最高速度は75km/hに向上しました。高速コンテナ用に改造されたヨ5000では85km/hの走行性能を持つものもあります。

一方、ボギー貨車の最高速度は主にブレーキ装置と走行安定性で決まります。
初期のコンテナ専用車は、コキ5000形で編成され、最高速度は85km/hでした。
また石炭車など最高速度が65km/hに制限される貨車については、黄色の帯を巻いて区別されています。
昭和40年に空気バネ台車と電磁式自動空気式ブレーキを装備した10000系の登場により、最高速度は100km/hに向上しました。
その後、昭和46年に登場したコキ50000形では、10000系よりもコストを下げることもあり最高速度は95km/hに低下しています。

JR化後、貨物列車の速度向上による輸送サービスの向上のため登場したコキ100系では、最高速度は110km/hとなりました。
またコキ100系が量産されるまで、コキ50000形式に電磁ブレーキを装備するなどブレーキ装置の改造を行い、110km/hへの速度向上を行いました。この350000番代は現在もオレンジ色の塗装のまま現在も使用されており、50000系コンテナ車に混じって使用されています。

またタンク車でもタキ1000形では最高速度100km/hとなっており、その専用編成ではタンク車の速度向上もなされています。


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