D50再生 (3)

 ボイラー周りのパイピングは進めながら、テンダーも簡単にディテールアップします。


D50再生 Top (1) (2)、 (3)

テンダー

 最初は増炭板を取り付けるだけで済まそうかとも思っていたテンダーですが、写真を見ているとはしごの取り付けや、標識灯の埋め込みなどもされていますので、塗装を剥がしてこれらの工作を進めることにしました。

 テンダーもマッハの塗料剥離剤を使って、塗料を剥がしました。

 右は塗装を剥がしたところ、左ははしご、手すりと埋め込み型の標識灯および後部ライトを付けたところです。

 はしごはエコーの客車用はしごを元にして、横桟の間隔を半分にしてあります。はしごの横桟はまだ取り付けた際の長いままですが、後でヤスリ落とします。

 九州型の特徴でもある増炭板は鈴木工房のパーツを取り付けました。

 実際に合わせてみると、パーツと宮沢のテンダーの幅が少し異なり、テンダーの方が少し広かったので、隙間には帯財を挟んで埋めてあります。

 また前部の運転台側はテンダーの曲げ角度が左右で異なって非対称になっていましたが、これを直すにはテンダーを完全にばらさないといけないので、今回はずれがなるべく目立たないように増炭板を付けてあります。

 はしごの両端にはみ出していた横桟を削り落としたところです。

 また上から2番目の写真と見比べるとわかるのですが、後部ライトの取り付け台に珊瑚のパーツを使用したものの、大型ヘッドライト用で長さが少し長かったので、この写真の時には短く詰めて付け直しています。

 とりあえずテンダーについては、このくらいの加工にしておこうかと思います。

2009.4.4

ディテール仕上げ

 今回予定しているディテールUPも最終段階に入ります。

 最後の方に残していた、発電機を取り付けました。

 ウィストジャパンの発電機を用いましたが、ボイラーの横に付ける台がありませんでしたので、t0.3の真鍮板から切り出して曲げたものを台とし、ボイラーにイモ付けしています。その際、安全弁が鏝を当てるのに少し邪魔になりましたので、いったん外しています。

 ATS発電機もウィストのものを用い、写真を見ながら適当な位置に穴を開けて付けています。

 それぞれキャブの上までの排気管を、真鍮線を写真を参考に適当に曲げて付けてあります。

 またボイラーの上の元々の発電機が付いていた辺りに、補強のような出っ張りがありますので、こちらもt0.5の真鍮板から切り出して曲げたものを付けてあります。

 機関助士側の下に二子三方弁を付け、給水ポンプへの配管も写真を参考にそれっぽく通してあります。

 弁室の点検蓋のところは、ニワのD50用のパーツがあることを見つけましたので、それを使用したものに交換してあります。下の蓋は、手元にあったt1.0の銅板からそれらしい寸法に切り出したものを使用しました。

デフレクター

 門デフは珊瑚のD50,D60用のエッチング板を用いました。

 デフの上部の曲げはあらかじめ曲げ済みだったため、エッチングの枠に沿って切り出すだけですので、気分的には楽に工作に入れました。

 左右それぞれ切り出して、ヤスリ仕上げまで済ませたところです。

 デフの足は0.6mmの真鍮角線を曲げて、裏側に半田付けしています。

 上部のステーは1.3x0.2の帯材を用い、まずはまっすぐのまま長めに半田付けしました。その後、現物あわせで曲げて長さを調整してボイラーに半田付けします。

 上部のステーを曲げて、ランボードとボイラーに半田付けしたところです。

 先の写真ではシリンダーのとの間に隙間がありますが、その部分はt0.3の真鍮板から切り出した補強を半田付けしました。ここは2mm幅の帯材を使えば楽だったのですが、手持ちになかったので真鍮板から切り出しました。

 デフの取り付けに当たっては、左右の対称性と垂直性に注意しましたが、何とかそれなりに見られるようには付けられたと思っています。

 ハンドレールも元々付いていたものは、いろいろ配管の加工をしている最中に曲げてしまったりしてヘロヘロになっていたので、いったん取り外してデフの加工が終わったところで、改めて0.5mmφの真鍮線を取り付けました。

 九州型の特徴の一つであるリンゲルマン濃度計もデフのステーの上に半田付けしました。実際には、この位置に付ける際には足が一本のようですが、取り付けの強度を稼ぐ意味もあり、パーツの足を短くカットしただけでそのまま使用しました。

2009.4.11

 最後に珊瑚のエアホースを付け、とりあえずの加工は終了としました。

塗装&組み立て

 車体とテンダーは、液体クレンザーなどで汚れを洗浄の後、マッハのブラスクリーンに付けて酸洗いの代わりとしました。その後は流水で良く洗浄し、ドライヤーで乾かして塗装を行います。

 洗浄した車体などに、マッハのシールプライマーを吹いた後、GMの床下用黒をエアブラシで吹きました。塗料は薄めに調整し、デフの裏の部分など塗料の回り込みにくいところを重点的に、何度も薄く塗り重ねていきました。

 写真は黒の塗装を終了したところです。

 まだキャブの窓なども入れていませんが、とりあえず足回りと上周りを組み、ナンバーなどを入れてみました。

 ナンバープレートは"だるまや"のものから、適当に選んでゴム系接着剤で付けてあります。

 ヘッドライトはLED点灯できるように配線したLEDを組み込んだ上で、レンズを木工ボンドで固定してあります。また標識灯のレンズも木工ボンドで止めています。

 リンゲルマン濃度計も4色塗り分けには出来ていませんが、それらしく塗りました。

 全体はこのような感じで組み上がりました。

 この状態で花月園の運転会に持って行き、試運転をして問題なく走ることは確認しました。

 あとテンダーに石炭を積んだり、キャブに窓セルを入れる、足回りの塗装などの作業は残っていますが、とりあえずこれでD60の工作は一段落です。

2009.4.21

つづく


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