EF58 45製作記

 青大将の牽引機として、鋳鋼製先台車を持ち、つらら切りのついたEF58 45機の製作にかかりました。

 こちらも以前からストックしてあったKATOのEF58とBONA FIDE PRODUCTSのパーツなどを用いて加工していきます。

青大将製作記 (1)(2)(3)(4)(5)(6)、 EF58 45製作記


車体

 まずはめ込み式になっているナンバーおよびメーカーズプレートを埋めて、平坦にするところから工作開始します。

 埋めたところを削って、プラサフェを塗っては削りを数回繰り返して、埋めた部分や車体のパーティングラインなどを平坦に仕上げたところです。

 正面の窓の上もつらら切りにするので、水切りは削り落としています。

 また正面の窓下の手すりも埋め、前面踏み板のモールドも合わせて削り落として、平坦にしました。

 これで車体のベースはできましたので、続いて手すり、つらら切りなどの仕上げにかかります。

2008.2.2

 車体にはプラ用サフェを吹き、埋めたところなどがきれいに仕上がっているのを確認の上、手すりなどの取付に進みました。

 屋根上の吊り上げフック、手すりはモールドを削り落とし、Φ0.4の真鍮線で作り直してみました。

 前面のつらら切りはBona Fideの東海型つらら切りのパーツをそのまま使用しました。

 エッチングパーツを切り出して付属の治具で曲げ、所定の位置に瞬間接着剤で固定しました。

先台車

 先台車もボナの鋳鋼製先台車を使用します。

 まず先台車を下回りから外す必要がありますが、しっかりはめ込まれているので、壊さないように外すのに少し注意が必要です。

 外した先台車は説明書に従って、写真の下のように軸箱の外側と中央の上側を切り取り、ヤスリで整えます。

 先台車の側枠はこのようなロストパーツです。

 これが先ほど切り取った先台車に写真のようにはめ込めるよう、先台車の切り取った部分をヤスリで仕上げました。

 先台車に付ける排障器もエッチング抜きのパーツで入っていますので、説明書通りに切り取り、折り曲げて、ハンダ付けで台車側枠に付けました。

 排障器を取り付けた先台車側枠は、ガンブラックで黒染めした上で、先台車に接着剤で付けました。接着剤には、ABS樹脂やポリプロピレンも接着できるというボンドGPクリヤーを使用しました。

 ただし、この状態で下回りと合わせてみると、せっかく付けた排障器がステップと干渉してしまいます。排障器を外してしまえば簡単に解決なのですが、せっかくのパーツなので何か逃げる方法を考えようと思います。

2008.2.15

 排障器は幸いにしてキットにもう一組予備がありましたので、それを使って作り直しました。結局、真鍮帯材を使って、コの字型に逆向きにハンダ付けして先端の支持枠とし、干渉していたオリジナルの洋白部をヤスリで削り落としました。

 先に台車枠に付けた排障器の先端部だけをニッパーで切り落とし、残った部分をヤスリで磨き、新たに作った排障器をそこにハンダ付けし先台車に取り付けました。

 作製した先台車を、黒く塗装して車輪もはめたところです。これでステップと干渉することはなくなりました。ただし取付時に少しへまをして、一つはずれてしまいました(;;)。さすがにもう予備もないので泣く泣くそのままです。

昇降手すり

 乗務員の昇降手すりも真鍮線で作り替えました。写真のように木の板(床板)に所定の寸法で空けた穴に取り付け用の割ピンを差し込んで間隔を決め、真鍮線と割ピンをハンダ付けします。そして下端を曲げて、ハンダ付けしたところをヤスリで成形してやれば、比較的容易に同じ寸法で必要数量産できます。

塗装

 一通り手すりなどもできたところで、いよいよ塗装に進みます。車体には真鍮線で作り直した手すりなどもありますので、全体にグンゼのメタルプライマーを吹き、緑の発色を良くするためプラ用のサフェを吹きました。また昇降手すりと避雷器および車体中央のモニタは、車体とは別に段ボールにはめてサフェを吹きました。

 車体の淡緑色は日光モデルの調色カラーをそのまま用いました。青大将の緑はなかなか微妙な色合いで、昼間太陽光の下で見るのと夜蛍光灯の下で見るのでも少し色合いが違って見えます。

 段ボールにはめた手すりも別途同様に吹きました。避雷器と中央のモニタ屋根は、最後の数回を車体に取付手ふき、色合いが揃うようにしましたが、手すりは黄色をマスクするのにじゃまになるので、あとで取り付けます。

 淡緑色をマスクして、車体裾の黄色を吹いたところです。これも日光モデルの黄色1号を使用しました。

2008.3.29

仕上げ

 塗装した車体に乗務員扉横の手すりを取付け、型式番号やメーカーズプレートを取り付けました。

 手すり周りはこのような感じで、別途塗装した手すりをはめ込み、裏から瞬間接着剤で固定しました。

 先頭部の形式は、エンドウの機関車用のメタルインレタを使用しました。乗りの悪いところもありましたが、そこは丁寧にピンセットで位置を整えた上、少量のシンナーで固定してあります。

 側面のナンバープレートとメーカーズプレートは共にボナのもので、無塗装でしたので淡緑色を吹き、浮き出し部を#1500の耐水ペーパーで磨きだした上、ゴム系接着剤で所定の位置に取り付けました。

 これらナンバーなどを取り付けた後、全体の艶を揃え、メタルインレタを固着するために半艶のトップコート吹き付けました。

2008.4.5

 ヘッドマーク取付のため、前頭部の裏側にマグネットを取り付けました。

 マグネットは東急ハンズで入手した小さな希土類磁石で、テールライトの高さよりも少し上の位置にゴム系接着剤と瞬間接着剤の併用で固定しました。

 マグネットを取り付けた部分の当たりを避けるため、前面窓の相当部分を糸鋸で切り取ります。写真の右がオリジナル、左が切り取ったところになります。

 窓ガラスをはめ込んだところです。

 他にも運転席のユニットも少し磁石と干渉しますので、当たる部分を少しやすって当たりを取りました。

完成

 先頭部のひげをシルバーに筆塗りした後、車体に窓や運転席のユニット等をはめ込み、パンタと碍子を付ければ上回りは完成です。今回、パンタグラフも灰色に塗ってみました。

 組み上げた車体に下回りを取付、握り棒とエアホースを前梁に取り付ければ青大将牽引機の完成です。

2008.5.3


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