サロ481-500(だんらん)小加工

 TOMIXのサシ481を加工した、サロ481-500番台「だんらん」で、食堂車廃止の後の雷鳥に組み込まれていた、定期列車に組み込まれた唯一のお座敷車になります。

 なおこの加工自体は2009年春の花月園運転会に合わせて行ったものです。


車体

 加工自体は、車端の丸窓と、調理室の小窓を一つ埋めて、残りの2つは下に広げて他の客室と同じ高さにします。

 更に妻板のテールライトは削り落とし、穴も埋めます。

 また通路側の側面のルーバーも埋めて、フラットにしておきます。

 これらを平坦に仕上げられたら、車体の加工は終了です。

屋根

 屋根板は回送用のヘッドライトと調理室上の排気装置を撤去します。

 写真は加工終了して、銀色を吹いたところですが、加工前の写真を撮っていないので違いがわかりにくいですね。

塗装

 クリーム色を塗ったところです。

 調理室側の搬入扉の横に新たにルーバーが設置されていますので、穴を開け、φ0.7mmの真鍮線を並べて簡単に表現してあります。

 また妻板の手すりは、テールライトの部分を仕上げた際に削ってしまったため、新たにφ0.3mmの洋白線で作り直しました。

 続いて赤色を塗ったところです。ちなみに今回の塗料はGMの缶スプレーを使用しています。

 少し見にくいですが、だんらんの特徴であった金色の帯を入れました。これはエアブラシで金色を吹いただけです。

組み立て

 塗装の終わった車体をとりあえず組んでみました。

 この車輌の特徴でもあるお座敷部の障子は、プリンタで格子を印刷した紙を裏から貼り付けてあります。また一部は障子を開けた状態にしてあります。

 まだお座敷部の内装については表現できていませんが、いずれ内装についても簡単に入れる予定です。

内装

 お座敷部の内装を簡単に作ってみました。

 資料が十分になく細かいところが良くわからなかったのですが、数枚の写真から推定してみました。

 まず座卓はt0.5の車体方眼紙で簡単に作っています。

 それらしい寸法に切り出した長方形の紙に、写真下のように同じ紙から切り出した帯板をH型に貼り付けました。

 それらをウッドブラウンに筆塗りして座卓は完成です。

 座椅子はもっと簡単で、工作用方眼紙から切り出した帯をL型に曲げたものを青く塗っただけです。。

 曲げたところは、時間が経つとまっすぐに戻ろうとするので、瞬間接着剤をしみ込ませて固めています。

 各テーブル間の仕切りもt0.5の車体方眼紙から簡単に作りました。

 実車の写真から、上部に白い半透明な(?)部分があるように見えましたので、その位置にマスキングテープを細く切って張ります。

 それにウッドブラウンを筆塗りし、乾燥後にテープを剥がせば仕切りも完成です。

 最後が、通路とお座敷部の仕切りです。

 実車の写真からは、お座敷部から両側の車窓が見られるように(?)、柱はあるものの上と下の方しか壁がないようです。

 そこで写真のように柱の骨になる部分を切り出し、茶色に塗りました。

 その上で、上部には全体に天プラの敷き紙をお座敷側から貼り付け、下部の壁のある部分は、t0.3の車体方眼紙をはめ込んで木工ボンドで固定しました。

 作製した各パーツを車内に取り付けていきます。

 車内の仕切りなどは、車内の見取り図を参考にして、車体方眼紙などからそれらしく切ったものを付けています。

 またお座敷部は檜棒でかさ上げした上にプラ板を貼り付け、仕切り部も含めてクリームに塗ってあります。

 このお座敷部に、座椅子と座卓を取り付け、その間に仕切り板も張り付けました。これらの固定には全て木工ボンドを使用しました。

 なお各ブース間の仕切りは、単に木工ボンドの芋付けで固定してあるだけなので、ちょっと力を加えるとすぐに外れてしまいます。

 座卓と椅子は簡単に作った割には、それっぽくなったかなと思っています。

 続いて、通路との間の仕切りを、こちらはゴム系接着剤で固定して、内装はできあがりとします。

 車体をかぶせて室内灯を点け、中をのぞいてみます。

 お座敷側からは、窓に障子を表現しているため、数カ所からしか中の様子はわかりません。

 通路側からは、中の様子がある程度うかがえます。

 木の柱からなる仕切りを通してお座敷部も見られ、それっぽく出来たのではないかと思います。

 これで"だんらん"の工作も、一通り完了です。

2010.1.29


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