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上越形では前面窓はHゴムですので、まずは小窓化のときと同様に窓の下辺をt1.2のプラ板でかさ上げします。
また正面および側面のナンバーおよび製造銘板の穴も埋め、平坦に仕上げます。このあたりは今までの加工と同じ行程です。

電暖化に際してもっとも面倒な加工は、屋根上のSG用の水槽の蓋を削り取る作業です。
結構大きなモールドなので、カッターで削る際に周りを傷つけないよう、周辺をマスキングテープで簡単に保護してから、削り落としにかかります。


水槽の蓋などを削り落としたところです。水槽の蓋を削る際、一部は穴が空いてしまったので、裏からプラ板を貼って瞬間接着剤を盛って成形します。
SGの排気口も不要となりますし、EGの排気口とは大きさも違うので、SG排気口の部分の取り外し屋根のモールドも削り落とします。
避雷器については、ボナのパーツの説明書では前方に移設するように指示があったので、それに従って削り落としました。ただし屋根上がはっきりわかる写真が少ないのですが、実車の写真をいろいろ見ていると、避雷器の場所は変わっていないものもあるようです。


正面と屋根上について、一通り仕上げたところです。
屋根上については、水槽ハッチの部分などを仕上げる際、もとあったボルトのモールドも削り落としました。その部分については真鍮線の埋め込みで表現することにしますので、φ0.4の穴を開けてあります。

上越形の若番台は車体更新工事を受けたものも多く、窓のHゴム化だけでなく、テールライトも外填め式の新型に交換されているものがあります。
そこで今回、テールライトもボナのEF58用新型テールライトに交換してみました。パーツとしては天賞堂の新型テールライトでも良いように思われますが、ちょうどどの模型店でも品切れで入手できず、たまたま通販で一つ見つかったボナのものを使用しました。こちらの方が、天賞堂のものより少し小振りのようで、結果的には良かったように思います。ただボナのパーツは引き物のパイプを穴に差し込むだけなので、穴の精度が十分高くないとライトの周りに隙間が残ります。そこで隙間にはプラ用サフェを流し、仕上げることにします。
一方、正面窓のHゴムは同じくボナの上越形Hゴムパーツを使用しました。パーツに添付の説明書に従って、窓の周りをヤスリで少しずつ広げて、ちょうどパーツがはまり込むように仕上げました。
このHゴムパーツは、アクリルの削りだしになっており、Hゴム内側の窓の部分は変形防止のため薄く残っています。ここは完成後に抜いて、ガラスパーツをはめ込みます。

ちなみに今回の上越形(中央)を、オリジナルの大窓(右側)、小窓(左側)と並べてみました。
Hゴム窓ではゴム縁の部分も広げるためか、上下が狭くなっているのに加え、小窓に比べても左右が広くなっています。こうやって並べると、窓下のラインが少しずれて乱れているのが良くわかりますので、もう少し整えてやります。
交換した新型テールライトも左右のオリジナルに比べ、少し小さくスマートになっています。
また正面のステップと標識灯掛けも、ボナのパーツに付属のものに交換するので、削り落としてあります。
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