特急かもめ製作記 (7)

 製作開始から1年以上掛かった「かもめ」も、ようやく完成です。

かもめ製作記 (1)(2)(3)(4)(5)(6)、(7)


幌取り付け

 車体に幌を取り付けました。

 ペーパー車の方はエコーの客車用を、プラのスロ54の方はキットに入っていたものをそれぞれ使用し、缶スプレーで黒く塗ってから、クリアボンドで取り付けました。

2009.12.4

連結器周り

 最後の連結器周りの加工です。

 プラのスロ54はもともとベーカーカプラーを取り付けるようになっていたためか、写真上のようにカプラー台がかなり厚くなっていて、このままではカプラーの位置が下がりすぎます。そこで下のように、厚みを少し削りました。

 これでKadeeでもKATOカプラーでもだいたい良い高さになりましたが、取り付けネジの位置が後ろの方にあります。KATOカプラーで試したところ、連結間隔が少し短くなりますがR600でも問題はなさそうです。ただ結構ぎりぎりなのでKadeeのNo16をつけようかと思います。

 スロ50の方は床板が上の方なので、写真のようにt1.2のプラ板2枚分をスペーサとしてKadeeのNo6を取り付けます。

 また端梁もt0.5のペーパーから、それらしく切り出したものを付けています。

 スロ50のデッキのない側です。

 マシ49にもKadeeのNo6を車体端部の補強に取り付けてみました。

 マシ49を挟んで、TOMIXのナハ10とスロ50をつないで、カプラーの高さを確認してみたところです。マシ49のカプラーが少し高めなので、1mmほどスペーサを入れて、高さを下げることにします。

2009.12.12

 オハニ36の連結器周りの工作を行いました。

 いつもは端梁周りは簡単にしか作っていないのですが、オハニ36の荷物室側はかもめの最後尾にもなるので、少しだけ少しだけ細かく作ってみました。

 カプラー受けはエコーのパーツを使用し、端梁は写真を参考にペーパーからそれらしく切り出し、車体に接着しました。ジャンパー栓受けや連結器の開放てこなどは、エコーのパーツをそれらしく付けています。

 オハニ36の客室側の端梁もペーパーでそれらしく作って車体に付けています。

 カプラー受けなど金属部品はゴム系接着剤、端梁は木工ボンドで位置を決めた後、共に裏からエポキシ接着剤でしっかり固めました。

 接着剤が固まった後、端梁などをつや消し黒のエナメル塗料を筆塗りしました。

 このあとエアホースを取り付けて連結器周りも完成とします。

2010.1.9

 黒染めしたエアーホースをエポキシで取り付け、つや消し黒のエナメル塗料を筆塗りして仕上げました。

テールライト

 オハニ36の荷物室側のテールライトをLEDで点灯するようにします。

 まずは荷物室側のテールライトの裏にLEDをはめ込むケースを取り付けました。

 ケースはプラのパイプを使用し、光が漏れるのを抑えるため、外側にアルミテープを貼り付けています。

 これを車体下側の補強角材をよけるように掻き取り、ゴム系接着剤で固定します。

 今回テールライトには赤色LEDを使用し、ちらつき防止のため1000μFのコンデンサを並列に入れた、上図のような回路にしてみました。

 これで急に電源を切っても、1秒足らずでゆっくり暗くなりますので、実際の走行時のちらつき防止には十分だと思います。

 実際の配線は写真のようなもので、車体の上下の配線はICソケットを使用して着脱できるようにしています。

 ただこの配線、我ながら実にごちゃごちゃして見苦しいですね。このあたり、もっとスマートにまとめられるようにしたいところです。

 実際に車体に組み込んで点灯させたところです。

 LEDの後ろから光が少し漏れていますが、雰囲気としてはまずまずかと思っています。

2010.1.17

マシの内装

 かもめ編成も最後のマシ49の内装の工事に掛かります。

 今回のマシの椅子、机は、以前作ったマシ35のときに使ったアダチのパーツの構造を参考にして、紙で作ってみました。

 写真の手前が4人掛け、奥が2人掛け用のテーブルで、車体方眼紙を切って折り曲げて作りました。

 机の下の角が掻き取ってあるのは、車体下部の角材の補強を逃げるためです。ここの部分は、とりあえず逃げるようにしただけで、折り曲げの誤差などは全てここに集めてますので、あまり自慢げに見せられるものではありません。

 とりあえずこのように曲げ、曲げた部分には瞬間接着剤をしみ込ませて強度も持たせています。

 その後、足の部分などは水性のウッドブラウンを筆塗りしました。

 先の写真で、テーブル正面を塗っていなかったのは、この写真のようにテーブルクロスを掛けるので隠れてしまうためです。

 このテーブルクロスもマシ35のときと同様、天プラ敷き紙をテーブルよりも一回り大きく切って、上面に両面テープで貼り付けた後、周囲を曲げて適当にそれらしく仕上げます。

 椅子も机と同様に、車体方眼紙をそれらしく曲げて作りました。

 右が4人掛けテーブル用、左が2人掛けテーブル用です。

 これらも曲げたところに瞬間接着剤をしみ込ませて固めた後、スカイブルーをスプレーで拭いて仕上げました。

 さて最後はこれらの机と椅子を室内に固定すれば完成です。

2010.1.23

 前回の更新でつくった机・椅子を、ベースとなる板に取り付けました。

 接着にはゴム系接着剤を使用しています。

 後は車体に取り付ければよいのですが、良く車体を確認すると横方向の補強が入っていて、これをそのまま使えるのは2箇所しかありません。

 マシ35のときと同様、少し修正すれば使えるつもりで作ったのですが、実際にはなかなかうまくいきません。結局は作り直した方が早いという結論になりました。(;;)

 作り直す分については、更に構造を簡単化して、下部の補強の上に完全に乗るようなものにします。

 実際に作ったのが写真のようなものです。

 ベースの板にコの字型に曲げたテーブル部を取り付けたもので、このベースに椅子も取り付けます。

 写真ではベースなどを艶消しの黒で塗っています。

 この机にも、テーブルクロスを同じように表現します。

 で、これに椅子も接着してようやく、内装のユニットが完成です。

 椅子は先に作ったものを利用し、足の長さを短くして取り付けました。

2010.1.29

 作った椅子とテーブルのユニットを、ゴム系接着剤で室内に取り付けました。

 付けたところを,外から眺めてみました。ちょっとテーブルの取り付け位置が高すぎたような気もしますが、まあ良しとします。

 一部、塗装が剥がれかけているところもありますので、筆塗りで補修することにします。

完成

 編成を並べてみます。

オハニ36

スロ50

スロ54

スロ54

マシ49

ナハ11

ナハ11

ナハ11

ナハフ11

 何はともあれ、これでかもめ編成も一応の完成とします。

2010.2.6

つづく


前に戻る 次に進む
Homeへ